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忘れもの 君が描く1ページは




忘れもの






暗い部屋の隅っこで

そこに忘れた

君の欠片


宝物で溢れた

君の欠片


知らない内に

気付かないまま


ほろりと

溶け落ちてゆく


何日、何年 君は

いつになったら気付くのか

もう永遠に忘れ去られるのか


宝物で溢れた

君の欠片


まだきっと

ずっと


どこかで輝き続けている


その輝きが塵に帰る前に

迎えにきてね











君が描く1ページは





何もない真っ白の画用紙

君はそこに

1日を描く


時には彩り豊かな

虹の絵が


時には暗い

闇のような絵が


白紙を()に変える


物語がいつの日か

終わりを告げるまで


君は今日も

君の物語の1ページを描く


かけがえのない人生(とき)

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