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7月7日《こらえろ俺!》by上杉 -でも涙が出ちゃう、だって女の子だもん。-

 

 走ろうにも足が悲鳴を上げ始めた、呼吸をしようにも喉がカラカラで巧く出来ない。

 

 しかし、なぜだ?

 

  なぜ俺は‥

 

 「‥逃げないとなら無いんだ」

 「るせぇー!黙って走ってろ、死ぬぞ!!」

 

 いつの間にか並走している興里さんの言葉は大袈裟過ぎる、忍さんは病院送りはしても殺しまではしない。

 

 経験者の俺が言うんだ間違いない!

 

 「‥まったく、大袈裟過ぎる。」

 

 確認の為、後ろを振り向こうとする俺を‥

 

 「バカやろッ!後ろを見るんじゃねぇ走り続けろ!!」

 

 止めようとした興里さんの言葉は既に遅く後ろ振り向いた俺が見たのは‥

 

 「前方を走る、倉橋興里に上杉慎吾!この二名を捕まえろッ!そして‥‥ヤレ。」

 「「「了解です!お姉さま。」」」

 

 各教室からどんどんと出てくる女子生徒に指示をだす忍さんだった。

 

 ・・・ドッキリ?

 

 「だから見るなって言ったんだよ」

 

 可哀想なものを見る目をする興里さんの言葉で現実に返された。

 

 「なんで俺まで追い掛けてくるんだ!?」

 

 未だに判らない追い掛けて来る理由を怒鳴ったら‥

 

 「「「「上杉だから!!」」」」

 

 全員から返って来た。

 

 ・・・これってイジメ?

 

 「‥泣くなよ。」

 

 

 それなら、俺に優しい言葉を掛けてくれよ興里さん。


 

 柊お姉さんです!

 

 だけど、今回のお姉さんは少し怒っています!

 

 だってしゃぁ〜本文で最近お姉さんが出ていないんだよぉ〜

 

 何だか短い気もするし!!

 

 お姉さん発狂しちゃうぞ!

 怒りの余りにお姉さんが発狂しちゃうんだぞォォ!

 

 みんなは余り怒りを溜め込めちゃダメだかんね!‥フキャャャ!!


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