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第一日目 2節 銀狼と媛(アイミネア)(2)

 『宴』の舞台となるのは、ミンスター地区の集落の南に広がるなだらかな斜面である。

 真ん中に広々とした野原があり、それをぐるりと囲むように、五十年前に廃墟と化したかつての王宮、貴族の館などの残骸が、往時の栄光を偲ばせている。

 東軍が拠点としているのは、広場のちょうど真東にある、比較的以前の面影をとどめた廃墟のひとつだった。ミンスター地区は今現在、ガルシア国の支配下に置かれている。かつて王国だったころの壮麗な建物群が、未だに修復されずに廃墟のまま風雨にさらされているのは、万が一にも独立運動の恐れがあるなどと誤解されぬための方策だと以前聞いたことがあったが……それでも五十年前の戦争を擬した『宴』が、いくら対外的には単なる収穫祭という触れ込みになっているにしても、地区を挙げて毎年大々的に開かれているのだから――あたしたちも大概したたかな人々だわ、とアイミネアは毎年思うのだった。

 ともあれ、この廃墟は『宴』にはうってつけの舞台となる。

 アイミネアたち『媛隊』の面々が連行されていった建物には、屋根も壁もところどころ崩れているとはいえ、大部分はまだ残っていた。大理石で作られた柱、手の込んだ細やかな模様で縁取られた、美しい彫刻たち。大部分が壊されずに残っているということからも、五十年前にはそれほど重要視されていなかった建物だとわかる。しかしだからこそ、今のアイミネアの目には、往時の繁栄は、それはすばらしいものだったのだと思い起こさせる。もちろん、ガルシア国のような大国から見れば、取るに足らぬようなちっぽけな国だったに違いないのだけれど。

 今のアイミネアたちの境遇は、この建物たちがかつて見てきたような晴れやかな日々に比べれば、それはそれは惨めなものだ。重税に喘ぐ毎日。気候が良いからなんとか飢え死にせずに済むというような、過酷な生活。

 平和で美しく、のびやかな国だったと、昔語りは教えてくれる。辺境とは言え豊かな地下資源と温暖な気候に護られた、草原の宝玉と言われたほどの、小さいが誇り高い国だったのだと。その末裔たるあたしたちは、その王国を踏みにじった国に、今もなお占領され、重税を課され、生き延びるためにその憎い憎い敵にまで媚びねばならぬ地位に貶められているのだと。

 この『宴』には、ミンスターの人々の誇りがこめられている――

 それは昔語りで聞かされたことではなかったが、いつしか、アイミネアはそう信じるようになっていた。

 我々はあの戦いを忘れてはいない。我々のために戦ってくれた銀狼と乙女を忘れたりはしない。かつてガルシア国が、我々の美しき王国に何をしたのかを、絶対に忘れたりはしないのだ、と繰り返し誓う、毎年の、儀式。

 

 アイミネアが物思いにふけっているうちにも、一行は着実に進んでいた。

 今、彼らは大ホールの中の、螺旋形の階段を上がっているところだった。物思いにふけっている場合ではなかった、とアイミネアは心を引き締めた。ここを逃げ出すにはどうしたらいいか、ちゃんと見ておかなくては。

 この建物の中には、まず大ホールがある。これは三階までぶち抜きになっている。そして入り口側、つまり西側の壁は全面、明り取りのため硝子張りになっていた――はずだ。西側の壁はほとんど崩れてしまっているので、壁に少し残った硝子の破片からそう推測するしかない。そして北、南、東側の壁にはホールを囲む形にずらりと扉が並んでいる。あのおびただしい量の扉には、一つ一つ部屋がついている。なんてたくさんの部屋だろう、とアイミネアは思った。弟二人と相部屋に寝なければならないわが身を鑑みるに、こんな家に住んでいた昔の姫君は、いったいどういう生活をしていたのだろう?

 螺旋階段の一番上の踊り場までたどり着いた。先頭に立つ、青い鉢巻の兵士――それはギルファスの隣に住む、二十歳の頑強な青年だった――は振り返り、もう少しだから、と言った。

「三階の真ん中の部屋だよ。その辺崩れてるから、気をつけて」

 比較的被害の少ない建物とはいえ、最上階には損傷が目立った。この階にはこの館の持ち主である貴族が寝起きしていたのだから、当然と言えるだろう。かつてはこの壁を、数々の絵画や美しい装飾品が飾っていたのだろうと思われるのだが、今ではそれを掲げていたらしい鉤方の突起がいくつか残されるのみだ。

