2つのブルーバード
きょうも莉寧にとって最悪な日だった。
なぜなら最近親友の美菜が私のことを避けている気がするからだ。
今日はこのあと、それをもう1人の親友、華澄にカフェで相談してみる事にした。
「ねえ華澄、私何か美菜に悪いことしちゃったかな?」
と私が言った後、華澄は少し考えてから
「私にはわからないわ、でも美菜は莉寧を避けてるよね。
何か思いついたら私に言って」
「うんありがとう」
それからは私達はケーキを食べながら関係のない楽しい話をした。しばらく経って帰る時間になってしまったので、
「華澄、今日はありがとう」
帰ろうとした時、華澄が
「家に帰ったら考えるのやめなさいよ」
うんわかった。
そう告げて帰った。
華澄に言われた通り、今日はそのまま寝た。
次の日の朝どうしてもなんで美菜が怒っているかをずっと考えてしまった。
・・・あっ私はいつから美菜が怒ったかなんとなく思い出した。
すぐ華澄に言わなくちゃ
「華澄っ!その時の会話思い出した。」
ざっと振り向いて華澄が
「なに?!」
といった。
「私、美菜が翔愛ちゃんとあ友達になりたいなって言われた時に私はひたりは青い鳥だねって言った」
そうしたら華澄は
「それはだめ」
って言った。何がダメなのか1から教えてくれた。
その後美菜に
「美菜ごめん本当は美菜と翔愛ちゃんは仲良くなれそうって言いたかった。青い鳥が2種類あるなんて知らなかった。」
「ううん。私も悪かった。これからも仲良くしてね」
そうして私達はまた一歩しか付いたのでした。