表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/43

サキュバスの思い

私は、夢魔サキュバス。


魔王とか、大幹部とかから比べたら、ほんとにしがない小悪魔の、夢魔サキュバス。


だけど、私たち夢魔は、異性を誘惑することにかけては、他のどの悪魔たちよりも長けていると思っているの。


初めてネロと会ったとき、どこか寂しげな目をしていた。

もしかして、本当は復讐とか、遊びたいとかじゃなくて、両親の愛情がもっと欲しかったんじゃないかって。

その機会すらも、教団は奪っていった。


だから、私はできる限り彼の助けになりたいと思ってね。


あのね、本当のことを言うと、教団への復讐とか、教団壊滅とか、どうでもよくて、どうでもいいってわけじゃないけど、

できれば、もっと気ままに、この先の人生(?)を生きていきたいなーって。


そうした思いを内に秘めながら、今日も私は、敵に対して悪魔の矢を放つ。


思春期に恋愛も満足にできなかったという彼の心の中は、教団への憎しみ、復讐心で満たされている。そうした感情を少しでも中和するために、私は私なりに戦いを続ける。


そういえば、魔帝サマエル様から、妙な物を渡されたの。なんか、赤い宝玉みたいな。


ネロ「これは?」

サマエル「お前に力を与えるものだ。

いざという時はこれを使って、私を召喚して戦わせるのだ。」

ネロ「召喚?サマエルを?」


そうこうしているうちに、町の建設も進んでいるようね。

道を敷くと、建物などを建てられる。何を建設するかは、彼が自分で決める。

すると、彼が決めた通りに、住民が建物を建ててくれるの。

パチンコ屋、ゲームセンター、それから、飲食店も建てられるようになったの。

飲食店でも、ラーメン屋、ファミレス、パン屋、ピザ屋、カレー店など、種類も選べるの。


そして、教団の施設は1ステージごとに4つずつある。6ステージだから、24施設ある。

いわゆる『修行場』と呼ばれる、礼拝堂もある施設。そこを破壊して、信者たちを洗脳から解放する。

ヴァルハラの教団施設は、4つのうちの、既に3つまで破壊した。残るは最後の1つ。


西側には川が流れ、橋を架けないとその先には進めない。橋を架けて先に進む。


その先に、4つ目の教団施設がある。いよいよ、最後の教団施設の破壊に取りかかる。


てか、教団潰す?町作る?どっち優先するの?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