百伍拾玖.登場人物紹介
登場人物が増えてきたので一度整理をしてみます。
<かぐや姫と暮らす人(?)>
◇俺=かぐや姫=竹姫=竹仁
高校2年生の男子だったが、天照によって平安時代に転生させられかぐや姫となる。幼名を竹姫。男装したときは竹仁と名乗っている。天照によって全ステータスをMAXにされ、さらに魔法も使えるようになった。
◇雪
かぐや姫の女房=侍女であり、将来を誓い合った(?)関係。父が昇進して従五位下になったため貴族の仲間入りを果たした。
◇墨
かぐや姫の使い魔の猫幼女。ただし、幼女なのは外見だけで中身は成猫。もとは普通の黒猫で、三羽烏と同時に使い魔になった。
◇三羽烏
かぐや姫の使い魔のカラス3羽。魔法具「八咫烏の羽」を作るときについでに使い魔になった。
◇爺
かぐや姫の育ての親。竹の中にいたかぐや姫を拾って以来、竹の中から黄金をざくざく発見して大金持ちになり、さらに地下人から急激に昇進して現在従四位。
◇婆
かぐや姫の育ての親。
<神さま>
◇天照
かぐや姫を転生させた張本人。三貴子であり最高神であり天皇家の祖先神でもある女神。太陽神なので昼は太陽としてお勤めしていて、かぐや姫には夜に会いに来る。
◇月☆読
三貴子の1人であり、天照の弟。重度のシスコン。月の神なので月が出ている間は月としてお勤めしている。夜の神として天照の力を抑える役目も持つ。
◇天児屋
藤原氏の祖先神で、奈良の春日神社の主神の1人。かぐや姫の使い魔となる。実年齢はともかく、容姿は10歳くらいの少年。精神年齢は……。おっぱいのない生き物に興味はない。
◇武甕槌
藤原氏の氏神で、春日神社の主神の1人。春日神社での政務を一手に取り仕切っている。エリートっぽい容姿と態度。
◇大国主
葦原中国の国づくりを完成させた神で、出雲の杵築大社の主神。萌豚でロリコンだけどリア充。天照と共謀して時間転移魔法を完成させた。
◇すせり姫
大国主の妻でスサノオの娘。計算されたボケ。そして、腐。身内を主人公にした薄くないBL本を描いていて、天照はその熱狂的なファン。
◇スサノオ
三貴子の末子で、天照と月☆読の弟。ムキムキ筋肉で超強面のマッチョ。根の国在住。妻の櫛名田姫は葦原中国に戻り、現在独り身。
<やんごとなき人>
◇中納言
石上殿。課題は燕の子安貝。物腰柔らか。かぐや姫とは何かと縁があり、竹仁に特別な庇護を与えている。
◇関白
車持殿。課題は蓬莱の玉の枝。貴族然とした態度にかぐや姫は苦手意識を持っている。
◇親王
石作殿。課題は仏の御石の鉢。高慢かつ浅慮で、課題の返事の際に身分を笠に着た態度に出たため式神を怒らせた。
◇大納言
大伴殿。課題は龍の頸の玉。
◇右大臣
阿部殿。課題は火鼠の裘。
◇帝
未登場。
◇中宮
未登場。帝の正妻で中納言の妹。