幸せの後付け
幸せはふたりの気づかないところから
やってきて
気まぐれな風に乗るようで乗らないまま、
いつのまにか知らないうちに
ふたりのあいだを通り抜けていく
今のしあわせを
過去から順番に並べる必要はないけど
必要な時に思い出すために
僕が選んだのは
「幸せの後付け・・」
つらいあとに
せめて、
「いままでの幸せ」思い出させてくれて
その悲しみを消せるように
今は気づかないこと、たくさんあっても
キミのそばで
気づかないことがあっても
たまにはいいよね
許してくれるよね
キミなら
それとキミに
幸せの後付け
見届けてほしいから・・
べつに幸せの数を
数えたりしない
幸せ、そのものを比べたりもしない