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賢者様を待っている世界で  作者: 三條聡
第1章 テグネール村 1
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テグネールのメインストリート

 ダーヴィッド村長から、レギンとアーベルと一緒に暮らす許可を得た。アーベルとレギンにとっては、亡き妹に似ている私を放っておけないのだろうと思うが、私としてもレギンとアーベルと一緒の方が、何かと便利だと言う打算があった。でも、半日ちょっとの付き合いだけど、私自身がレギンとアーベルを気に入ってしまったのだ。


 私たち3人は建物から出ると、ダーヴィッド村長も外まで出て、最後まで心配だと言ってはいたが、それでもそれ以上は何も言わずに見送ってくれた。


 レギンは荷車を引くとさらに先に進んだ。そう言えばバターやチーズを売るって言っていたけど……。

 村長のいた建物から2軒先にあった十字路を左に曲がる。その通りはこの村にしては、まっすぐで、家々はどれも大きくて立派だし、隣の家と家の間は狭かった。その壁には絵が描かれている看板みたいなものがついていた。

 3軒目の建物の前に荷車を止めた。


「ここは、雑貨屋さんだよ。その隣では野菜を売っていて、そこの大きな建物は宿屋。今日は、宿屋に卵とバターとチーズを届けて、雑貨屋でバターとチーズを売ってロウソク買って、野菜を買うんだ」

「叔母さんの所には、俺が持って行く」

「じゃあ、僕はチーズとバターを雑貨屋に持って行くよ」


 2人は自分の担当を口にしながら、それぞれ品を分ける。レギンは、卵の入ったカゴに、バターの瓶を2つと、チーズを1個入れた。

 叔母さんと言うと、血縁者ではないか。村長さんは、レギンたちのお父さんの弟だったけど……。

 アーベルは雑貨屋に持って行くと言うのだから、もう一カ所は宿屋だ。レギンとアーベルの叔母さんとは、宿屋を営んでいるのだろうか?


 どうやらここの道は、主要なお店が寄り集まっている村のメインストリートのようだ。


「エルナ、行こう」


 アーベルに手を引かれて、雑貨屋に入る。初めてのお店にちょっと……いや、かなりワクワクしていた。この世界の雑貨屋って、何を売っているのだろうか、無一文の私には見ることしか出来ないが、それでもワクワクした。


 奥に消えたアーベルは放っておいて、私は辺りに視線を巡らせる。

 店の中はとても薄暗かった。その理由は、所狭しと棚が乱立し、隙間なく品物が詰め込まれているからだ。この店には、窓はなく、あったとしてもガラスなどはなく、木の扉がついているだけのものだ。

 棚に並べられた商品は、私の理解できる品物はほとんどなかった。解る品物と言えばロウソク。日本ではお目にかかれない程、異常に太くて大きかった。また、陶器製や木製の皿やスープ皿やコップも認識できた。

 ナイフみたいな時代や地域によって差異のないモノ故に、この世界の道具が私の知っている世界と比べることは簡単にはできないが、それでも種類はかなり豊富だし、売っているということは、かなりの需要があるのだろう。時代が古ければ古い程、どんなものでも自ら作るのだから。

 特に農具はかなり多く、熊手やほうきくわや巨大なかまなどもあり、それら全て手作り感満載だったが、確かにかなりの道具が揃っている。

 さらに進むと、布の束や鍵針や毛糸、針や糸があり、どこの家でも家族の衣類は家族の手によって作られるのだろう。糸巻き用のスピンドルなんかもあった。手芸関係はかなり解ることに気がついた。そう言えば、ここ2世紀は、大量生産にのみ重点を置かれていたので、何ら変化は見られていないと思う。面白いことに、衣類はここ4世紀ほどは重要な部分は何も変わっていないんだと、改め感じた。


「ん?」


 そんな手芸の用品がある場所で、見たことのないモノがあった。いや、正確には見たことはある。でも、それが何故手芸用品の所にあるのか解らないし、何よりどうやって作られているかが解らなかった。それは、私の世界ではスリッカーブラシと呼ばれ、犬のトリミングに使うブラシだ。針金のようなブラシで痛くないのかな? と思うアレである。でも針金ではなく木製のように思える。『これは何?』の次に『これはどうやって作ったの?』に、移行した。

