はじめに
はじめましての方が殆どだと思われます。
(自称)TRPGサークル(仮)「Code:mix」の一員、レイムスキーと言います。
今回のリプレイはサークル内で行った[ダブルクロス The 3rd Edition]セッションのリプレイとなっております。
TRPG、ひいてはリプレイを知らない方のために、簡単に解説をさせていただきます。
まず、TRPGとはテーブルトーク・ロールプレイングゲームとも呼ばれ、所謂『ウィザードリィ』や『ドラゴンクエスト』の原型とも言われるモノです。
それら二つの作品ではコンピューターによって計算を行ったり、予め用意されたキャラクターやシナリオに沿ってゲームを行っていきますが、TRPGでは『コンピューターは要りません』し、用意されたキャラクターを使うわけでもシナリオを使うわけでもありません。
自由に自分の好きなキャラクターを作り、そのキャラクターを『演じ』。
そしてその演じた結果によって、予め用意されているシナリオだったとしても内容が変わっていくことも多々あります。
この二つがやはり一般的な『RPGゲーム』との違いだと思います。
ではTRPGでは何が必要なのか? と言われると、単純です。ダイスと筆記用具、そしてルールブックがあればいいんです。あとはゲームを楽しむ精神があればなおいいでしょう。
それさえあれば、貴方もTRPGの世界を簡単に楽しむことができます。
そしてリプレイとは、このTRPGを行ったものを文章として書きおこした物です。
[ダブルクロス The 3rd Edition]の舞台は現代と少しだけ異なる世界。
一見平穏に見える世界の裏側で、[レネゲイド]と呼ばれる特殊なウイルスに感染した[オーヴァード]と呼ばれる超能力者に近い存在が、様々な理由で戦いを繰り広げています。
既存作品のイメージとしては、『TYPE-MOON』さんの作品や『灼眼のシャナ』を始めとしたライトノベル系作品が近い形になります。
それでは、簡易的な解説ではありましたが、更に詳しいことは本リプレイを進めていきながら書いていければ幸いです。
……と、ここまで偉そうなことを長々と書いていますが、私自身もTRPG経験はあまり豊富であるとは言えません。
どちらかというと初心者に近いほうでしょう。
そういった上で、このリプレイは
【ダブルクロスをあまりやっていない、もしくは全くやっていない人同士がやったらどういう風になるのか】
ぐらいの感覚で見ていただけると嬉しいです。
また、このリプレイがそういったような同じ人が見て、反面教師ぐらいになってくれれば幸いです(笑)
ではでは、続きは本編にて……!
『ウィザードリィ』
……いしのなかにいるとかで有名なRPG。世界樹の迷宮とか女神転生とかもこの作品の影響を強く受けている。
『ドラゴンクエスト』
……ファイナルファンタジーと並ぶ国産RPGの鉄板タイトル。
ところでダイの大冒険の作者さんは元気にしているのだろうか……
『コンピューターは要りません』
……でもこのリプレイはオンラインセッション環境下なのでパソコンを必要としていることに打ち込みながら気づいた。
『演じ』
……このことはロール・プレイとも言われる。略称でRP。
『RPGゲーム』
……この言い方を略さずいうとロールプレイングゲームゲームとなり非常にアホ臭い。
どうでもいいがゲームゲームってベームベームに似ている。
『TYPE-MOON』
……空の境界や月姫やFateシリーズを出しているところ。
なにかとエイプリルフールになると張り切ることで定評があるが作品の出る速度は遅い。すごく遅い。
具体的には新作の制作が発表されてから完成までには四年かかるぐらい。……それで、月姫リメイクと続編はまだですか。
『灼眼のシャナ』
……メロンパン好きな赤髪釘宮ボイスのロリが日本刀を持って日常の裏で切った張ったのバトルをしたりする電撃文庫のライトノベル。
実は第一巻で筆者は挫折してしまったのは内緒。