 一行が通されたのは、媛に遠慮したのか、通称『姫の間』と呼ばれる小ぢんまりした部屋だった。貴族の愛娘が使っていたと言われる、可憐な浮き彫りの多い部屋である。

 媛隊が全員中に入ったのを見届けると、彼女たちを囲んでいた五人の兵士は中に入ることなく、入り口で立ち止まった。皆礼儀正しく、そぶりも友好的だったが、捧げ持った棍棒は太く、重そうに見える。

 先ほど先頭に立っていた青年だけは中に一歩だけ入り、敬礼の身振りをして、丁寧な口調で言った。

「貴女がたはここにいる限り、我々の媛も同然として、鄭重に扱われることを保障します。部屋の前に兵士は置かせていただくが、それは貴女がたの身を護るためなのでご承知いただきたい」

 そして、ニヤリとする。

「それにしても西軍も、そうそうたる顔ぶれを揃えたものだね。君たちが大人しくしていてくれることを祈るよ。無理だろうけれど」

「それはどうも」

 媛隊の中で一番年上の、ルーカが、済ました顔で答えた。

「あなた方の手を煩わせぬよう、気をつけることにします。わたしたちのことはどうかお構いなく」

 青年は明るく笑った。

「そうはいかないけどね。――それじゃごゆっくり」

 最後にもう一度敬礼すると、青年は扉を閉めた。

 ばたん、と響いた音は物々しく、この『宴』に当たって新たにしっかりした扉が付け替えられたことを思わせた。それは厚く、隙間なくぴったりとしまり、ためしにアイミネアは手を伸ばして押してみたのだが、びくとも揺らがない。

「さて――と」

 口を開いたのは、やはりルーカだった。彼女は長いやわらかそうな髪をポニーテイルにした、快活な少女である。前述の通り、この『媛隊』で一番の年長者で、普段の押しの強い言動も手伝って、自然に自分がリーダーシップをとるのだと決めてかかっているようだった。

 アイミネアは正直に言って、ルーカをそれほど好いてはいなかった。できるなら、あまり近づきたくはないと今まで思っていた。彼女は気分屋で、自分の思い通りにならないとかんしゃくを起こすという、厄介な性癖を持っている。もちろん、いつも一緒にいる友達のように良く知っているわけではないから、それは正当な評価とは言えなかったけれど。

「それじゃ、どうしましょうか、媛さま?」

 それは居丈高な言い方だった。そのたった一言で、ルーカがシャティアーナのことをあまり気に入ってはいないということがわかる。もちろんルーカにとっては、十七歳の自分を差し置いて、三つも年下のシャティアーナが媛の位を手にしたことはとても忌々しいことだろうということは、想像できた。けど今はそんなことを表に出している場合ではないのに……

 しかしシャティアーナは、いつもの端正なたたずまいのままで、しかしきっぱりと、ルーカを見た。

「先日話し合ったとおりに。あたしはここに長居をする気はありません」

「知ってるわよ。だから、どうしましょうって聞いてるの。――アイナ?」

「え?」

 アイミネアは急に話を振られて身を起こした。今彼女は入ってきた扉の隙間に耳を押し当て、何とか廊下の物音を聞き取れないか試しているところだった。結果はまるでダメだった――扉は本当に頑丈で、あちら側のいかなる物音も聞こえてこない。先ほどの言葉どおりに、見張りの兵士は残っているのだろうが、その気配すらつかめない。

「むこうの物音は聞こえる?」

「う……ううん。ぜんぜん聞こえない。この扉、本当に頑丈みたいよ」

「さっき、鍵をかける音はした?」

「その音も聞こえなかった。でも扉の向こう側に大きな掛け金があったの、見たでしょ? 多分あれがかかってると思う。押しても開かないし」

「そう」

 ルーカはつん、と頭をそらした。

「それじゃその扉から出るのは不可能ってことよね。仮病のふりをするのが常套だけど、『宴』じゃ効き目があるわけないし。シャティアーナ、先日の話し合いでずいぶん主張していたけど、そもそもここから出ることもできないのなら、どうやってあの言葉を実行するつもりなの?」

 それは、先日の作戦会議のときから、言ってやりたかった言葉であるらしい。あの時、シャティアーナは静かな、しかし断固とした口調で、媛の自力逃亡を主張していた。普段は口数の少ないシャティアーナだが、必要だと判断したときには結構雄弁になるのだと、皆が認識を新たにしたほどである。

 媛の自力逃亡――口で言うのは易しいが、実現したことはほとんどない。媛が助け出されるのは、『宴』もたけなわ、大勢が決した後であることが多い。シャティアーナが口火を切ったとき、一同は唖然と顔を見合わせた。しかしゴードだけが、面白そうな瞳でシャティアーナを見ていたのが印象的だった。

 

