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7月11日《強化合宿》by忍 ―私が強化できるなら、したい場所はバスト‥‥貧乳ですけどなにか?―
テストが終わり、職員室で全員分のテスト結果を見ているのだが‥‥
「なんなのだこれは?」
点数だけを見れば、酷い訳では無い。
だが、間違えたところが余りにも出鱈目すぎる。
「そこの貴様、二年のテスト監督役は誰だ?」
「サー!私であります、サー!」
直立不動で目の前にいた教員が敬礼をしながら応えてくれた。
しかし何だ、この教員の情けない顔、泣きかけではないか
「では聞こう、テスト中に怪しい動きなどしていたか?」
「サー!、その様な動きなどは見られませんでした、サー!」
嘘を付いているとは思えんが、私の感が怪しいと騒ぐ‥‥騒ぐのだが
「はぁ〜、怪しんでいても仕方ない、予定通り強化合宿といこう」
「強化合宿でありますか?」
「黙れ!貴様には関係ない事だ‥‥それとも、貴様も来るか?」
忍は、全員に送る予定の招待状を片手にニヤリと笑った。




