姉さんからの説明 ―大事な説明程、忘れやすい!―
あれから、教室に居た僕達は、姉さんから詳しく話を聞こうと有坂宅リビングに集まった。
「何で上杉がいるの?」
「修に会いに来た!」
バカの発言は無視して、回りを見渡したら‥‥
鈴と平野ちゃんはポッキーゲームをしていて
佳奈と真琴と先輩で、二人が食べるポッキーぽい物を製造している。
うん、あれだ、これ以上は‥‥
「迷惑だから帰って」
「何故!?」
この世の終わりみたいに叫ぶなよな
それに、何故って言われても‥‥
「迷惑だから」
「俺が聞きたいのはそっち!」
そんな僕らの不毛な闘いも‥
「静かにせい!少しは、黙る事を知らんのか貴様等はッ!」
姉さんが来た事で終わりを迎えた。
それにしても、姉さんの以上な迫力は、父さん譲りかな?
‥‥似なくていいのに
姉さんが来た事で皆も静かに成り、リビングを静寂が包む。
「ふむ、貴様等が集まったのは、コレだな?」
一度、リビングを見回した姉さんは、招待状を僕達に見える様に掲げた。
「して、私に何を聞きたいのだ?」
まぁ、聞こうと思っていた事は聞いて置こうかな?
有坂修、行っきまぁ〜〜す!
「それには書いて無いんだけどさ、何処に行くの?」
「海と山だが?」
あれ?姉さんは何処の国の言葉で喋ったんだろ?
皆も、なに言ってのコイツ的な顔になってるし‥‥
どうするのさ姉さん?
「それは判ってるってぇ〜の、何処の海と山かを教えろよ」
僕が心配をしているよそに、復活した興里からの質問。
流石!姉さんの下僕を務めてるだけはあるね、復活が早いよ。
興里復活から、皆も復活して質問を始めた。
「それに、集合時間に場所も書いて無かったッスよ!」
「貴様等が時間を守る訳がなかろう?」
「「うッ!」」
平野ちゃんと鈴の二人を、射抜く様に睨み付ける姉さん。
「じゃ〜あ、場所はぁ〜?」
「我が、有坂宅に集合となるが、今日は泊れ」
姉さんに逆らえ無い僕達は、泊れの一言で泊まる事が決定した。
はい、僕達は弱者ですね‥‥
村人が魔王に勝てる訳が無いでしょッ!
実は、本文より後書きの方が時間が掛かる!
そんな暴露しちゃった柊お姉さんだよん。ハハハ♪
でも、何でかな?本文より後書きの方が楽しいんだよねぇ‥‥
やっぱり、あれかな?仕事より趣味みたいな感じかな?
まっ、どうでもいいやぁ~~
じゃッ!まったねぇ~ハハハ♪
‥‥お姉さんの趣味って、もしかしてお説教?




