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第二話 鉛筆=剣!?……by二条

「……ここは……一体どこ?」



目の前に広がる光景に僕は困惑した。


今、僕が立っているところはさっきいた路地裏だ。しかし、明らかに違う。

あっ、そういえばこの剣は何だろう?何となく鉛筆っぽいデザインだけど……。


「いや、そんなことよりもなんなんだ?色が全部黒くなってる?いや……これはどちらかといえば、写真のネガ……なのかな?」



そう、町の色が全部黒や白、青白い色になっているのだ。その為かとても不気味な雰囲気を醸し出している。



「それだけじゃない!あんなにいた人が……」

「ひとりもいないっていいたいんでしょ?」



突然、僕が言おうとしたことを遮って一人の少女が現れた。ただ、白い布を体に巻いて、背中に翼、頭にワッカがあるのが気になるが。



「えっと…… キミは誰なのかな……?」


「なに?あたしのことかな?」


『キミしかいないでしょ……』と、心の中で突っ込みを入れてみる。


「あたしはてんしのエカデル!よろしく!」


「……はい?」



きっと僕の聞き間違えだろう。うん、そうに違いない。いくら天使っぽい格好してても天使がいるわけない。

……と僕が一人で納得していると、少女が



「あたしはほんもののてんしだよ!二条くん!」


まるで心を読んだかのように話しかけてきた。名前まで呼んで。



「何で僕の名前を?」


「えっとね、『たたかいにさんかするひとのなまえはぜんぶおぼえておけ』って神サマにいわれたからおぼえておいたんだ」



すごいでしょ!、と付け足して得意げにエカデルは話した。

戦い?神サマ?話が超次元になってきた……。


「エカデルさん質問していいかな?」


「いいよ!なんのことかな?」


「えっと……まず一つ目にここはどこ?」


「ここは『ネガワールド』っていって、もといたせかいのうらがわのせかいだよ ここにいると、にんげんのちからは10倍から15倍はつよくなるみたいだよ!」


「へ、へ――そうなんだ…… じゃあ二つ目、戦いって何のこと?」


「ここでいうたたかいっていうのは、『文房具』がこのせかいにはいったことで『ぶき』となる『文防具』をつかってたたかうことだよ!キミのばあい『鉛筆』がへんかした『剣』みたいだね」



へ――、と言うとここに落ちてる剣は僕の鉛筆なのか――……

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

確かに何となく鉛筆っぽいデザインだと思ったけど、まさか本当に『元』鉛筆で僕のだったとは……。



「どうしたの?」



エカデルさんが僕の顔を除きこみ心配している。


「いや、ビックリしただけです 大丈夫 ……三つ目の質問です 戦いで負けるとどうなるんですか?」戦うというには勝ち負けがある。勝てばいいけど僕にそんな自信は無い。では、負けるどうなるんだ?まさか、死ぬのか……?



「しぬなんてとんでもないことはないよ!ただたんに『敗者BOX』に送られるだけだよ!」

まあ、くわしいルールはこのルールブックをよんでね!っと、付け足して言った。

何だ、ルールブックが有ったんだ。早く出してくださいよ……。



「ゴメンゴメン!わすれてたんだ…… ゆるしてヒヤンス ……じゃ、あたしはしごとがあるからいくね!またどこかでね!」



どっかで聞いたことある謝り方で天使、エカデルさんは飛んでいった。



「あっ!!そういえば帰る方法聞くの忘れてた!!」

「まあ、とりあえず今はルールブックを読んでおこうかな 帰り方が書いてあるかもしれないからね」



さて、頑張って読もう!!

今回は少し頑張って書いてみました。

夏休みの宿題の合間を縫って地道に書いたので、誤字、脱字があるかも知れません。あった場合ご報告ください。


では、感想、アドバイス等よろしくお願いいたします。


以上宿題の終わらないチャーハン総理でした!

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