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第0話 終焉

白。


普通は光だとか純潔だとか結婚だとか、前向きな意味で捕えられがちな色だろう。

しかし、今の俺はその「色」に恐怖しか抱けなかった。


全てが白に埋め尽くされた世界。樹も建物も空も、何もかもが純白に染っていた。


その中で真紅に染まり足元に転がっている幼馴染や仲間だったもの。


目の前にはこれまた真っ白な、ヒトなのかモノなのかすらわからいナニカが浮かんでいる。

恐らく、「神」と言うやつなのだろう。

閉じたままのはずの眼で俺の方ををじっと見つめている。


足がガタガタと震えているのが自分でも分かる。


だが、まだだ。俺は諦めるわけにはいかない。


■■■■を助けねば。


改めてそう心の中で誓った俺は、足元に落としていた金色に輝く弓を再び拾い上げ、浮いているナニカを強く睨みつけた。




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