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第一章5-7 王都が見えて ◆

5-7の間に5-4、5-5、5-6、と挟ませていただきました。


――――キルア――――



街もの門を潜り、また麦畑が広がる道へと出た。



荷馬車の手綱は、今はナターシャの仕事なので我は暇だ。


何か話して時間を潰すか。



「ユリア、次はどこに着くんだ?」


「はい。次はいよいよ、王都でございます。この道をまっすぐ行けば、3日もかからずに到着しますよ」


「そうか、もう王都か・・・」


「そうですね。意外と順調に進んだので早かったですね」



ユリアは、道の先を嬉しげに見つめた。


もうすぐ、王都に着くのか本当に嬉しそうだった。



「まあ、着くまでは安心できないんですけどね」



ユリアは、ナターシャをなぜか見てそう言った。


まだ、ナターシャを信用していないようだな。




街を出発して、馬車は、ゆっくりと進んでいく。


これまでのように、全速力で走らせれば2日ほどで王都に着くのだが、馬もこの一ヶ月近い旅で疲れていたので、これ以上の無理はさせれない。


もう、王都は目の前だしゆっくりと進む。


荷馬車のゆっくりと静かな振動が再び眠気を誘う。


眠ることにするか。




昼間は、ナターシャが荷馬車の操縦を、夜間は、ユリアが不寝番を、我は仕事が無くなり、ひたすら眠ることになった。


そうして、あっという間に三日が過ぎ、王都がはっきり目で見えるまでに近づいた。


王都は、すごく大きかった・・・。


王都は、今までの街が小さく見えるほど、大きかった。


白くて、高い外壁で全体を覆われ、雄大で堂々としていた。


話には聞いていたが、人間がここまで巨大な街を造れるとは、思いもしなかった。




これから、我が向う王都。


その主である人間の王に会ってみたいと興味が湧いた。


人間の王。どんな人間なのだろう?


不安でもあるが、それ以上に心には期待があった。


第一章までなんとか書けたれたので、今まで返事をしていなかった分の返信を終わらせてからまた感想を受け取るように設定しなおします。


ほんとうに申し訳ありませんでしたm(- -)m


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