 この細かいものを木で作るなんて尋常じゃない。ブラシの毛が木製だと思ってくれればいい。もちろん柔軟性はまったくないのだが。

 手にとって眺めたり、触ったりした。でも、答えなんて出てくるわけもない。この時代の匠の品だ。


「おーい、エルナ」


 奥でアーベルが呼んでいる。木製のスリッカーブラシをもとに戻して奥に行ってみる。アーベルが、いくつか匙を持っていた。


「どれが使いやすい?」

「えっ?」

「うちにあるもの、エルナには大きいよね」

「大丈夫だよ」

「え〜、大丈夫じゃないよ」

「大丈夫だよ」


 そんな押し問答をしていると、頭をガシっとつかまれた。


「遠慮はするな。他に欲しいものはあるか?」


 いつの間に合流したのか、声の主はレギンだった。大きな手で、頭頂部に手を置かれたのだが、実はこのまま掴んで持ち上げられそうで、ちょっと背筋が寒くなった。

 いやぁ、しかし……16歳の子に買ってもらうのはどうも……。とは言っても、レギンとアーベルは私を子供だとしか思っていないし、遠慮すると子供らしくないと思われる。

 そして、私は無一文……。


「こんなものでいいかな?」

「そうだな」


 あらら、勝手に決めてしまったよ。


「兄さん、ロウソクはどれくらい買う?」

「いつもの通りで」

「石けんもいるよね」

「そうだな」

「そうだ、エルナが扱えるようなナイフはないかな」

「子供用のナイフでいいんじゃないか」


 子供用のナイフって何? 良く知っている『子供用』と『ナイフ』という単語だが、繋げると背筋が寒くなる。子供用の包丁が、昨今さっこん売られているらしいが、料理が目的だから別に何とも思わなかったが、包丁=料理でない場合は、やっぱり背筋が寒くなるのだろうか? 想像はしませんよ、怖いですから。

 ドンと奥のカウンターのような場所に、モノが乱暴に置かれた。何事かと思うと、カウンターに視線を向けると、かなり大きな男性がいた。どうやら、カウンターに商品を置いた音だったようだ。

 レギンもアーベルも別段変わったリアクションはない。


「アーベル、こいつが来たぞ」

「えっ、本当!」


 カウンターの向こうから、思ったより大きな声で、アーベルにそう言うと、手に持っている層品を掲げていた。アーベルが飛びついたのは、羊皮紙の束のようなものだった。それは何? またぞろ私の好奇心がむくむくとわき上がった。が、カウンターに近づくと、カウンターの上のものが見えなくなってしまった。


「あー、でも今日来るなんて解らなかったからお金はウチだ」


 残念そうに肩を落とすアーベルに、大きな男はガハハと豪快に笑った。


「なーに、構わない。お代は後でな」

「本当!」

「今日は、何やら買い物があるみてぇだし」


 そう言うと、カウンターの真下にいた私を覗き込んできた。


「このチビちゃんが、《禁忌の森》の子か?」


 ニルス少年め! どこまで広がっているのだ。


「エルナです」

「そうか、で、レギンとこに行くのか、それともダーヴィッドんちか?」

「エルナは俺たちと一緒だよ」

「そうか……」


 豪快に笑い、乱暴な言葉使いなのに、なかなか似合わない表情をする。私を見ると、多くの人が驚き、言葉を交わすと目の前の大男のような表情をする。もちろん解っているさ、みんなエイナを思い出してやるせないのだ。

 それにしても、山のような大男のこんな表情は、見ているこっちも心が痛むと言うものだ。茶色の髪はちょっと薄いようだが、顎にはやしている髭は随分と立派だ。


「おじさんは、このお店のご主人ですか?」

「おお、そうだ。オロフだ」

「おじさんのお店には、先がフォークになっているスプーンはないの?」


 唐突な私の質問にすべての人が、クエスチョンマークを浮かべているみたな表情をしていた。

 実は、昨晩使った木製の匙が、使いにくいことこの上ないのだ。木製だから薄くはないので、今の私では口いっぱいに木を突っ込んでいるみたいになる。それが気になって、気になってしかたがない。大口を空けないと、ころりと肉や野菜が匙から逃げてしまうのだ。上手く食べれない苛立ちから、『つきさせればいいのに』と思ったのだ。その時に思い出したのが、昔給食で使っていた先割れスプーンだ。

 中世のヨーロッパでは登場しているはずなのだが、ここには見当たらない。まぁ、人気が無かったみたいだけど。


「エルナ、良く解らないんだけど……」

「スプーンのここの所……説明が難しい」


 困り顔のアーベルに説明しようとしたが、言葉で説明するのは難しい。

 お互いに困った顔をしあっている横で、レギンはオロフさんと話しはじめた。


「踏み台が欲しい。4段くらいの」

「踏み台か……4段って言えばかなり高いな」

「うちにある3段の踏み台は、エルナには少し低いみたいだ」

「そっか……そんじゃ、2、3日はかかるがランナルに注文しておくか?」

「それなら後で、エルランド親方の所に直接行きます」


 おぉ、そんなものをわざわざ。寡黙だが、レギンはとても良く見ているのだ。

 まずい……このままここにいると、いろいろと私のモノが増えて行く。申し訳なくて、私はゆっくりと後ずさりをして外に出た。

 確かに踏み台はちょっと低いのだが、使えないことはないのだ。勿体ない!


