志は天をも貫く、かもよ
さわやかな風が吹き、あたり一面に広がる芝生がサワサワと音を立てる。
ステレオ音響機のように体全体に響き渡るその音は、風鈴のように涼しさを感じさせた。
その音に相反して、太陽は一点の曇りのない空をいいことに、これでもかっていうぐらいの陽光を差し向けてくる。
しかし、その光さえヒロトの気分を害することはできなかった。
「ふぁ~、いい夢をみたなぁ」
パラパラと体についていた草が落ちていくとともに、ヒロトは上体を起こした。
「やっぱ、草原ってのは気持ちいいなぁ。ん、二度寝でもするか」
バフッと草の絨毯の上にもう一度寝転ぶ。
その時舞い散った草がひらひらと落ちる様子はさながら睡眠誘発動画を見ているようであった。
......と、十分に堪能し、十分に間を取ってからヒロトはこう叫んだ。
「俺、枕変わったら寝れねー体質なんだよーー!!」
「そっちかよッッ!!」
ゴンッ!!
ツッコミとともに木の枝がヒロトの頭を直撃した。
「誰だ!、このヒロト様の頭に木の棒当てた奴は!」
「俺だ!!、この怠け者!」
「怠け者とは何だ、俺はただ単にここで眠っていただけだ......ぞ......」
ヒロトはそう言いながら改めて周囲を見回した。
明るい蛍光灯も。小学校の頃から使っている机も。親に「本を読め」と言われ、誕生日のプレゼントとして渡された本棚も(今は中二病に染まりきっている)。
いつも寝起きには必ず挨拶していた大好きなアニメキャラのポスターも、これまでヒロトが頑張って、なけなしの小遣いをはたいて集めてきたフィギュア類も、なにもかも。
そこにはなかった。
「は......?ココどこだよ、まだ夢の中か......?」
「夢であるもんか馬鹿者!、まだ寝ぼけておるのか馬鹿者ッ!!」
まだ混乱は収まってはいないものの、一応パニック状態からは脱出したようで、ヒロトは声の主に向き直る。
結論から言って、声の主は子供だった。顔立ちの立派な男の子だった。
......間違っても男の娘ではない。別にだからどうした、という話であるが。
しかし、男の子は男の子でも、人の子ではなかった。少なくとも、ヒロトはこんな男の子は見たことがなかった。比喩ではなく、事実として。
そう、今、俺を訝しがるようにみる少年には、耳が生えていた。顔の横に、じゃない。頭の上に、だ。
陽光を燦爛と跳ね返す銀髪から、ピョコッと犬耳が顔を出していた。
それだけではない、口からは牙が見え隠れし、お尻からは尻尾が生えていた。
「い、犬?、いや、犬人間......?、狼人間か?」
「な、なんだよあまりジロジロ見るな」
「あ、ごめん、ちょっと珍しかったから......」
「なんだよ、お前、人狼族を見たことないのか?」
「人、狼、族......?」
「そうだよ、ん?、ってことはお前、もしかして旅人か?」
「へ?、あ、ああ、まあ、そんなもんかな」
「へぇ~、だから、そんなとこで寝てたのか」
「ま、まあ」
おいおいおい、待て、なんだこいつ。人狼族?、なんだよそれ、聞いたことねぇぞ。
まあいい、今は情報を集めよう。怪しまれては危険だからな。
......草原で寝ているような奴が怪しくないわけがないのだが。
「ん、んん、ところで君、俺、ここに来たばっかなんだ。だから、案内とかしてくれないかな?」
「おう、いいぜ、俺もお前の話聞きたいしな」
「お前じゃない、ヒロトだ、ヒロト・ウズスキ」
一応米国風に名乗る。
「ヒロト?、あんま聞いたことない名前だな」
「そ、そうかい?。で、君は?」
「俺か?、俺は、ロルス・マト・ウルフだ、ロルスでいいぞ」
「オーケ、ロルス、じゃあまずは君の村に案内してくれるかい?」
「いいぜ、ヒロト、旅の話とかも聞きたいし。案内してやるよ。ついてきな」
