7月1日《バイクの出会い》 by美緒。 ―盗んで走らせても、ガソリンが切れた時に白けるよ。―
プロフィール
有坂 鈴
彼女は一年で16歳設定だが、一年は年齢を揃えておけばと後悔中!
身長は高校女子の中では少し高めな彼女。
顔付きだが、凛々しい顔立ちをした見た目は御上品なお嬢様だが、所詮は見た目だけのお嬢様!
隠す気の無い、溢れ出す彼女の中身はエロスの追求者!!
エロスを追求する彼女の体系だが、誘惑は発展途上だから‥‥ねぇ?
成績では生徒会副会長をしている姉に、下を取って来てラッシュを貰う事に成ったため、試験前になると良く聞く『死ぬ気で頑張らないと』が、あるが
皆との意味と顔色が違う‥‥
他にも色々と設定はあるがネタが無くなると困るのでこの辺で
――ドゥッ!ドゥッ!ドゥッ!
先程まで、夜の帳が降りた街を私は、バイクに股がり縦横無尽へと走らせていた訳ですが
(‥‥少し、疲れましたね、何時もの所に行きますか。)
休憩のため、私がバイクと一緒に休憩する時に使う場所へと走らせて要ると
(生意気にも私と勝負ですか?相手に成りましょう!)
勝負を挑むのは漆黒の色をしたバイクで、私のバイクは深紅の色
二台が走る街からは時折歓声が混じり私は高揚感を覚えていました。
(‥‥なかなか振り切れないですね。)
見覚えの無い相手は私の知る人の中でもトップに入るライダーで手を抜くなんて問題外
(楽しめそうな相手で良かったです。)
街では勝負が付き添うに無い私達は、地元にある【恋々峠】で着けようと私が先導で向かい、上り勝負を仕掛けてみると
(‥‥着いて来ないのですか?‥)
ミラーから消えて仕舞った漆黒のバイクを私は残念に思いながら前を向くと
(やられた!?)
漆黒のバイクは色を利用したようで、私は追われるから追い駆けるに一転したようです。
(やりますね、ですが勝負は此処からです!)
この【恋々峠】で勝負走るためにバイクをセッティングして
勝負は無敗でいる私が例え上りでも下りでも負けません!
(勝たせて戴きます!!)
私は難なくと追い越しはしましたが、相手との幅は広がら無い!?
(‥しつこいですよ。)
ですが!私達の追い駆けっこは最終と成る【恋々峠】の事故名所にも数えられる特に異名の無い急コーナーで勝負を決めます!
‥‥‥‥最後の決めてとなる急コーナー勝負では、私でも入った事の無い角度からの素晴らしい入りかたでした・・・認めるしか在りません、負けました。
「‥‥アナタには恐怖心が無いのですか?」
『自分を信じてるからぁ』
「ッ!!‥‥それだけで‥」
『だけど最後に必要なのはそれだよ?』
・・・今の私には勝てない様ですね。‥‥‥‥ですが!!
「‥‥もう一度‥もう一度私と勝負をして下さい!!」
『良いよぉ、場所は?』
「同じ、【恋々峠】の上りで」
『はぁ〜い、じゃぁ〜ねぇ〜♪』
走り去った漆黒のライダーを見送り、私も帰宅しようとフルフェイスを再度被った時
一つ忘れていた事を思い出して慌てる私。
(・・・場所の約束だけで時間が‥‥どうしよ!?)
この後、漆黒のバイクを私は数日捜す事に成りました。
‥‥‥柊お姉さんですよぉ〜
お姉さん、ちょっと疲れたよ。
だってさ、手紙来ないしさ、ラジオも行かなかったしさ・・・疲れるよ‥‥‥‥はぁ〜
じゃあね、また会えたら良いね。
・・・あっ!一回も笑って無い!?




