7月7日《vs修くん》by柊 -目指せ!vsシリーズ化。-
生徒会室で私は歌いながら学校にウィルスを流出中♪
「今日も元気なご挨拶ぅ〜♪‥あり?」
電源が落ちた。
「う〜ん、回路を間違えてウィルスながしたのかな?」
パソコンとにらめっこしてもしょうがないし‥
「出発だ〜♪」
−ヒイラギ発進!−
「ありゃ〜これって校内が停電してたんだぁ」
廊下に出てみれば原因が直ぐに判っちったなぁ
・・・詰まんないの。
「‥忍に会いに行こっかなぁ?」
そして、私は忍の居る場所へ向かおうとするが肩を強く掴まれる。
「‥隠れていて。」
それは、修くんだぁ〜♪
「暇つぶし発見♪」
「・・・しまった、またやっちゃったよ。」
何故か落ち込む修くんに何をしているのか聞きたいんだけど?
先に悩みを解決して上げよぅ♪
「‥ねぇ、何で落ち込んでるの?お姉さんが相談に乗ろうか?」
だって、修くんの悩み事だなんて暇つぶしに成りそうだしねぇ〜♪
「‥いいですよ、先輩には判らない事ですから。」
「いいから♪いいからぁ〜♪」
私が楽しかったらそれでいいからぁ〜♪
「はぁ〜、仕方ないなぁ僕の悩みはですね先輩の事でですよ。」
「ありっ、私の事?詳しく聞いても良いかな?」
修くんは首を縦に振ってくれたけど
私の事が悩みだなんて意味が判らない私は首を傾げて要る
「う〜ん‥僕はですね、先輩がですね。」
何だか言いづらそうに俯いていた修くんは溜息一つ吐いた後、真剣な表情となり私を見詰める。
「うん、私がなに?」
おぉ〜♪真剣な顔で見詰められると何だか告白みたい♪
「僕は、先輩の事が」
ほえッ!急に手を握り出してどうしたの!?
まさか!本当に修くんからの告白!?
「えっと、私の事がえ〜とぉ‥‥ハハハ♪」
うぅ〜、恥ずかしくて笑う事しか出来ないよぉ
「僕は先輩の暇つぶしにされる事が悩みの一つですよ!!」
・・・えっ、なにそれ?
「あにょ〜修くん?伝説の木の下的な事じゃ無かったのかな?」
・・・私、結構ときめいたんだけど
「そんな訳ありません!そんなどうでもいい事より早く隠れて!!」
・・・あっ、乙女の純情をどうでもいいって言われた。
「‥修くん?」
「何ですか!?僕の学校生活が掛かっているんですから!早く隠れて下さい!!」
修くんの心の叫びを聞いた私は無言で頷くと安堵したのかホッと修くんは息を吐く。
だけどね、隠れて上げる代わりにね‥
「‥君、足をコンクリートで固めて潜水させるから。」
そう耳許に呟いた私は生徒会室に向かって歩いていく。
「僕に平穏は無いのかぁぁあ!!」
生徒会室に向かう途中に修くんの叫びを聞いたけど
・・・乙女の純情を傷付けたのに平穏なんて許さないよ。
愛に飢えている柊お姉さんでぇ〜す♪
やっぱり愛って大事だよね?
でもね、愛にも怖い愛があるんだよ!
復讐だってもとは愛から始まるんだから怖いよねぇ
みんなも間違えた愛仕方はしない様に気を付けようね♪
それじゃぁ、お姉さんは愛を求めて行くよ。ハハハ♪