そう言って人狼族の少年、ロルスは歩き出した。
ロルスに連れてこられた場所には、さっきとは全く違う景色が広がっていた。
揺れる木々は、どこか涼しげで儚げな秋を思わせる黄金色に、住宅は木造ではあるものの、しっかりと塗装されており、清潔感があった。
さっきの草原は青々しい植物で埋め尽くされていたのに、ここは紅葉しているようだ。
木々には季節が関係しない世界なのかもしれない。
「にしても、綺麗に紅葉してるなー。なんて名前の木なんだろう」
「あれか?、あれは、飾把魅の木ってんだ。知らないのか?」
「ん、ま、まあ、俺だってなんでもは知らないしな」
とりあえず、ごまかしておく。某アニメの委員長さんじゃないんだし。
なんでもは知らないよ。知ってることだけ。
しかし、俺はロルスに説明される前からこの植物を知っていた。
【飾把魅の木】
《性質》クマ類が嫌がる匂いを発する。
《補足》一年中紅葉してるが、枯れているわけではなく、光の反射具合によって紅葉しているように見えるだけである。
という文が、いきなり頭に浮かんだのだ。
なんだこれ?、俺いきなり天才になったの?。......そんなわけないか。
じゃあなんだぁこれ......?。
あ、あれか、あの金髪ロリ天使......じゃない、ガイアが言ってたプレゼントってやつ。
なんだこのプレゼント、もっとかっこいいやつかと思ったら。しょぼそうな能力だな。
【全能の知識】
《性質》プライバシーに触れない程度なら視認するだけで情報を得ることができる。
《補足》見ることができないものには発動できない。基本は”性質”と”補足”だけだが、ほかの見たい情報を選択することもできる。
またか。
ほうほう、そういうことか。確かに、使えないこともないが、なかなかに汎用性がないな。
まず、プライバシーを見れないってことは、可愛い子がいてもその子のスリーサイズを知ることができないということか。
そ、そんな、じゃあ、俺はその子のスリーサイズは妄想で補うことしかできないということなのか!?。ひどい、ひどすぎるよ。天使様ぁ。
......あ、そうか、こういうことを考えることを見越して、制限かけたんだな、あの堕天使は。なんて抜け目のないやつだ、あの堕天使は。
ふぅ、仕方ない、付き合ってやるよ、この能力で。
「おい、なにしている。早く来い、とりあえず家まで案内するから」
「あい~、今いくよ、っと」
この世界で初めて来た町、になる。ここから始まるのか。俺の伝説が。
じゃあ、ロルスは伝説の俺に最初に会った奴になるのか。よかったなロルス、大出世だ。
ハッハッハッハ。楽にせい楽にせい。
(脳内お花畑なこの性格は、もとから持っている『何らかの能力』なのかもしれないわね。)
どこかで、天使がそう呟いた。気がした。
―――――二年後―――――
「行くぞ!、ラストスパートだ!」
そう言って、俺はモンスターめがけて駆ける。
後ろからは俺の相棒、メルセル厶がついてくる。
メルセルムとは3ヶ月前に知り合ってから、狩りを共にするまでの仲になった。
煌びやかな青髪を肩甲骨のあたりまでストレートにし、女性にしては少し高いくらいの体格は無駄な脂肪がついておらず、とても引き締まっている。
しかし、女性らしい部分はしっかりと育っており、大きいとは言えないが、装備を着ていてもわかるくらいの胸はある。
そんな彼女と町を歩いていると非リアな男どもの視線を感じてとても心地いい。
異世界万歳である。
「どこ見ているんですッ!来ますよ!」
「お、おう!」
少しきつい性格もツンデレと考えればとても可愛らしい。
程なくして、狩りは終わった。
ラストアタックはメルセレムが行った。
