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トッゾ盗賊団の捕縛

 私はワイバーンの肉料理を食してから、トッゾ盗賊団の捕縛を目的として街を歩いた。

 裏路地を主に歩いていくと少女が若い青年に絡まれているのを見て、駆け寄って、間に入る。

「こんなとこで何してる?」

「嬢ちゃんにゃ関係ねぇだろ!抵抗せず来い!」

 青年が少女の片腕の手首を掴んだのを見て、私は青年に拳を腹に喰らわした。

「あぅっ……お、まえ……何者、だぁ?」

 青年が地面に倒れ込み、気絶した青年に頬を叩き、リーダーの居場所を聞く。

「おい、お前!リーダーらのアジトは何処だ?おい、吐け!おい、お前……」

 気絶した青年からなんとか聞け、そこに置いていく。


 私はトッゾ盗賊団のアジトに殴り込みに行った。

 アジト内には100人程の下っぱがいた。

 襲いかかってきた20人を拳一つで返り討ちにした。

「何者だ!お前……かかれ!いけぇ!」

 襲いかかってこなかった1人の下っぱが声を上げた。

 残りの70人が周りを固め、襲いかかってきたが温い攻撃だった。

 かわして、拳を撃ち込み、脚で蹴っていくだけで倒れていくトッゾ盗賊団の団員らだった。

「こんなもんか……S級をかりだすことか」

「S級……だとぅ!?」

 私が漏らした言葉に驚く襲いかかってこなかった10人のうちの1人だった。

「逃げろ」

 他の団員が潜めた声で指示を出したが、私が聞き逃す事なく、残りの団員が逃げ出す前に進行方向を遮り、拳と蹴りで動きを封じた。


 地面に倒れて気絶するトッゾ盗賊団を縄で縛り上げ、アジトを後にした私。


 冒険者ギルドに赴き、トッゾ盗賊団の捕縛が終わったことを告げた。

 受付嬢が驚き、上層部に報告しに姿を消した。

 受付嬢が姿を現したら、スタールドレンも姿を現した。

「テュフォン、トッゾ盗賊団を捕縛してくれて助かったよ!何人捕縛したんだ?」

「100人くらいだったかな」

「100人?まあ、アジトを突き止めたんだ……あとは他の冒険者に任せても大丈夫だろ。リーダーは居たのか?」

「リーダーの顔なんて知らないぞ。わからん」

「あと200人弱は他の冒険者に任せる。報酬は金貨30枚になるが良いな?」

「そのくらいになっても良い」

「ワイバーンの素材買取額だが、金貨110枚だがまだ用意が出来ておらん。数日待ってくれんか?」

「そんなにか……あぁ良いよ」


 私は冒険者ギルドを後にして、宿屋に戻った。

 ドフトにワイバーンの肉を料理してもらって、食事を摂る。

「スモーキリガさんにあげるなんて太っ腹ですね!」

「ドフトくんを借りてるから。ワイバーンの肉を多少献上しないと私の命が危ないからさ」

「スモーキリガさんがテュフォンさんより強いんですか?」

 楽しく2人で食事を摂った。

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