表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/45

7月10日《作戦会議》by修 ―合コンで作戦立てたら裏切られた‥‥なっ、泣いてないもん!―

 

 僕達の戦いがもうすぐ始まろうとしている。

 何時もは騒がしいクラスメート達も静かだ。

 静寂に包まれた教室の中僕が立ち上がる!

 一歩一歩と確かな歩調で教卓に近付き教卓に辿り着いた僕はクラスメート達の方へと振り返り告げる。

 

 「みんな、盗聴機器の配置がバレたみたイッ!?」

 

 何でみんな視線が冷たいのさ!?

 

 「オイッ有坂!、どう言う事だ!?」

 

 いやっそりゃ、盗聴機の配置がバレた事は謝るけどさ‥

 

 「有坂くんのせえで人生がボロボロよ!」

 

 そこまで僕のせいにされてもなぁ?

 

 「彼と私の子供だけど、どう責任取るつもりなのよ!?」

 

 待って!本当にそれは僕のせいにされても困るからッ!

 

 「もぅ最低な男よね!」

 

 いやッ!話がおかしくなってない?

 

 「慰謝料が取れるとか俺達を騙しやがって」

 

 何だか、話しが段々とさ‥

 

 「はぁ〜、有坂の事を過大評価してたみたいだわ」

 

 僕の事を陥れて居るような気が‥

 

 「ホント、有坂くんなら出来ると思っていたのに残念な人よね」

 

 でもなぁー、謝らないといけないような責任感も感じるし‥

 

 「えっと、ゴメンなさい?」

 

 うぅ〜ん、謝った時に敗北感を物凄く感じるのは‥‥なぜ?

 

 イヤイヤッ!きっと気のせいさ、それより話の続きをしなきゃっ!

 

 「コホン‥それじゃ、話を続けるよ!」

 

 僕からの話がながいので要約します。

 

 盗聴機器がバレたのでイヤホンを使う作戦は全て中止するよ!

 あと、佳奈に頼んでおいたアレを使うから満点はやめてね!

 

 こんな感じです。

 

 「以上で判らない事は?」

 「あぁ〜有坂?一つ聞いていいか?」

 「なにかな?」

 「何で、俺達はの特別教室に集まったんだ?」

 「冷暖房完備だからだけど?」

 「・・・それなら夜中に集めるなよ」

 

 だって時間が無かったからしょうがないじゃんか!

 他のみんなはきっと理解してるよね?

 

 ‥‥あっ、みんなで僕を睨んでる。

 

 「‥みんなも寝ていたかったんだ?」

 

 僕からの質問にクラスメート達は一矢乱れず首を縦に振ってくれました。

 

 物凄く怖かったです!!


 

 旅から帰って来た柊お姉さんだッ!ハハハ♪

 

 旅は良いよぉ〜新たな自分を見つける事が出来るかんねッ!

 

 お姉さんはと言うと、何も見付けられませんでしたぁぁあ!!

 

 でもねでもね、出会いがあったんだッ!

 

 人との出会いだけじゃなくてさ

 自然との出会いとかさ

 野生の動物との出会いとかさ

 

 ・・・野生の動物とかさ

 

 ‥お姉さん野生の動物にイジメられたんだよね

 

 猿にエサをやらないで下さいの意味を体で憶えて来たよ

 

 あれは怖いんだよッ!

 一匹からどんどん増えていってさッ!

 何時の間にかお姉さんの回りを猿が囲んでさッ!

 一斉に猿達が鳴き出すんだよッ!

 

 ・・・あれは怖かったよ

 

 みんなは猿にエサを上げちゃダメだかんねッ!

 

 お姉さんはリベンジのため、猿に会いに行って来ます!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