別に悔しくはない。俺が、前衛で敵の攻撃を弾いてから、その隙に彼女が一撃を入れる。という作戦なのだ、俺が弱いというわけではない。
うん、弱くはない、はず。
「はぁ~、今回も疲れたな」
「ご苦労様です。はい、これ」
メルセレムからドリンクを受け取り、すぐに飲み干す。
「っぷは~、この一杯のために生きてる気がするぜ」
辺りは、葉先が少し膨らんでいる特徴的な針葉樹林で囲われており、少し窮屈な気もするが、ここだけは開けていて、雑草程度しか生えていない。
さっきのモンスターは針葉樹林が発生地であったため、ここにおびき寄せ、一気に畳み込むことにしたのだ。 林の中では戦いづらいからね。
「ん、んん?、メルセレムー?なんかこのドリンク変な味がするんだけど?」
鉄錆のような、ザラザラした味だ。
「ええ、そうでしょうね」
「......はい?」
「だってそれ、毒入りドリンクですから」
「............はい?」
言葉の意味を理解するよりも先に体に違和感を感じた。
手先が冷えていく、足もだ。
だんだんと冷たさが体に浸透していき、プルプルと震えだす。
「ど、どういうことだ?、メルセレム?」
「どうもこうもないです。あなたには説明される権利は与えられていません」
「説明?なんだ、それ、どういう意味......」
頭の芯まで冷えだした。
同時に意識は氷のように固まっていく。
ヒロトは、死んだ......。
という夢を見た。
思わず、「うわぁぁぁ!」と叫んでしまった。
布団を頭にかぶっていたからそこまで響いてないと思うけど。いや、そう願う。
俺は今ロルスの家にいる。
もう夕方を過ぎていたので、泊まっていきなさい、的なことを言われたからだ。
それも、ロルスの姉さんにね!。
ロルスには姉さんがいた。銀髪で、ロルスとは対照的に温和な表情の優しそうな姉さんが。
妹萌えである俺ですら魅了する美貌を持っているとは、異世界オソロシ。
ちなみに、ロルスは家に入るなり言葉使いが優しくなった。
不思議に思って、ロルスを見ていると、小声で、姉ちゃん怒ると怖いんだ、と言った。
そんなに怖そうには見えなかったけどなぁ。
あ、でも逆に一度ぐらい怒られてみたいかも、なんて。
「とりあえず、どうしよう」
そう、まずは当面の目標というか、指針を決めなきゃいけない。
せっかく異世界に来たんだから満喫しておきたい。
しかし、いかんせん、俺は武器も魔法も使えない。この世界の魔法はどのようにして使うのだろう?、そこらへんも調べなきゃいけない。
『全能の知識』使えばいいんじゃね?、と思っただろう?。うん、俺も思った。
だが、この世界の、いわばルールに関して『全能の知識』を使ったが。
【アナザーワールド(仮)】
性質:ナイショ♪
補足:ナイショ♪、というか、『全能の知識』には「見えないものは知ることは出来ない」って書いて
るし。
byあなたの天使様より(はぁと)
イラっときたよ、そりゃあ。
まあ、でも確かに、全能の知識は視認できないものは知ることはできないらしい。
なんでもかんでも知ることができたら、そりゃ楽しくはないけどさ......。
けどさ、さすがに無理あんじゃね?俺、今無一文だぜ?。
「あ~さで~すよ~」
ゆったりとした口調でロルスの姉さんがドアを開ける。
俺が今寝ている部屋は一応個室で、前に誰かが使っていたのか、本棚にはたくさんの書籍が見られる。
「あ、はい、え、っと、あはようございます......」
「はい~、おはようです♪、ロルスはもう起きてますよ~」
ロルスの姉さんと話すのはまだ緊張する。
あ、それと、ロルスの姉さんは、エストル・マト・ウルフという名前である。
ウルフは狼の意だから、多分「名前・苗字・種族名」てな感じの順番じゃないだろうか?なんだか英語圏の文法みたいだ。
