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僕と曲がり角 ―この出会いで恋人になれるのなら、地球はLoveで溢れているよ。―


 部屋に引きこもり、レポート用紙に83枚程

 『人生って何だろう。』

 と、書き纏めた僕は、真琴(要注意危険人物)が用意してくれた制服に袖を通し部屋を出た。

 

 

  ――通学路――

 

 

 遅刻決定となれば急ぐどころかポケーとなるようだ、僕も83枚のレポートを小脇に抱えて書いたは良いけど始末はどうしようかと考えながら歩く。

 

 

 ・・・ぶっちゃけ邪魔くさい。

 

 先生にでも見せれば内申があがるだろうか?、あがるのなら受験生にそれなりの金額で買って戴こう。

 

 などと思いつき笑みを浮かべ角を曲がると 

 

 

 「ぐぼォっ!!」

 

 

 バイクにはねられた 

 

 先に立ち上がった僕は、我が身の頑丈さに母へ多大なる感謝と女性ライダーのスタイルの素敵さに敬意を称し敬礼のまま

 

  叫んで

 

 「我が人生一片の悔い無し!!」

 

 

 力尽きて倒れた。

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