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しるし3(詩集)

ロッゲンブロートと桜

作者: さゆみ


桜の花びらは雨に打たれてしっとりと

桜の木の幹は雨にもたれてどっしりと

やわらかく薄い花びらは道にしっかりと張り付き

たくましく太い幹はそれをうっとりと眺めている


春の嵐がやってきて世を搔きまわす

暖かな雨とか風とか我を振りまわす

タイムトリップ スプリング

まわってすべってわらってないた

タイムトラベル スリリング

目覚めたらぁ ドイツパンやぁ?


100パーセントライ麦パン

ずっしりと重たくて

グルテンフリーで膨らまなくて

フワリとはせずニヤリともせず

凄味を利かせて酸味を効かせて


ボロボロしていて

でもほろほろしていて

やわらかくなくて

でもかたくなでもなくて

おいしいってほどでもなく

でもまずくもなく

クリームチーズを塗って食べると


わたし こころが 桜色になる






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― 新着の感想 ―
[一言] ∀・)春の甘苦さを感じました。オチでもっていった感がありますな~。
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