迷宮学者との出会いとオーク討伐
私は冒険者ギルドの受付嬢に迷宮学者が何処に住んでいるか訊ねた。
迷宮について長年研究している学者の元を訪ねた。
レールドの自宅に赴き、玄関扉をノックした。
コンコンコン。
「レールドさん、冒険者をやってるテュフォンという者です。迷宮の研究について伺いたいことがあって来ました」
玄関扉が開いて、白髪の背中が曲がった老人が姿を見せた。
「なんじゃ、迷宮の研究について聞きたいとはほんとかね?」
「はい。迷宮の魔物を生み出す装置を作れるかと——」
「ほう。外ではなんだし、中に入れ」
「それではお邪魔します」
レールドの自宅に上がった私だった。
リビングのダイニングチェアに腰を下ろすように促されるまま、座った。
「お主は何処から来た?」
「グリットリグからです。王から活気を取り戻したいらしく迷宮を復活させるという命令を」
「グリットリグぅ!?何十年か前に迷宮を壊したと聞いたが……ほぅう、今の王は活気を取り戻すことを選んだのか。迷宮を復活させる為に何をしに来た?」
「魔物を生み出す装置を作れるかと長年研究しているレールドさんの意見を伺いに」
「魔物を生み出す装置……迷宮核か!!あんな代物を現代に造れるかと……完全な模倣品は難しいだろうな。ちと待っておれ」
レールドがダイニングチェアから立ち上がり、リビングを出ていった。
戻って来たレールドは、一冊の分厚い本を抱えていた。
抱えていた本を広げ、私の前に置いた。
「迷宮核は千年は昔の代物よ。一から造るということじゃろ?」
「ええ、はい。欠陥品になると?」
「欠陥品とは言い方がちと違う……完全なる迷宮核は造れんだろう」
「そうですか……」
私の顔は多少曇った。
レールドの自宅を後にして、迷宮核の詳細が記された書籍を借りて、宿屋に戻った。
レールドから借りた書籍を宿屋に置いてから、ノーラの森へ赴いた。
ノーラの森に入ると樹の上から蜘蛛が糸を吐いて、攻撃されたので、真っ二つに大斧で斬った。
オークを見かけ、気付かれない内に魔石が埋まっているだろう箇所を深く斬りかかった私だった。
4メートルはあるオーク将軍が10体いて、6メートルあるオークキングが3体いた。
一つの群れにオークキングが1体なのが普通なのに、ありえないことが起こっている。
オーク将軍が10体なのもおかしい。
いくら大物がいても構いやしない。
オーク将軍の目を回らせる為にオーク将軍らの周りを全速力で走っていく。
目が回ったオーク将軍がいたら、躊躇なく斬りかかり、倒して数を減らしていく。
「冥轟雷転んん!!」
オークらの頭上に雷が落ちた。
残ったオークやオーク将軍、オークキングを雷で気絶させ、魔石を狙って斬っていく。
オークを殲滅させ、ノーラの森を出て、冒険者ギルドでオークらの解体と買取をしてもらった。




