7月10日《アレの発表!》by修 ―アレって言葉は色々と使えるけど何かとトラブルのもと。混ぜるな危険―
時間も過ぎて現在ホームルーム終了の頃。
「――これでホームルームは終ります。あっ!そうそう有坂、机の上で正座して疲れないのか?」
「気付いていたの先生!?、なら早く言ってよッ!!」
「テスト頑張れよぉ〜♪」
「無視ですかッ!?」
このハゲオヤジ覚えていろよ‥
「有坂、先生の事‥‥ハゲオヤジって思ったろ?」
このハゲオヤジ髪が無い分、感が良いなぁ‥
「思っていません!」
「本当か?なぁ、本当に思って無いよな?先生の髪はまだ茂ってるよなぁ、なぁー!!」
必死過ぎィィィ!!
えぇいッ!迫って来るな!、脂が‥
「大丈夫ですよ、ハ‥コホン‥先生の髪はまだ茂ってますよ」
「いま、言ったろ!先生の事ハゲって言っただろォォ!‥うわぁぁぁん!!」
・・・泣くなよ。
それにしても無駄な時間を過ごしたなぁ‥
「‥そろそろ始めなきゃな」
そして、僕はまた教卓の前へと立つ。
「説明するよ!」
僕の一言で一斉にみんなの視線が僕に向くと、コワッ!!
「佳奈に用意して貰ったのは、この黒板」
たぶんみんなの頭の上に疑問符が上がっていると思う。
‥‥だから、みんなを集めて会議を開いたのにさッ!みんな、カンニングを判って無いんだよ!!
「おぉ〜いぃ、修くぅ〜ん?‥聞こえてぇ要るのかなぁ?」
‥‥まったくさ、此だからカンニングを判って無いと困るんだよねぇ
「あっ、でもぉ今なら」
んっ?何で真琴が僕の前にィィィッ!!
「トリャァァ!!」
「斬!‥また、避けたぁ」
今回は危なかったぁぁぁ!!
転がらなきゃ斬られてたぞッ!
「オイッ!普通に席に戻るな!!‥‥キミも無視ですか?」
「諦めて話しを進めよう、なっ?」
「うっ上杉ィィィ!!」
初めて上杉が居て良かったって思えたよ!
ッて、人が感激しているのにコイツわぁぁぁ!!
「‥ねぇ、何で下の方に手を回しているのかな?」
「んっ、何の事だ?」
「惚けてんじゃねぇぇぇ!!」
上杉から襲われた時の為に姉さんから教わって良かった首刈り投げで‥
「飛んでけぇぇぇ!!」
上杉を窓から投げ飛ばす!
「修のサイズわぁぁぁ―☆」
アイツ、計っていたのか?
それにしても、だいぶ脱線したなぁ
時間は大丈夫‥‥ヤバい。
時計を見たら残り時間がカップラーメンだった!?
「時間が無いじゃんかぁぁぁ!!、もぅ簡単に説明するよッ!」
僕の要約説明
↓
黒板に仕組んだ佳奈特性スクリーンで解答をみましょう。
↓
満点はさすがにバレるから各々三割は間違えてね。
↓
「説明終了!!」
やっぱり、みんなさ‥‥意味が判らないって顔してたよ。
集合した時に聞かなかったみんなが悪いんだいッ!
僕は悪く無いもんね!
ただ、同じ発案者の真琴も意味が判らないって顔していたんだけどぉ‥‥なんで?
猿と拳の友情を培った柊お姉さんの登場だぁ〜!。ハハハ♪
猿と友情を深めていくうちにお姉さんは気付いたね!
言葉が通じ無くても大丈夫だって事にさッ!
だから、此からお姉さんは世界を旅するよ♪
会話なんてジェスチャーで十分さッ!
みんなも若いうちに一度は無謀な挑戦をしてみなよ?
自分の限界は何処までか判らないなら試す事が出来るからさッ!
ただ、無謀と命知らずを同じ意味で考えちゃダメだよッ!
それじゃぁ〜お姉さんは世界に旅立ちます。
じゃぁ〜ねぇ〜。ハハハ♪




