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賢者様を待っている世界で  作者: 三條聡
第11章 テグネール村 8
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待っていた知らせ

 夜になって、マティアスのもとに王都より知らせが届いた。

 とある護符をテーブルの上に置くと、その護符と対になる手紙が空中に現れて落ちてくるのだ。もちろん、送る側が手紙を送る護符を手紙に貼った後にだが……。


 寝に入る前に、今日にも手紙が届くであろうと予想できていたので、しばらくは眠らずに待っていた。

 そして、やっぱり手紙がきた。


 王家の紋章が押された蝋封が割れて、封が開く。中には2つ折になった1枚の紙入っていた。

 文面が短いものだった。






 ブレスレットを届けに、ノルドランデル公爵が向かう               ゆるせ






 思わず力がこもってしまい、紙にシワを寄せてしまう。

 国王からの『ゆるせ』は、今でなければ受け入れたであろうが、今はまだだ無理だ。

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