と、ヒロトは考えましたとさ、まる。
ところで、「エストル」ってなんか可愛い名前だよね!。
そのあと、朝食を取った。
地球で言うと玄米パンのようなものに何かを乗せて食べた。見た目、メイプルシロップみたいだったから、多分飾把魅の木の樹液かなにかじゃないだろうか。
味は、まあ、うん、ご想像にお任せするよ。
その後はいろいろと質問された。とりあえず、あっちの、つまり地球にいた頃の話をして間を繋いだ、が。
「なぜ、旅人なのに腰下げ袋を持っていないのですか?」
的なことを聞かれたときはさすがに焦った。
腰下げ袋!?、なんだそれ!?、あ、ショルダーバッグのことか。
......って、いやいや、そんなの持ってないよ俺、どうすんの!?、どう誤魔化せばいいの!?。
なんて、一瞬のうちに考えたり、考えて無かったり、ラジ○ンダリ。
「えっと、その、なんでしょうか......、失くした?、みたいな......?」
苦し紛れの言い訳を、相手の出方を伺うようにして言った。
「ええ!?」
ビクッ!。
「それは大変じゃないですか!、見つかってないんですか!?」
ホッ、とする。一応怪しまれてはいないようだ。
「森のなかでなくしたんで。多分、もう見つからないと思います」
今度は嘘がスラスラと出てきた。
一度言ってしまったので吹っ切れたのだろう。
「じゃ、じゃあ、これからどうするんですか」
「え、いや、まだ、そこまでは考えてません......」
うぐッ、これじゃ無一文の俺がこの家に厄介になろうとしてるみたいじゃないか。
さすがになりたくないぞ、ヒモには。
「あ、そうだ、ロルス、あれ持ってきてくれない?」
「あれ、って?もしかして、あれ?」
「うん、そう。あれ、いいでしょ?」
「う、うん、いいけど......」
「ね?」
「......、わかった」
え、何今の微妙な空気。これが家の事情、ってやつなのか?、いいのだろうか、たかが俺ごときのことで。
いや、まあ、なにかもらえるのなら有り難いのだが。
すぐにロルスは何かを持って、戻ってきた。
俺がさっきまで寝ていた部屋からでてきた。やっぱり、あの部屋は前に誰かが使っていたんだろう、今もいるのか、それとももういないのか。
どちらにしろ、ロルスが持っているものは簡単に人に渡せるものではないのだろう。
まさか、異世界初めてのイベントがこんな重いものになろうとは。
「はい、よかったらこれ、使ってください」
そういって、エストルさんはロルスから受け取ったポーチみたいなのを差し出してきた。いや、これが腰下げ袋か。
「これ、父のものなんですけど、今は使ってないんで、どうぞもらってください」
「い、いいんですか、父親のなら大事なものとかじゃ......?」
「大丈夫です、どうせ、家の肥やしにもなりませんからね」
「いや、でも......」
俺が受け取るのをあぐねていると、これまでうつむいていたロルスが顔を上げた。
「そうだよ、お姉ちゃん、やっぱりだめだよ。お父さんの形見なんだよ!?」
え、ええー。
まじかよー、エストルさーん。あんたなんてもの俺にくれようとしてるんですか。
めっちゃ大事なものじゃないですか、なにが大丈夫ですか。あなたの頭が大丈夫ですか。
せめて大事さで言えば、エストルさんの処z(ryなら喜んでもらいますけれども。
あ、いや、待て。エストルさんぐらいの美貌ならすでに大人の階段を登っているかもしれない。
だとしたら、いや、それでも、エストルさんとできるなら、しかし、でも......。
「誰にも使われずに腐るより、誰かに使ってもらったほうがお父さんも喜ぶはずだわ。ね?」
「う、うう、わかった、そうだね、そのほうがいいかもね......」