 荷車の所で待つことにした。そして、村の観察だ。

 オロフさんの店の右隣は、倉庫のようなものだ。あれ、でもアーベルは野菜を売っていると言っていたけど。

 斜め前の宿屋は、レギンとアーベルの叔母さんなる人がいるらしい。随分大きな宿屋だが、人の出入りは全くないし、雑多な人々がいると感じるざわめきのようなものも感じられない。

 静かな田舎のメインストリートだ。


 そんな時、視界のスミで動くものがあった。さっと建物の影に隠れたようだ。物珍しい私を盗み見ていたのか慌てて隠れた。じっと見ていると、ダークブロンドの髪がちらりと見える。背丈はそれほど大きくはないので、子供だと思うのだが……。

 再び顔を覗かせて、私と目が合うと慌てて顔をまた隠してしまった。やれやれと、溜め息をついていると、唐突に建物の影からその子が転がり出てきた。いや、転んでるよ、キミ……。


「何やってんだよ、ヨエル」

「痛い〜」

「そりゃあ、転んだんだから痛いだろうよ」


 転がった男の子をヨエルと呼んだ少年は、驚くことにちっちゃいレギンだった。ヨエルという少年も髪の色や目の色がレギンと同じで、どことなく似ている。二人は兄弟ではないかと思われる。


「なぁ、お前がエルナか?」

「そうよ」

「本当だ、エイナにそっくりだな」

「そうなの?」

「ああ、そっくりだ」


 二カッと笑う少年には、今までの人のように悲しそうな表情はしなかった。


「あなたは?」

「俺はダニエル、で、こいつはヨエル」

「二人は兄弟なの?」

「はぁ?」


 驚いた顔をしたダニエルは、すぐに笑い出した。えっ、違ったの?

 ヨエルは不満げな顔だ。

 そんな時、雑貨屋の戸が開いてレギンが出てきた。レギンはすぐに笑っているダニエルに気がつき、そしてヨエルを見た。

 その後、思ってもいなかった事実が判明した。


「兄ちゃん!」


 ヨエルはそう言いながら、ダーッと走ってきて、レギンにしがみつく。遅れて出てきたアーベルは、私を確認してからレギンにしがみつくヨエルを見た。


「なんだ、ヨエルもいたのか」


 素っ気ない台詞に、レギンに抱きついたままヨエルは、アーベルに蹴りを入れる。まぁ、その目論みは上手くはいかなかったけど。


「叔父さんの言うことをちゃんと聞いているか?」

「聞いてるよ!」

「そうか」


 頭を撫でるレギン、満更でもないヨエル。


「その子と一緒に暮らすんだよね、なんで僕はダメなの?」


 瞳を潤ませてレギンを見上げる。えーっと、この子はレギンとアーベルの弟?

 でも、なんで離れて暮らしているの? 私の心の疑問に答えてくれたのは、頼りになるアーベルだ。


「エルナ、弟のヨエルだよ。今は叔父さん……ダーヴィッド村長の所で預かってもらっているんだ」

「本当の弟……じゃあ、ダニエルは?」

「俺の父ちゃんはダーヴィット。さっき会っただろ?」


 アーベルに代わって答えたのはダニエルだった。そーか、ダービット村長さんの息子で、従兄弟か。似ているはずだ……いや、似過ぎだろ?


「じゃあ、ダニエルはアーベル達の従兄弟になるの?」

「そうだよ、そして、ヨエルとダニエルとニルスとブロル4人をまとめて、テグネールのアッフって言うんだよ」

「あっ、アーベル! 変な呼び名をつけるなって言ってるだろ」

「アッフって?」

「《禁忌の森》にいるやかましい魔獣だよ」

「やかましいって言うな!」


 ダニエルはやかましそうだが、ヨエルとニルスは大人しい。ひょっとして、私がまだ会ってないブロルは、ダニエルみたいな感じなのかな?

