あとがき
[あとがき]
あらためまして「project ish」をお読み下さり、本当にありがとうございます。
本来ならあとがき欄を使用すべきなのですが、文量がとても多くなりますので、あえて本文に入れさせていただきました。
この「ish」はなろう1周年記念に始めた企画ものでしたが、実は元々のアイデア自体はかなり昔から作っていました。
その時点では「ノベルゲーム」という媒体を予定していて、今回選択肢が現れるのはその名残です。実際はキャラごとにグッドとバッドエンドがあり、紅野に至ってはバッドが三つあった気がします。
ですが小説という媒体上、バッドの後味の悪さで終わるのは、今までお付き合いいただいた方に申し訳ないということで、あえてグッドエンドのみを残しております。ただし一部はバッドとエンドを混ぜ合わせたような終わり方にしているものもありました。(森山エンドはその類です)
また本来であれば、紅野は全員のエンディングを見たうえで、ようやく選択肢が登場するいわゆる『隠しキャラ』というものでした。
ですが彼の持つ物語は、この話全体に関わるものですので、最初から選択肢として登場させています。
とはいえ、差し挟まれる夢の話などは、ちょっと紅野に有利に働いたかもしれませんね……。
また、普通の小説形式では出来ない、リアルタイムの面白さも表すことが出来て良かったと思っています。
夜になると現れる夢の断片や、壊れていく人物紹介などは、一緒にお付き合いいただいた方だけにしかお届け出来ない体験になったのでは、と思っています。
大変短い間ではありましたが、たびたび突きつけられる選択肢に協力して下さり、本当にありがとうございました。
投票してくださったWhiteAQUOSさま、ゆきうさぎさま、買った肩叩き機高かったさま、リューセンさま、六亀さま、猫羽ねむさま、Nuvelさま、Lovecatsさま、宮里蒔灯さま、りーさま、岡さま。この物語を導いてくださいましたことに深く感謝を申し上げます。
少し時間が空きましたので、明日からは選ばれなかった[if.]の物語をご紹介します。お気に入りの医者がいなくなった! という方も、どうかもしもの話を楽しんでいただければ幸いです。
それでは長くなりましたが、今後ともproject ishをよろしくお願いいたします。
>……_
>…project ish loop end.
>Re start?
→yes
no




