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私たちが世界を変えちゃう7つの旅   作者: おふぁな
第一章 出会いと旅立ち?編
2/2

第1話 こんな出会いをするなんて思ってなかった

 今日も朝が来た。眩しいほどの陽射しが私に「おはよう」と挨拶をしてくる。私は何とかベッドから起き上がり着替えを済ませる。18歳の普通の少女には早起きは酷な物である。

「そろそろ仕事を探さないとね…」

私は数年前に父を無くし毎日何をするでもなく平凡に暮らし,たまに日銭を稼いで生活をしている。父の遺産の蓄えはあるがそれでも何十年と持つ物では無い。早く安定した仕事をしたいものだわ。

「あそうだ,おはよう父さん。」

私は父の形見のネックレスに挨拶をする。ネックレスからは何も返ってこない。

「ギルドに行くかな」

 ギルド 小さな島の小さな国の小さいな村に建つ小さなギルドそこでは主に仕事の斡旋が行われている。この小さな村ではほとんどの人が職に就いている。しかし私みたいな無職や旅の人が日銭を稼ぐ目的でクエストを受注する。成功すると依頼主から報酬が貰える。そのクエストの仲介所みたいな場所だ。

 村を歩きながら武器屋のおじちゃんに挨拶をし,果物屋から赤くてまん丸の果実をもらう。甘くておいしい。

そんなこんなでギルドに着いた私は受付嬢に声をかける。

「おはようあーさん 何か良いクエストあるかな?」

「おはようノアちゃん こんなのはいかがかしら?」

ぱっちりお目目の幼い顔立ち彼女が村で人気な理由も納得だ。しかし!彼女は!私が一桁の頃からその容姿も体型すらも変わらないのだ。それが村1番の謎を持つ女性年齢不詳本名を明かさないあーさんなのである。

「うーん 薬草採取,ペットの面倒見,カニを食べたい………カニ!?ここ内陸よ…」

「あら〜 実はカニさんは川にも住んでるのよ〜」

あんなデカい怪物が川に………ここから川が遠くて良かった。不吉な妄想ばかり織り込んでくる。

「そういえば…」

あーさんが突然口を開いた。

「最近白の国の軍隊が国境近くを移動してるって旅の人が言ってたわ。物騒ね〜。」

「白の軍隊?軍隊って黒の国が持ってるんじゃないの?」

私が住んでる灰の国は白の国と黒の国に囲まれている。

そして白と黒両国は度々戦争を起こしている。その武装中立地帯が私たちの暮らしているこの灰の国なのである。

「白の国は魔術を探してるって噂よ〜」

「魔術ね」

この小さな村には魔術という概念がほぼない。そのためみんな剣や槍を使った武術で戦う脳筋しかいないのである。

「私たちのところまで魔術が普及して欲しいわね〜

私も火とか出してみたいわ〜」

「料理にでも使うの?」

「それはヒ・ミ・ツ♡」

目が笑っていない。多分この人誰か燃やし尽くす気だ!怖い!

「初級の魔術じゃせめて食べ物を焼くのが限界よ〜」

私は心を見透かされたかの様になり少し驚いた。

「ところで話を戻すのだけど,黒白戦争が近々再開されるらしいのよ〜 怖い世の中ねー」

「今は大陸歴175年だから…第一次が300年くらい前で第二次が約100年前か……。」

 黒白戦争とは名前の通り黒の国と白の国が島の実権を握ろうと争った戦いである。その結果それぞれ約4割近くが死亡し,島も大荒れとなってしまった。第二次戦争の際には白と黒の一部中立民が完全中立を宣言し灰の国ができた。こうして黒と白は灰を挟んで睨み合っている状況が100年続いているのである。

「何とか戦争が起きずに終わって欲しいわね〜」

「私,国境沿い少し見てみるわ。」

「気をつけてねノアちゃん。」

「またね,あーさん。」


 そして私はギルドを出て国境沿いを目指して歩き始めた。路地裏を移動しながら確かこっちに曲がると近道になるはずと考え事をしながら進むといきなりドシン!!と衝撃が来た。

「イチャラぁ!?」

およそ乙女の物とは思えない叫び声をあげ私は倒れる。

「いてて……ごめんなさい。走ってたらぶつかっちゃった。キミは大丈夫?」

少女は私に手を差し出す。年齢は私より5つ下くらい銀に近い白髪をポニーテールにまためた可愛らしい少女だ。

「私こそごめんなさい。少し考え事をしていたの。」

「わたしこそ走っていたから,そうだ私は萌愛だよ!キミは何ていうの?」

「私はノア,あなた旅をしているの?ここら辺じゃ見ない顔だけど,まだ子供何だから危ないじゃない」

「よろしくねのあくん。わたし子供じゃないよ。もう16だよ。」

童顔ロリ体型だから見た目より下に見えるけど16というとこは一応成人しているらしい。

「何か失礼な事考えてないかな?」

バレてしまった。

「な,何でもないわ。それよりあなたそんな急いでどうしたの?」

「いや,急いでる訳じゃないよ…?」

「そう,それならちょうどお昼になるし謝罪の意味も兼ねて私の家でご飯でもいかがかしら?」

「うん!うれしい!私ここに来たばかりで何も知らないんだ!」

予定は狂ってしまったが,まぁ戦争なんてここ数日で起こる様な物じゃないでしょ。私は自分の心にそう良い聞かせて萌愛と名乗る少女と家路に着く。

この出会いが平凡な私の運命の天秤を傾けた事に私はまだ気付かなかった。


初めまして!小説を投稿しようという考えのもと自分の脳内世界を文字に起こすため活動を開始しました!拙い文章ですが良かったら読んで頂だけると嬉しいです。


ここで簡単に何となくの世界観を細くさせていただきます。この世界では現実世界と似た様な大陸の構成となっており,現状位置関係は明言しませんがヨーロッパ地方にある小さな島国のイメージです。

この世界では武術の他に魔術も入った世界です。早くバトルも書きたいですが,魔術はいつ出せるのでしょうか……

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