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これは氷の王の妃が永眠したあとの記録です

 ゴーリシア王国を守る術師のひとりであるイーリス(15)は、初恋の相手に『本当に無理だから諦めてほしい』と振られてしまい、ショックのあまり、彼女の世界は色を失った。
 どんより朝か夜かもわからない世界の中で、違和感を感じつつも彼女は自身が少しずつ深い闇の中へ沈んでいくのを感じた。

 ある日の目覚めた朝の出来事。
 見たこともない豪勢な一室のベットに横たわっていたイーリスは、『よかった……』と自身の手を握り喜ぶ驚くほど整った顔の少年と、涙を流す大勢の女性たちに囲まれていた。
『母上、ようやく目覚めましたね』と笑う少年はイーリスを母と呼び、イーリスはずっと眠り続けていたのだという。
 戸惑うイーリスはまわりの侍女と名乗る女性たちから自身は『氷の王』の妃であるということを知らされる。
プロローグ
2025/09/10 00:00
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