ニュートラル同盟
以前出会った、ケンタウロスの女の子、エルサに再び出会った。
エルサ「あれ?前にもどこかで会ったかな?あ、そうだ。エンタメランドのラーメン屋で会ったんだね。
あらためまして、エルサです。たしか、ネロさんだっけ?活躍のうわさは聞いてるわ。」
そこで、エホバ教団の更なる情報を聞いた。悪魔、魔物はもとより、人外や、亜人に対しても、弾圧を行っているらしい。
ネロ「エホバ教団は、人外とか、亜人とかの存在も認めないようだ。」
かく言う自分も、多くの敵を殺してきた。
だから、人の道を外れたという意味での人外だと、自分でも思っている。
ネロ「君も、もしかしてサマエル教団に入信するつもりなの?」
エルサ「待って!待って!私はどこにも所属していない。
それでね、エホバ、サマエル、どっちにも所属しない人たちを集めて、『ニュートラル同盟』を結成するってことになったの。」
ネロ「ニュートラル同盟?」
ニュートラルとは、中立という意味。つまり、対立する2つの勢力の、どちらにも所属しないという意味だ。
そして、ニュートラル同盟に入れば、ハーレムというところで楽しめるそうだ。
エルサ「えっ?ハーレムって知らなかったの?
もしかしてこれも、エホバ教団のせいね。
信者の子供世代が、いかに抑圧されてきたかということね。
でも、今からでも遅くない。今まで抑圧されてきた分、溜まりに溜まった欲望を一気に放出するのよ。
だけど、あんまり溜まりすぎて、一発くらいじゃ放出しきれるかしらね。」
ハーレムすら知らない、これも教団の教えのせい。
やつらは、弱い立場の者から、搾り取るだけ搾り取ってきた。
エルサ「ニュートラル同盟は、今はまだ参加人数も少ないけど、いずれは人数も増やしていくからね。
これからは、気ままに、楽しく過ごそうね。」
エルサは、ニュートラル同盟の一員。
しかし、一方でサキュバスは、熱狂的ともいえる、サマエルの信奉者。
リリムも、サキュバスの友達、仲良しグループをつくっている。
そして、JKゾンビも、その仲良しグループの一員だとか。いわゆる、女子高生のゾンビだとか。
本当に女子高生のゾンビなのか、あるいは女子高生がゾンビコスプレをしているだけなのかは知らんが。




