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7月7日《親友と過ごす1日》by鈴 ―友達と親友の境目なんて誰にも判らないさ!―

 

 学校に着いた私は偶然にも部屋で聞いてしまった昨日の話しをヒーちゃんと相談している。

 

 「お姉ちゃんに言った方が良いかな?」

 「‥‥その前に、一ついいですか?」

 

 ヒーちゃんが呆れた顔をしているけど何だろ?

 

 「‥‥盗聴とか何時もしているんですか?」

 「そうだけど?」

 

 お兄ちゃんの部屋を盗聴するだなんて当然だよ♪

 そんな事よりも私が聞きたいのは

 

 「ヒーちゃんはお姉ちゃんに教えた方が良いと思う?」

 

 でも、ヒーちゃんはお姉ちゃんLoveだから教えろって言うかな?

 

 「ハァ‥愛する真琴お姉様が関わって要るとボクには返答出来ません。」

 

 ありゃ?お姉ちゃんLoveじゃ無かったんだ‥‥

 

 「‥乗り換えたのかな?」

 「ボクは両方愛しているんです!!」

 

 てことは‥‥ヒーちゃんて浮気性!?

 

 ・・・少し懲らしめよっかな。

 

 「平野さんて最低ですね。」

 「何で意気なり他人行儀に!?」

 

 驚いてる困ってるぅ〜♪

 

 「此からは、余り私に話し掛けたりしないで下さいね」

 「えっ?ボク何かした?何でそんな冷たい目で見るの!?」

 

 後は1日放置プレイ♪

 

 ・・・お兄ちゃん達の事はどうしよっかな?

 

 むぅ〜其にしても、ヒーちゃんが煩くて考えられないよ!

 

 

 「返事して下さいよ!鈴ちゃんてば!ねぇ‥‥‥‥」

 

 ありゃ?沈黙した。

 

 「‥‥‥‥‥‥でも、ゾクゾクして堪らない!!」

 

 うわぁーそっちきたか!!

 

 ヒーちゃんを見てると考え事は無理っぽいなぁ‥‥

 

 「もっとボクの事を冷たくして!」

 

 ‥‥ん?、何だか私を見るヒーちゃんの目が‥ッて!

 

 ウソォ!走って来たぁ!?

 

 

 「何で向かって走って来るのォォォ!!」

 

 

 身の危険を感じて逃げ出す私は、考える余裕なんて無く逃亡者として

 

 

 「冷たくされたいからぁぁぁ!!」

 

 

 危ない目付きで何処までも追い回すヒーちゃんは、欲望のまま考える事もしない追跡者として

 

 

 「いぃぃやぁぁぁあ!!」

 

 1日を鬼ごっこで過ごす事に成りました。


 

 少年よ大志を抱け!

 

 ハハハ♪クラーク博士の言葉で登場してみた柊お姉さんですよぉ〜♪

 

 大志を抱けって言ったって色々な考えがあるよね?、ね?

 

 でもさ、難しく考えなくて良いんじゃ無いかな?、な?

 

 だからさ、お姉さんはこの言葉を送るよ

 

 皆よ!夢を叶える努力をしよぉ〜♪


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