 あの時。ゴードは面白そうな瞳のまま、静かな口調で、シャティアーナに呼びかけた。

『シャティアーナ。君の意見は面白いと思う。しかしそれは危険だ。媛と銀狼、双方が戦死した時点でその軍の敗北が決する。いわば勝敗を握る鍵の片割れである君が、そこまでして危険を冒すことを主張する、その理由を聞かせてもらえるか?』

 シャティアーナは堂々としていた。まっすぐにゴードを見据え、はっきりした口調で言った。

『仰るとおり、わたしとギルファスの両方が戦死したら、その場で西軍の敗北が決定します。それは逆に言えば、媛が捕まっていることは、銀狼の動きを阻害することになります。わたしが東軍に捕まっている限り、ギルファスは自由に動けません』

 その意見は今までも、再々出されていた。媛がつかまっているうちに銀狼が戦死したら、事実上、そこで勝敗が決する。自然、軍の勝利を目指すなら、銀狼はできるだけ長く生き延びなければならないということになる。銀狼を自由に動けるようにするには、まず、媛を安全な場所に移す必要があるのだった。

 シャティアーナの主張は続いていた。

『去年のことを、覚えておられるでしょう? あれは二日目の夜でした。一方的な展開だった昨年の『宴』が、一度だけ、東軍の方に傾いたように見えました。わたしはそのときには既に戦死していたので、いろいろなことが良く見えていたのですけど。

 あの時流れが変わりそうになったのは、そこにおられる昨年の東軍銀狼、ウィルフレッド――ここでシャティアーナは、ウィルフレッドの方に軽く、ひざを曲げて挨拶した――隊の活躍だったと記憶しています。銀狼隊が果敢な攻撃をしかけただけで、東軍の志気の高揚には目ざましいものがありました。そして、あの時ウィルフレッドが攻撃に移ることができたのは――』

『グスタフとギルファスのおかげだったんだ』

 笑顔で、ウィルフレッドが口を挟んだ。黙って聞いていたギルファスが、素直に頬を染める。

 そう、去年のあの大逆転には劇的なものがあった。アイミネアは敵方だったが、幼馴染たちのためにこっそり歓声を上げてしまったほどだ。ガスタールとゴードを敵に回し、初めから終わりまで苦戦を強いられていた東軍が唯一見せた活躍――ギルファスとグスタフがこっそりと西軍に侵入し、媛を助け出した大活躍――は、鮮明に記憶に残っている。

『俺はその攻撃の時に戦死しちゃって、結局東軍は大敗したわけですが。それでも、『宴』は三日目の昼まで続きました。あのとき媛を助け出していなかったら、去年の『宴』は思い返したくもないような、悲惨な思い出になっていたでしょう』

 ゴードはうなずいた。

『ありがとう、ウィル。シャティ、君の主張はわかった。俺も媛の早期救出には賛成だ。しかし、それで媛が戦死するようなことがあったら、捕まっているより事態は悪くなる。それはわかるだろう?』

『ええ。ですが、成功したときのことを考えれば、危ない橋を渡る価値はあると思います。まず、お約束します……わたしたち『媛隊』が自力脱出を試みるのは、一日目の昼まで。『宴』が始まった直後なら、まさかそんなに早く動き始めるとは東軍も思っていないでしょうし、兵たちも初めの戦いに赴くために出払っているでしょう? 大将も、副将も、初めの采配や指揮で忙しくしているでしょうし。そのときを狙います。昼過ぎても脱出が無理でしたら、諦めて、東軍の内部事情を探るという本来の目的を遂行します。それはお約束します』

『ふむ』

 ゴードが顎をなでるのを、アイミネアは息を詰めて見守っていた。血が騒いでいた――アイミネアだって活躍したいという意識はある。『宴』の間中、息を潜め、耳を澄ませ、漏れ聞こえてくる東軍内部の情報に注意を払うよりは、体を動かして目に見える活躍をするほうが、どれだけ面白いかわからない。

 それはほんの数秒のことだったのだが、ずいぶん長い時間のように感じられた。ゴードは一座を見回し、副将に視線をやった。

 副将が、やはり期待に顔を輝かせて、重々しくうなずく。

 それで、決まりだった。ゴードはにっこりして、シャティアーナに手を差し出した。

『よし、勇敢な媛よ、それで行こう。一日目の午前中に媛が脱出することになったら、『宴』の歴史に残ることになるだろう!』

 わあっ、と皆が歓声をあげる中、シャティアーナは頬を染めて、ゴードの手を握った。

 

 あの時、ルーカも、賛成していたはずなのに。いまさら、このときになって、シャティアーナを責めるなんて、どういうつもりなのだろう?