俺がアレなことを考えているうちにロルスが説き伏せられていた。
あくまで優しい口調だが、あのロルスが説き伏せられるとは、確かに相当の手練なのかも。
「この腰下げ袋は、亡くなった父の形見なんですが、どうせ私たちには縁のないものですし、誰かに使ってもらったほうがいいんです。どうか、ヒロトさん、受け取ってもらえませんか?」
どこか悲しげな表情を浮かべながら、エストルさんは腰下げ袋を差し出す。
どうする!?、ここは受け取っておくべきなのか!?、それとも格好良く断って好感度を上げるに徹するのか、でも、それだと、まじでヒモに......。
「いえ、その気持ちだけで十分ですよ。そのポー......腰下げ袋は大事にとっておいてください」
いよっしゃッ!!、言えた、言えたよ。
俺カッコイよくね?、今最高にかっこいいよね!?。
「そ、そうですか。では、もう古くなった小袋と、少しだけしか残ってませんが、青魔鉱石だけでも受け取ってください」
「あ、青魔鉱石?」
なにそれ、魔鉱石ってことはなにか魔術的な意味なのだろうか。
「はい、これも父のものなんですけど、私たちはただの村人なので、使用することはできませんから」
魔鉱石を使用するにもなにか制限があるのだろうか、だとしたら、無職同然の俺に使えるのか?。
まあいい、とりあえずもらっておこう。
「ありがとうございます、これだけあればもう大丈夫ですよ」
ほんとに助かった。何もない状態で冒険するのは心もとないからね。
「では、ここに来て間もないでしょうし、村を探索してきてみては?」
エストルさんが提案してくる。
ふむ、探索は大事だな、だけど、モンスターも見てみたいんだよな。
武器もなにもない状態では危険だけど、それでも、いるのであれば一度ぐらいは出会いたい。
「この村に、モンス......魔物はいるのでしょうか?」
「え?、はい、いますけど......」
「いるのですか!!」
「村には結界があるので、入っては来ませんが、近くの森なら希に見かけます」
「結界?」
「赤魔鉱石の結界です」
また新しい単語が......。まあ、青魔鉱石、赤魔鉱石、同系統のもだろう。どっちも魔鉱石だし。
なんにしろ、魔物がこの村に入ってくることは無いようだ。どれほどの結界かはわからないが、魔物がいる世界だ、そこんところはしっかりしているはず。多分。
「まさか、魔物を狩りにいかれるのですか?」
「いや、そういうわけではありませんけど」
無理だろ、どれだけ魔物が弱かったとしても、ただの厨二が素手で魔物に勝てるわけがない。
まあ、身長と体格は大人に間違われるほど大きい俺だとしても、あくまで厨二である。格闘なんてしたことない。
「そ、そうですか、そうですよね」
安堵したように、ほう、と息をつくエストルさん。
もしかしたら、父親は魔物に殺されたとかじゃないだろうか。
いや、邪推はよそう。
「そうだ、夕飯、よければ一緒に食べませんか?」
「い、いいんですか?」
「はい、これもなにかの縁ですし。ロルスも喜ぶと思います」
あ、そういえばロルスのこと忘れてた。エストルさんとの会話に夢中でロルスのことが頭から抜けていたようだ。
と、思ってロルスの方を見ると、
「あら、寝ちゃってますね、ロルスったら、久しぶりの旅人だからって張り切って早起きしてましたからね」
エストルさんは天使のような微笑みでロルスを見る。
つられて、俺も微笑を浮かべる。
ん!、この空気、ま、まるで夫婦みたいだな!。
「で、では、夕飯時にまた来ます」
「はい、楽しみに待っていますね」
それを最後にロルスの家から出た。
さて、どうするか。
まずは、森に行ってみるか。
魔物を早く見てみたいしな。
またしても話が進んでませんね。
反省します。