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7月6日《僕は座禅、君は正座》by修 ―禅と茶は関係深いものです。覚えておきましょう!―

 

  プロフィール

    轟 美緒

 

 2学期から修達のクラス担任予定の彼女はまだ23歳とお若い。

 

 忍と同じく長身な彼女は単車好き♪

 

 スタイルの良い彼女が単車に乗った姿は思わず

 『ふ〜じこちゃ〜ん♪』と、呼びたくなる!

 

 バイクを興里に修理して貰った彼女も今は常連客で佳奈にマシンガンやランチャーなどを店に行く度に勧められる。

 

 彼女がマシンガンを持った姿はまるで峰さん!?

 

 悩みがサブキャラになりがちなところ‥‥‥‥

 

 

 他にも色々と設定はあるがネタが無くなると困るのでこの辺で


 

 あれから約二時間が経ち、呼んで置いた上杉も来たんだけど‥‥‥‥

 

 

 「‥‥」

 

 上杉なんか関係なしに、瞳を閉じて座禅を組み心を無に近づけている。

 

 「しぃ〜びぃ〜れぇ〜るぅ‥」

 

 そして真琴には正座をさせている。

 意味は無い、ただのお仕置きさ!

 

 顔を紅く染めて上目遣いの真琴にお願いされたんだ‥‥

 

 刀で僕を両断させてくれってさ!!

 

 勘違いした僕が悪いのか?

 誰だって勘違いするさ!部屋で二人きりの時に、あんなお願いの仕方は勘違いしちゃうだろ!?

 

 

 ハッ!‥‥心を乱しすぎた

 冷静にならなきゃ、汚された男の純情を清らかに戻すためにも‥‥‥‥

 

 

 

 ・・・心を無に。

 

 

 

 

 「‥‥俺の存在だが、忘れて無いか?」

 

 邪魔されたぁぁぁ!!

 

 「煩いよ、帰れば!?」

 

 まったく、精神統一のやり直しじゃないか!

 

 「‥‥黙って要るから‥居てもいい?」

 「駄目、帰れ!後で来い!!」

 「・・・うん。」

 

 

 呼んで置いて悪いけど、今の上杉は僕にとって

 『立てば目障り

  座れば不愉快

  歩く姿は殺意の的』

 そんな奴を傍に置くなんて、道を外しそうで怖いんです!

 

 まぁ〜目障りとかの前に‥‥まだ瞑ってるけどね

 

 

 「真琴‥上杉の奴、行った?」

 「別にぃ聞かなくてもぉ判るでしょ〜?」

 

 うん、聞かなくてもさ‥

 目を開けば良いんだけどさ‥‥

 癪じゃんか、上杉って言うのが特に‥ね?

 

 ・・・僕は、何を言い訳してんだか‥

 

 

 「いやっさ、まだ瞑ってるからさ‥」

 「んも〜仕方ないなぁ〜、‥‥‥出ていったよぉ〜」

 

 

 ‥‥‥‥‥ん?

 

 途中の沈黙は‥‥何?

 

 「もしかして‥居るの?」

 「‥‥居ないよぉ〜」

 

 明らかに居るよね?

 

 ‥‥言いたくないけど

 

 「‥上杉、好きだ」

 

 ‥‥吐きそう

 

 「俺もだ修!愛してるぞ!!」

 

 ウッ‥嫌な方法だったけど確認は出来たな、後は‥‥‥‥

 

 「‥潰すのみ!」

 「えっ、何を?」

 

 目を見開き、声を張り上げろ!我が家で待機中の鬼の召喚呪文を叫ぶんだ!!

 

 「姉さぁぁあん!!」

 「うそぉぉぉん!!」

 

 鬼を召喚した筈なのに、僕が思い出すのは黒仮面のテーマソング

 ――カチャッ

 

 上杉くん、扉のノブが回ってから、君の体が震えだしてるよ。

 

 でもね、あんな曲を思い出しちゃったからかな?

 呼んだ僕も震えてるんだ‥‥

 

 「私を呼んだか?」

 

 姉さんが入って来てから冷や汗が止まらない上杉くん。

 

 「上杉が僕を襲う処だったから、助けを求めたんだ」

 

 僕の言葉にイヤイヤって首を振る上杉くん。

 

 「ナンダト!」

 

 近づく姉さんに睨まれ、動きが止まる上杉くん。

 

 

 「いやっ、ダメッ!そんな事しないで、イヤァァァア!!」

 

 ‥‥‥‥バカがいる。

 

 「気持ちが悪い事をほざくなぁぁぁあ!!」

 

 ‥‥それとも、姉さんに殴られ過ぎて思考回路が壊れたのかな?

 どっちにしても呆れてモノが言えないってこの事だね‥‥

 

 「いやぁ!そんなに激しくされちゃ壊れるぅ!!」

 「何時も、何時も気持ちが悪いと言っておろうがぁぁあ!!」

 

 えッ!コイツ何時もなの!?

 今度は驚いてモノが言えないよ!

 

 ・・・でも、真実は‥どっちだ?

 

 「まっ、真琴‥‥上杉ってさ「何時もだよぉ〜」・・・そうなんだ。」

 

 ‥‥‥‥姉さんのラッシュの時にあんな会話があったんだ‥‥ 

 ‥‥真実を知るって辛い

 

 

  辛さを僕は

 

 「上杉、船の渡り賃だっよ!」

 

 小銭を目玉に投げ付けて

 

 「フギャァッ!」

 

 上杉への八つ当たりで誤魔化した。

 

 全弾命中して、ちょっとスッキリ♪

 

 

 「ねぇ、修くん?お話わぁ〜?」

 

 あっ、忘れてた!?

 

 ‥‥‥でもなぁ

 

 「‥‥三人揃ってからなんだけどさ‥」

 

 思い出して、転げ回る上杉の方へと僕が向くと

 

 「つまりぃ?」

 

 真琴も僕に促されて上杉を見る

 

 「ぬをォォォ!!目が、目がぁぁぁ!!」

 

 だけど、上杉は未だに転げ回っている。

 

 「二人で出掛ける?」

 「そぅ〜だねぇ♪」

 

 意外と早かった結論は二人で暇つぶしか‥‥‥‥

 

 色んな事があって何とも言えない気持ちの僕に出来る事、それは

 散歩して帰るぐらいだった。


 

 HappyBirthdayTo柊お姉さん♪

 

 みんなぁありがとねぇ〜♪

 柊お姉さんの誕生日はまだだけど嬉しよ。ハハハ♪

 

 ウザイ?ねぇウザかった?ハハハ♪

 

 ウザイ挨拶を考えてたら、これが思いついた柊お姉さんです。ハハハ♪

 

 皆にも年に一度の誕生日が有るよね?

 

 お姉さんさ、お祝いされる日って思うより

 お姉さんと縁の有る人たちへの感謝の日って考えてるんだッ♪

 

 皆もさ、恩を頂いた人達には感謝を忘れずに行こう。ハハハ♪

 

 説教クサイお姉さんでした。ハハハ♪


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