 でも、アッフと呼ばれる魔獣ってどんな魔獣なのだろうか。ダニエルとヨエルが嫌がっているけど。


 ヨエルは、そんな騒ぎには加わらず、まだレギンにしがみついている。親にはぐれたように必死だな。でも、父親と妹を亡くしてしまったばかりなのだから、残った家族の絆はより深くなっているのだと思う。そう思うと、不憫に感じるよ。


「ヨエルはウチに帰れないの?」

「ヨエルはまだ、赤ちゃんだからなぁ」


 私の問いに意地悪を言うアーベルを、キッと睨むヨエル。


「でもまぁ、さっき聞いた所、アーダさんの具合も悪いみたいだし、そろそろヨエルを任せるのも気が引けるしなぁ……」

「そうだな」

「帰っていい?」

「後で迎えに行くから、荷造りしてこい」

「うん!」


 先ほどのメソメソとは打って変わって満面の笑みで走りだした。

 でも、ダニエルは立ち去るつもりはないようだ。ええーっと……ヨエルさん、ダニエルさんをお忘れですよ〜。


「さて、野菜を買うか」


 立ち去らないダニエルに気がついているのかいないのか、アーベルは私の手を取る。


「エルナは何がいると思う?」

「野菜?」

「オニオンもポテトやウォルテゥルはまだ沢山あるからね」


 アーベルに手を引かれて、オロフさんの雑貨屋の隣の倉庫の戸をくぐる。そこはやっぱり倉庫で、あちこちに麻袋や、カゴに入った野菜があった。

 私が料理をすることは、すでに決定事項だ。となると、私が作る料理で最も使用頻度が高くなるであろうモノを探した。


「アーベル、これは何?」

「これは、トーマート」

「トマト?」

「トーマートだよ」


 わざと言っているのかと思ったが、私の知っているトマトそのものだ。名前も……まぁ同じと言えよう。


「これが欲しい」

「トーマートか、これ酸っぱくて苦手なんだよな」

「えっ、トーマートは煮ないの?」

「そのまま食べたり、鍋に入れたりはするよ」

「トーマートは、良く煮ると酸っぱくなくなるよ」

「そうなの?」

「そうなの」


 アーベルに、野菜の名前を聞き、私はその品をどうするつもりなのか答える。レギンとダニエルは、黙ってそれを見ている。

 結局、トーマートと言う間抜けなトマトを買い、コーンと英語呼びの真っ白なとうもろこしと、サラダ菜みたいなレタスを買った。頭が混乱する。

 驚いたことに、ここは野菜の倉庫ではあるが、無人販売所だった。適度に山になっている野菜についている木札とともに、そこに記載されているお金を置いて行くのだ。木札には、生産者の名前が書いてあるのだ。私たちの世界で言う所の『私が作りました』という生産者のシールのようなものだ。


「なぁ、お前。なんでそんなことを知ってるんだ?」

「そんなこと?」

「料理のことだよ」


 倉庫から出ると、ダニエルにそう問いかけられた。


「みんな知らないの?」

「トーマートはどう食っても酸っぱいだろ?」

「そうなの?」

「そうだ!」


 やはり、ここの料理はどうも未発達のようだ。えっ、それともこのトマトはいくら煮込んでも酸っぱいままなのか? そう言えば、私の世界でもトマトは種類によって酸っぱいのと甘いのがあったなぁ。


「エルナは料理の名人なんだよな」


 そう言って、アーベルが助け舟を出してくれる。


「こんなチビが?」

「エルナは小さいけど、料理はどんな大人にも負けないと思うけど」

「嘘だ〜」

「今朝の食事は、美味しくて、説明できない位だよ。ねぇ、兄さん」

「そうだな」


 レギンに微笑みかけられ、アーベルも賞賛の嵐だ。

 いっ、居たたまれない。こそばゆくて、恥ずかしすぎる。バカ親ならぬ、バカ兄丸出しだ。


「よし、俺が食ってみてやる」

「いやいや、いいよ」

「良くないだろ」

「馬鹿なことを言ってないで行くぞ」


 レギンは、アーベルとダニエルの会話を遮り、荷車を引いて進み始めた。

 私? 私はレギンに荷台へと積まれた後です。

《エルナ 心のメモ》

・宿屋にはレギンとアーベルの叔母がいる

・村のメインストリートには、雑貨屋、宿屋、野菜を売っている所などがある

・雑貨屋のあつかっている品は多岐にわたる

・木製のスリッカーブラシを見つける。くしの部分が木製で、こんな細かい作業をどうやってしているのか謎

・私は、《禁忌の森》の子とか呼ばれている

・雑貨屋の主人はオロフさん

・先割れスプーンが無かった。

・エルランド親方なる人物が登場

・レギンとアーベルにヨエルという弟がいたことが判明

・ヨエルはダーヴィッド村長の所で預かってもらっていた

・ヨエルとダニエルとニルスとブロル4人をまとめてテグネールのアッフと言うらしい

・ダニエルの母、アーダさんという人は体調が思わしくない

・サラダ菜みたいなレタスがあって、私の知っているトマトにトーマートという間抜けな名前がついていた

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