7月6日《友情》by修 ―家族に聞けない事は友達に。聞く相手を間違えるなよ!―
サブキャラ その1
プロフィール
有坂 薫
何時も笑顔でやる事がえげつない有坂家のお母様。
趣味がコスプレと悪戯で、何時も家の何処かにトラップが仕掛けられている。
皆が集まるご飯時が彼女のコスプレファッションショーと成るが、理解できるのが鈴1人‥‥
一度、ウェディングドレスを着て来た時に、ドレスごと忍に着火された経験あり。
笑顔の下では何を企んでいるか判らないのが有坂家のお母様♪
帰って来た僕と真琴。
散歩中に色々と二人で話をしていたんだけど‥‥
何で真琴と話をすると美緒さんの話ばかりに成るんだ?
「‥‥担任なんだぁ」
「僕も姉さんに聞いて驚いたよ。」
返事を返しながら部屋のドアノブを僕の手が掴もうとするが
――カチャ
「ぬッ?帰って来たか。」
中から先に出て来た姉さん。
「…ただいま」
珍しく笑顔な姉さんは自室に向かったんだけど‥‥‥‥
何でスッキリした顔をしてるの!?
困惑した僕へ、誰か教えてくれ!
「忘れなよぉ〜」
‥‥真琴からの応えが有る意味答えか。
「・・・そうする」
そうしよ、謎は謎のままが一番さ!
だけど、少し違和感を感じるんだよねぇ‥‥‥ッ!
真琴に心を読まれてた!?
・・・真琴に心を読まれても平気に成ってきたな‥
此のままで大丈夫なのか僕は!?
「大丈夫だよぉ〜♪」
「だから、止めてください!!」
真琴の相手をするのも疲れ、いい加減に部屋に入り僕が見たものは!?
「おっ?帰って来たか。」
『此は日常の風景です!』
と、ボロボロな姿の癖に、自信満々な態度した上杉の下着を漁る姿だった‥
「‥何してるの?」 『僕の下着に何してるの?』
冷たい視線で暗に聞いても
「検索だが?」
『検索だが?、当然の行動をしている迄だが何か?』
って、不思議そうな顔で暗に聞き返されたけどさ‥‥‥‥
‥僕が間違ってるの?
「むッ!?ゾウさんは鈴ちゃんだな‥‥流石だ。」
僕とゾウさんを交互に見ないでぇぇぇえ!!
「ねぇ〜斬るぅ?」
また、真琴が可愛らしく首を傾げて物騒な事を‥‥‥‥
・・・お願いしよっかな?
「はぁ〜い♪」
「違う違う違う違う!!」
‥‥真琴の近くで上杉暗殺は考えちゃダメだな。
それよりも、話を始めるのはバカ達がこっちを向いてる今の内かな‥‥
「‥いい加減に本題に入るよ!」
「そう言えば、そんな事を言っていたよな?」
コイツ、本当に追い出そうかな‥‥
睨み付けると言うよりか、感情の無い視線で上杉を見ながら僕は考え出していた。
「ところでぇ何のお話なのぉ〜?」
真琴の質問で僕はハッとなり、改めて本題に戻る。
‥‥有り難う真琴、考えを戻してくれて。
「聞くけど、二人の成績は・・・マズイよね?」
もうすぐ試験だ、この質問で判るだろ?
「…あぁ。」
「…うん。」
うわぁ〜二人の雰囲気が暗くなったなぁ‥‥‥‥
・・・その気持ち、僕も判るよ。
けど、僕の話は二人を明るくさせよう!
「其なら、久しぶりにチームを組まないか?」
「「・・・」」
中学生の時に良く組んでいた、カンニングチームをまた組んで試験を受ける誘いさ!
「後戻りは出来ないよ‥‥」
「・・・」
僕は目を瞑り一言だけ二人に告げる。
「返事は?」
‥‥‥‥僕は待つからね、考えてくれても構わないよ。
「「のォッたぁぁぁあ!!」」
「君達に感謝する!!」
僕達のチーム結成が決まり際は投げられた、此で僕達に後戻りなんて出来ない‥‥
ただ、忘れちゃいけないのが
「・・・姉さんにバレたら‥」
「・・・確実に‥」
「・・・三人ともぉ〜」
「「「コロサレル!!」」」
震えながら三人身体を寄せ合ってバレない決意を固めた。
私を斬らないでぇ〜♪
ヘイヘイホ〜♪
ハハハ♪北島さんに怒られるかな?
下らない事が好きな柊お姉さんで〜す♪
でもね、歌は大事だよ!
歌は歴史的にも重要だとお姉さんは思うんだぁ〜。
色々と、昔の人達と現代の人達とは発想が違ったみたいだからね♪
そして、偉そうに語るお姉さんは音楽の成績1です!ハハハ♪
じゃッまた会えたらね。ハハハ♪




