僕のテスト勉強
何か書いてみたくて書いた処女作なんで
不出来ではありますが、どうぞよしなにm(_ _)m
「ねぇ、きいてるの?」
僕の彼女、萬田 智歌が眉をひそめて聞いてくる。
「もちろん聞いてるよ。」ニコニコ
智歌の言葉を聞き逃すわけないじゃないか。
はぁ〜耳が幸せ
「聞いてはいそうだけど、頭に入ってないみたいね」
呆れたように言う智歌の声は少し不機嫌そう。
「ごめんね。せっかく勉強みてくれているのに。集中して頑張っていても君の声が聞こえると嬉しくて」
高校二年生の僕は今勉強をしている。といっても僕は勉強が苦手で、勉強を見てもらっているわけだが集中しきれない。
何故って?
彼女が綺麗で目が奪われちゃう。てへ。
そんな僕に
「なら、もう教えない。ひとりでやってね」
そう言って鞄から小説を出して読み始めた。
「ちゃんとするからお願いします!ごめんなさい」
僕は頭があまりよくない。クラスの真ん中辺りにいる。智歌は毎回学年10位以内に入る。彼女の希望する大学に着いて行くために勉強しないといけない。
教えてくれなくなるととても困る。
多分まだ大丈夫。本気で拗ねちゃうと離れちゃうから。
それに耳元少し赤くなってるし。
「反省してますので勉強教えて下さい」
言いながら彼女に顔を近づけていく。じーっと
「・・・」じーっ
「・・・」ムスッ
「・・・」じーっ
「・・・」ムスッ テレっ
「・・・」じーっ
「も、もう!わかったから少し離れなさい!」
耐え切れなくなったのかまた見てくれるようだ。
あと、いつまでも僕が見続ける事を知っていたからかもしれない。
「ありがとう!智歌!頑張るよ」
嬉しくて智歌を抱きしめる。ギューッと
「頑張るんでしょ!一分後に離れてよ!」
怒ったように智歌が言う。でも、一分はこのままでもいいみたいだ。嬉しい。
僕のせいで不機嫌になった彼女だけど、機嫌を直してくれたらしい。ごめんね。
この後は、丁寧に教えてくれた。僕も智歌の魅力に耐えつつ頑張りました。
もうほんと好き。
如何でしたでしょうか?
ちょこちょこ更新していきたいと思いますが、
次話に数ヶ月かかって行くと思うので、
ブクマはオススメしません。