叙勲特別措置
手野グループでは、国からの栄典として、勲章の推薦を実施している。
おおよそ70歳以上の元手野グループの社員であるものが対象だ。
手野グループはその巨大さゆえに、手野グループの社員を対象とする叙勲については特別措置が取られている。
それが、推薦後に、実際に叙勲が決定された後、伝達する際の特別措置だ。
内閣府から毎回、元社員あるいは社員に叙勲が決定したことが通知される。
通知先は、手野グループ全体の持株会社である手野産業宛だ。
手野産業がその通知を受け取ると、各中間持株会社へそれぞれの社へと通知を転送し、さらに各中間持株会社がそれぞれの会社へと通知を送付する。
例外は手野武装警備宛の叙勲で、この会社宛については、手野産業が直接通知を会社へと送付する。
この通知の後、宮中において伝達式あるいは親授式が行われる旧勲二等以上の、つまり重光章以上の勲章については、宮中において各儀式が行われる。
旧勲三等以下、つまり中綬章以下の勲章については、手野グループが各人ごとに叙勲の伝達を行う。
推薦についても、手野グループ各社が各個に推薦を行うのではなく、手野グループ社員および元社員については、原則として手野産業が取りまとめを行って推薦を行うことになっている。
手野産業は、推薦の原則に基づいて、70歳を超え、あるいは適切な職に就く者を勲章の叙勲にふさわしいものとして内閣府に推薦することとなっている。