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菜!買い物に行くです! 前編

おれは気まぐれキングなりー

朝・・・と言うより昼前に目覚めた。現在春休みに突入しているため、昼に起き、それから夜(3時)くらいまでゲーム。そして寝る・・・の繰り返しだ。


そんな俺が、起きた瞬間なにかに気付く。


「・・・菜の奴が居ない・・・」


えっ、マジ?初日から何処行ったのアイツ!?しょうがない・・・母さんに聞いてみるか・・・


「・・・で、なんで俺がアイツを連れて帰らなきゃいけないんだよ!?」


どうやら、菜の奴買い物に行ったらしい。『金すら持たず』にだ。・・・アイツは買い物すら知らんのか!?しかも何故止めなかった!と問うと、「あんたが責任持って世話するって言ったじゃない!」とのこと。


「いくらそう言ったからって止めるくらいしてくれよ・・・」


俺は頭をかきながら、少し寒さの残る外を愚痴を漏らしながら走る。


「この近くにはスーパーは3件・・・アイツが何処に行ったのか見当も・・・ん?」


見ると、携帯を見ながらこちらに歩いてくる人物が目に入る。


名前は龍。俺の友達だ。


「おい! 」


「ん?」


彼は俺に気付くと、足を止めながら携帯を仕舞いこちらに振り向く。


「珍しいな!お前が休日に外をしかも、走りながら出歩くって」


「俺だって好きで家から出てないよ・・・それより、・・・なんだ、9~10歳の娘を見なかったか?」


はっきり言おう。こいつには聞きたくなかった。何故かって?ほら、目の前で目を輝かせてるだろ?こいつは真性の「変態」なんだよ・・・二次元から三次元、ロリから25歳程度までを愛しているらしい(熟女はNGらしい・・・)からだ。


「え?え?なに?あの娘お前の知り合い?」


ほらな、言わんこっちゃない・・・こいつに聞いたのが悪かった。こいつを無視して他当たるか・・・ん?あの娘?


「おい!待て、アイツの居場所知ってんのか!?」


すぐに居場所を聞き出そうと、奴の服の裾を掴み揺すり始める。


「あうー、向こうのスーパーに走っていったー」


龍はやる気無さそうに居場所を言う。それを聞くと、裾を離して龍の指差した方角に向かう。十中八九アイツだろう。


「俺も行くぜ!お前があの娘と知り合いなら尚更な!」


何故か滅茶苦茶やる気出してる龍に「勝手にしろ・・・」と吐き捨てるとこいつは「やりー!」とはしゃぎながらこちらに向かってくる。


(はぁ・・・こうなったこいつを相手にするの疲れんだよな・・・永遠と語り出すからな)


内心でそう呟くと、俺は向かう足を速める。でないと、手遅れになるのと、願わくばあのアホ(龍)をひとを蒔けるからだ。


「俺はどんなけお前が走ろうが追い付いて見せるぞー!!」


前言撤回。こいつはアイツの為なら地の果てまで俺を追いかけてきそうだ・・・。

今思えば、龍のキャラがひでぇww

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