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「あんな美形を奴隷にするなんて!」と正義の生徒会に魔性男の擬人化を奪われたがゴミ捨て場の不用品ですよ?触ると汚いって言いましたよね?やらかした女は「引き取ってもらえてよかったです」などと供述しており

作者: リーシャ
掲載日:2026/05/31

 大きな声で叫ぶ。触ってはいけない!と。それを聞いた学園の子たちはまたかと眉をひそめるが仕方ない。

 視線をものともせずにイーナンはいつものように、外へ居続けることを指示する。そうすると、しゅんとする執事服の男。しかし、女主人たる学園生は気にせずに教室へ入る。男が見送る中で気を遣うように。


「大丈夫?」


「あ……お目汚しをすみません」


 切なげに目を伏せる様子は全ての学生を憐憫に誘う。ほぉ、となる周りに知っているのか知らないのか、その男は非常に顔が整いながらも首には番号が振られている。


 それは奴隷の刻印というのは有名で、この男は先ほどの女生徒の所有物だった。


「ううん!気にしないで!」


「変なところをお見せしてしまいましたね」


「え、そんなことないよ!でも、相変わらずイーナンさんって酷いよね」


 イーナンは留学してきた特待生なのだが、論文がよかったとかでその枠を使いこの学園へ来たという。奴隷の男はいつから居たのかは知らないが、現れた時から美形の奴隷に学園はざわついた。


 しかし、イーナンは一人を好む一匹狼タイプなので話しかけられるような雰囲気でもなく、誰も何も聞けていない。

 それでも同情を誘うのは奴隷を奴隷以下に貶める態度や名付けだ。


「そんなことはありません。ご主人様は名前をつけて下さいました」


「そ、あ、あんなの、名前じゃないよ!と、と、だめ、言えない。ひ、酷いよっ」


 女の子はたまらず叫ぶ。が、虐げられているのに慣れているらしき男は儚げに笑って瞼を濡らす。その笑みにやられた周りはくらりとするが、男は自分のせいとは思ってない。


「いいのです。役目を果たせないのに置いてくれているとても優しいお方なのです。捨てられていた私を拾ってくださいました」


 捨てられていたら、誰だって拾いたくなるほどの美形なのに。


「わ、私も、私も絶対拾うから!見つけられたよきっと」


 彼は沈み込む瞳をこちらへ向けて首を振る。


「当時の私は、見た目がひどく……とてもではないですが、誰にも目を向けられませんでしたから」


 ここまで整えられたのは、ご主人のおかげだと恍惚とした顔で語る。


「騙されてるよ!」


 耐えきれず女子生徒、生徒会役員の女子は言い募る。


「いえ、あの方ほど正直な方はいません」


 きっぱり言われて悔しそうに手を固く握りしめる彼女はキャロン。生徒会メンバーである女は、虐げられる美しすぎる奴隷に対して毎回毎回話しかける。

 他にも憐憫を誘う環境にいる子息がいるとは思うが、今は絶賛奴隷にしか目が行ってない。偽善者との違いは、そこまでないことに気付いていない。


「あんな人のところにいたら、いつか捨てられる!わたしのところに来て!奴隷なんて解放するから!」


 堂々と横取り権限を悪びれないのも凄いなぁと後ろで歩きながら勝手に耳に聞こえる大声を聞いて、感心した。勿論悪い意味で。

 相変わらずあの男の子は囲まれていて、女子生徒を異常なほど持ち上げる生徒会メンバーの男の子たちは、男の子の肩を叩いて助けて見せるから希望を持てと言う。


 触るなと何度言っても聞かない面々に、飽きれたため息を吐き出す。間違ったことは何一つ述べていないのに敵意が向けられるようになったのは、少し予定外だった。

 スケジュールでは普通に目立たず過ごして祖国に帰って、論文をたくさん祖国で生かす予定を立てていたのに。イーナンはストレスが溜まりイラつきに本を開く。こういうときは本の内容に集中した方がいい。


 次の日も次の日も、近寄ってないこちらを無視して例の奴隷に近寄る。得体の知れない美少年によくなんの対策もなく近寄れるなあ。ポーションについての本を読みながら、飽きないのかなと不思議に思った。

 何も知らないっていうのは無敵だ。憐憫を目に浮かび上がらせながら、騒ぐものたちを後ろに気配だけ耳を澄ませる。彼らは彼を真ん中にしながら話しかけていた。うわ、となる。


