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怠惰って何?  作者: もこ
1/5

1話:転生

あんま作者を、怒らないでください。

ここは、インティックという世界。


その世界は、いわゆる剣と魔法の世界。


魔物やエルフ、はたまたドラゴンなど、現実ではありえない生き物や人間、そんな生物が生きる世界。


その世界の、ある森の中、ある男が生まれた。


その男は、肌の色、額に角他にもいわゆる人間と違う見た目をしていた。


どこか気怠げな目をしていて、今にも眠りそうにあくびを一つして、その男は知らない場所に移動したというのに、そのまま眠った。


------------------------


そして、その男が生まれた次の日。


ある男は目をこすりながら、その気怠げな目を開けた。


その瞬間、男の目に飛び込んで来たのは、木そして木。


男は何が起きているかわからないようで、もう一度目をこすり、


「えっ?ここどこ!!」


と叫んだ。


そして、周りを確認しようと立ち上がると、妙に自分の視線が低いことに気がついた。


そして、自分の体を見ると、爪は長く、肌の色が緑、服は着ておらず、腰に布切れが一枚巻いてあった。


驚いて声も出ないが、水の音が聞こえたので後ろを向くと、川が流れていた。


慌てて、川の方にかけだし、水で自分の顔を確認しはじまた。


そして男がオタクだということもあり、ある事に気付く。


「ゴブリン!!」


と叫び、顔の角を触ってみたり、川をチャプチャプして自分の顔を消してみたり、わけのわからない行動をしばらくとった。


その後ようやく落ち着いたのか、


「はぁ〜」


とため息を一つつき。


よりにもよって、ゴブリン転生か…


勇者召喚なんてごめんだが、それでも人間が良かった。


でも、進化していけば人間みたいになれるかな?


めんどくさいな…


「はぁぁぁぁ〜」


だが男はオタク、ため息をついているが、憧れの異世界転生だ、その顔には若干喜色の色が浮かんでいた。


そして、


「ステータス!!…うぉっ!!」


オタク知識を生かし、とりあえずこれだよなって行動をとってみたわけだが、当たったみたいだ。



名前:ジン・ヤマグチ

種族:ゴブリン

LV6


スキル

『料理Ⅲ』『精力Ⅴ』『怠惰な魔法Ⅰ』『夜目Ⅰ』『悪食Ⅲ』『鑑定Ⅰ』


ユニークスキル

『異種族間交尾』『言語理解』


エクストラスキル

『怠惰Ⅰ』


称号

『魔王の種』



という感じで、ステータスが恒例の透明なディスクっぽいものに浮かび上がってきた。


そして、恒例②のスキルや称号をタップしてみると、そのスキルの説明が出て来た。


料理:料理の味がうまくなる。


精力:精力が高まる。


怠惰な魔法:レベルⅠでは、確率で相手を眠らせる魔法を使える。(レベル差によって確率、効果変動)


夜目:暗いとこでも、周りが見えるようになる。


悪食:胃が強化され、だいたいなんでも食べれる。


鑑定:物や人の情報を知ることができる。(その物や人が持つスキル隠蔽のレベルより鑑定のレベルが低かった場合知ることができない。)


異種族間交尾:異種族でも妊娠させることができる。


言語理解:この世界言語を理解できる。(今はゴブリン語のみ)


怠惰:怠惰に過ごすことによって、経験値を手に入れられ、スキルレベルによって、使える魔法が増える。さらに、怠惰に過ごしている間に、生命活動に必要なエネルギー全て、魔力から取り込むことができ、その代わり周りに怠惰の感情を撒き散らす。


魔王の種:魔王になる可能性を秘めている。寿命が長くなる。



魔王…魔王か、まあ今は考えなくていいか。


そして怠惰、これは俺の性格ぴったりのチートスキルだ!!


レベルが最初から6な理由も、怠惰のおかげだろう、転生後に寝ている間に経験値が溜まったみたいだ。


前の世界では、学校やなんやかんや、縛られた生活を送っていて、怠惰に過ごせなかったが、この世界では、楽しい異世界生活が送れそうだ!!


































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