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教団メディアセンター

教団メディアセンター。


教団の、広報と宣伝を担う大事な拠点。


最後の4つ目の修行場を破壊した直後に、この教団メディアセンターが姿を現した。


そこで、教団の大教祖、その妻、大幹部たちが、雁首(がんくび)そろえた。


6ステージに、大幹部は6人。それぞれ1人ずつ配備され、方面軍の指揮官となっている。


『教団壊滅クエスト』の世界は、6つのステージに分かれており、


『ヴァルハラ』


『エンタメランド』


『サラサーガ』


『サクスム』


『エルドビア』


『ニクスフィールド』


という名前がついている。


教団大幹部一覧


『ヴァルハラ』

カズフェル


『エンタメランド』

ハニエル


『サラサーガ』

ウリエル


『サクスム』

ガブリエル


『エルドビア』

ラファエル


『ニクスフィールド』

イェグディエル


大幹部たちは、それぞれキリスト教の大天使たちの名前を名乗っている。

大幹部たちだけは、専用の剣を持って戦うことが許されている。

さらに、専用のマントまで装備しているという。

さらにその上に、全軍を率いる枢機卿(すうききょう)がいる。


枢機卿(すうききょう) ミカエル


大教祖 ヨゼフ


そして、唯一絶対の神、エホバ、またの名を、ヤーウェとも。


まあ、こんなニセ教会なんか潰したところで、バチは当たらないと思っている。


エホバ教団の重要施設の一覧


『ヴァルハラ』


教団メディアセンター 教団の広告、宣伝、勧誘、布教の活動拠点


『エンタメランド』


合同結婚式の式場 信者同士を結婚させて新たな世代の信者を増やす目的で作られた。

2世信者と呼ばれる者たちは、こうして生まれた。主人公のネロたちも、そうして生まれた2世信者だったが、教団に反逆を企てた。


『サラサーガ』


ドレイの居住区 神の千年王国を建設するために働かせるドレイたちを住まわせる。

異教徒や、刑務所の受刑者、テロリストなどが、ドレイにされている。


『サクスム』


神の千年王国の実験場と呼ばれる


『エルドビア』


合同結婚式で結婚させる女性信者のための花嫁学校のようなところがある。


『ニクスフィールド』


寒冷地の教会 エホバ教団の支配地域の

最北端にあたり、これより北は寒すぎて、居住には向かないという。


これらの重要拠点を一つ一つ、潰していくことが、教団壊滅への道だ。


現在、神の名のもとに、千年王国を建設しようとしているという。

千年王国では、永遠の安らぎの生活が与えられるというのが、教団の新規信者を獲得するための、勧誘(かんゆう)のための(うた)い文句として使われてきた。

要するに、現実社会に馴染(なじ)めない、家にも学校にも居場所が無い、職場でも辛い思いばかり、教団にしか居場所が無いというような人たちの、その弱みにつけこんで、言葉巧みに勧誘して、新たな信者に仕立てあげる、という手口なのだ。


しかし、千年王国に入れるのは、教団のために多大なる貢献をし、教団の発展のために身を捧げ、発展に寄与した、一握りの、位の高い者たちだけ。

それこそ、大幹部たちが贅沢(ぜいたく)をするための、金集め集団。

自分たちさえ良ければ、末端の信者が苦しもうが、死のうがどうでもいい。

末端の信者は献金のための金を集めることと、千年王国の建設のための労働力として、奴隷のように働かされる。

あるいは、敵対勢力の討伐のための尖兵として、戦場に送られる。

俺らはもはや、その敵対勢力なのだ。

末端の信者を切り捨てることなど、何でもないこと。

ましてや、反逆を起こした、どこの馬の骨かもわからないような末端の信者の2世など、排除される。害虫みたいに駆除されるのだ。

俺らは、その駆除対象だ。


俺たちの親たちの献金は、全て、この千年王国の建設の費用、あるいは大教祖や枢機卿、その一族、大幹部たちの飲食代や贅沢のための費用に消えている。

だから、俺らは、こいつらを許さない。


手始めに、メディアセンターの壁に銃弾を撃ち込み、さらには、窓ガラスを壊して回る。ステンドグラスも壊して回る。


今さら、誰かの援助で人並みに地道に働いて、わずかな日銭を得たところで何になる。

恋愛も、趣味も、満足にできなかった。

残りの人生なんか、たかが知れている。

結局、行き着く先は、悪魔に魂を売り渡すか、あるいはもう、物質世界から完全に消え去り、初めから存在しなかったことになるかだ。

俺は、悪魔に魂を売る道を選んだ。


なーんてね。実はこれ、全てこのゲームのために用意したセリフです。役作りのために用意したセリフですので。


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