 アイミネアは困惑して、ルーカを見た。彼女は今、シャティアーナに詰め寄るようにしている。まるでここに捕まっているのだって、シャティアーナのせいだといわんばかりの剣幕だ。

「だいたい私たち『媛隊』は、東軍の情報を掴んで、西軍のスパイに渡すという大事な任務が――」

「ちょ、ちょっと待って」

 今まで黙りこくっていたもう一人の少女、ミネルヴァが口を挟んだ。

「ここでそんなことを言ってもしょうがないわ。もうちょっと部屋を調べてみましょうよ。あの窓から出るとか。あの窓は西向きでしょ、広場からは見えにくいと思うわ」

「私には、あの窓には鉄格子がはまっているように見えるけれど?」

 ルーカはあくまで攻撃的な態度を崩さない。アイミネアは扉の向こうの気配を探るのをあきらめて、ミネルヴァとともにその窓に駆け寄った。なるほど格子のようなものがはまっている。しかしそれは鉄ではなかった。よく削られた頑丈な木の棒が、数本も縦に渡されていて、ここからでは腕一本通りそうにない。

「これ、木だよ」

 救われた、という風に、ミネルヴァが言った。その気持ちは良くわかった。鉄ならばお手上げだが、木ならば……

 ――木?

「ねえ、ガート」

 アイナは近寄ってきた、『媛隊』の最後の少女、ガートルードを振り返った。

「これ、どうやって接合してるんだと思う? 大理石の壁に、釘なんて打てるわけないし」

 ガートルードはすぐにアイミネアの隣に来た。むっつりとした顔をしている。ガートルードはアイミネアと同い年の、『地図作成隊』から選抜されてきた背の高い少女である。彼女も気性が激しく、特にルーカとは犬猿の仲だった。先ほどのルーカの言い方がよっぽど気に入らなかったようだが、それでも口を出さずに自制してくれてよかった、とアイミネアは思った。あそこでルーカとガートルードが口げんかを始めたら、昼が過ぎるどころか日が暮れてしまう。

「んー……紐、かな。上と下の出っ張りに紐を引っ掛けて、固定してるみたいだね」

 地図作成隊の面目躍如というべきか、腕も出せぬような狭い隙間から見ただけで、ガートルードはすぐにそう言った。地図作成隊はその名の通り、布陣の様子や勢力の状態を地図に表すという仕事をするが、同時に、塹壕や梯子、櫓などの、戦闘に必要なものをその場で作るという仕事もしている。ガートルードは手先が器用で、大工仕事が大の得意という、こういう場面ではとても頼もしい存在だった。

「これなら、少しがんばればはずせるかもね。まさかこんな高いところから逃げ出すなんて思ってないだろうし、足場もない状態じゃしっかりした格子なんて作るの難しいし。ん……しょ、っと!」

 その場にいた三人で力をあわせて揺すってみたが、それでも格子はなかなか外れなかった。すぐにシャティアーナが駆け寄ってきて、アイミネアの上からその棒を揺する。自然と背の低い順に縦一列に拳が並び、一番背の低いアイミネアはしゃがみこまなければならなくなって、そんな時ではないのにやけに悔しかった。

「ルーカも手伝って」

 ガートルードが怒りださないうちに、振り返ってアイミネアは言った。シャティアーナにあんなことを言った手前、ルーカは手伝うに手伝えず後ろをうろうろしていたのだが、アイミネアの言葉に、仕方ないわね、と言って近寄ってきた。ルーカが加わって、棒への攻撃は一段と激しくなり、棒は果たしてぐらぐらと揺れ始めた。

 しかし、一本の棒を、五人の少女が縦一列になって揺する様はどうしても笑いを誘うらしい。もう少しだ、と全員が息をついた空白の間に、後ろで忍び笑いが聞こえてきた。

 この部屋の中に『生者』は五人だけである。西軍媛隊の構成員、シャティアーナ、ルーカ、ガートルード、ミネルヴァ、そしてアイミネア。しかしもう一人、声を立てて笑うことのできる人間が存在していた。『宴』において、『生死』を判別したり、もし明確な形で勝敗が決しなかったときのために得点をつけたりする存在、『目付』と呼ばれる人間である。西軍媛隊につけられた『目付』は、名をディアナと言った。四十を過ぎて『宴』に生者として参加できなくなった人々は、たいていこの『目付』として参加することになる。

「ごめんなさい。私のことは気にしないで」

 ディアナはのどをくすくす言わせながら、そう言った。『目付』は黙って何も言わず、ただ観察しているだけであるべきなのだが、それを忘れてしまうほどに、少女たちの姿は笑いを誘ったらしかった。

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