「必ず助ける」


「うん、待っててね!」


「それまで耐えるのだ」


 生徒会メンバーたちがやいのやいの言う。本当に好き勝手ばかり聞こえる。裏どりなしで、ここまでよく思い込めるなぁ。人のことを憐れむのに忙しくて耳が休業状態らしい。


 仕方ないなぁと学生相談の担当者に、所有物にみだりに触れる生徒がいてどうしたらいいかと聞くと、相手は冷たい目で分かりかねますとだけ言って、向こうに行ってしまう。


「なにこれ?」


 今の人も噂を信じて確認作業なしで想像だけで、何でもかんでも完結させるのは悪い癖なのかも。誰がここまで甘やかせて助長させたんだか。

 令嬢だから?令息だから?貴族だから?それとも、アレが美形だから?正解は全部だろうなぁ。


 何度も何度も何度もダメダメダメ!って言ったのに。


「権力使って来たなぁ」


 王命に近く、王の息子という最大の攻撃を遂に使って来た輩を見て息を吸う。吐くではなく吸うだ。何も間違ってない。


 堂々とそれを見せる男は自分が何をしているのか、事実知らないだろうな。胡乱な目で見つめながら離れた位置にいるアイツを見ながら、持ってこなきゃよかったとさえ思う。

 完全にトラブル吸引体質だ。厄災だ、疫病神ですらある。相手を睥睨しながら、命令書に従いヤツを引き渡した。

 その際、こちらも一切の責任と関与を放棄して証拠となるこの用紙を手に、故郷へと即刻戻った。この学園にいる期間はまだまだあったが、知らないよそんなものと退学届を出して受理させた。

 王家による命令書を見せつつ、許さないからな、との言葉を滲ませて外交官にもチクった。向こうの国も、こちらの国の外交官の顔色が赤と青で面白い。


 アイツを欲しがるなんて酔狂だ。決めかねていた論文を回収してから国を跨げば、故郷に帰って来たと香りでわかる。国と国の境に香りなんてものはないが、肌で感じ取れるくらいには安堵したのかも。


「おかえり」


「ただいま」


 侯爵家子息の彼を見て、ホッと安堵の息をもらす。ヘイトや攻撃的な視線に晒されて、知らず知らず気を張っていたみたい。


「報告書は読んだ。大変だったな」


「うん。まあ。元はと言えば私が悪いし」


「責任の有無はもうない。単に所有物を無理矢理取られただけだ」


 総合的に言ってしまえば、そうなんだけどね。婚約者であり幼馴染が頭をポンポンして、がんばったなー、と慰めてくれる。途中で何もかも投げ出す、なんてしたくなかった己の心理をよくわかっている言葉だ。


「よくわからない人たちによくわらないまま、好き勝手されちゃった」


「うん。わかってる。ちゃーんとおれんちから抗議文送ってやるから安心しろ。婚約者をいじめたんだ。やり返してやる」


「あー、その必要はないかも?」


「ん?どういうことだ?」


「無理矢理取られた生物って、近寄ったら危ないものだから」


「ああ、手紙でもぼかされていたが」


「そ、れは。ああっと……失敗を書くのは恥ずかしいから」


 まさに失敗……いや、大大大失敗。特にあの存在に関しては早めにどうこうしたかったから。引き取ってもらってよかったはよかった。でも、その過程に関してはかなり乱暴だ。

 こっちが気を利かせて近寄らないように、触らないようにとしていたのに最終的にどうにもできないものを使ってまで、むしり取ることにしたようで。

 欲しい欲しいと騒いでいたのはわかっているが、だからとは言えハイドーゾなんて軽率に渡せやしない。失敗したものまんまを。


「あげてもいいんだけど、ちゃんとアレがなにかを知ってからにしてほしかった。まあ、もう所有権は私じゃないし?無理矢理取られたから訴えられることもないから、興味もないけど」


 普通にあげたところで、のちのち問題になるものを進んで人に渡すほど落ちぶれちゃいない。なのに、無理矢理取った。つまりは、もう責任を取らされることはない。

 無理矢理奪った方が悪いし、全面的に悪いのはそこまでして自分たちのものにしたがった彼ら。それを問うのならば、親が自分を恨むべきだと頷く。

 自身が何を言っても聞く耳を持たない人たちにわからせるには、放置が一番だろう。


「そこまで言わせるアレはなんなんだ?」


「アレはね」


 イーナンはうんざりした顔で、最大の失敗を言うために口を開いた。


 *


「どうした?」


「え?」


 男子生徒の指摘で振り向いた女子生徒は、隣に特大の美形を侍りさせながら首を傾げた。


「なにが?」


「目の下に赤いぶつぶつがあるぞ?」


「え?どこ?やだわ。もう直ぐ夜会なのにっ」


 王太子たちに囲まれてご満月だったのに。おまけに今まで触れることが叶わなかった言うことをよく聞いてくれる男もいて、順風満帆。


「〇〇くん!どこかな?見つけてほしいの!」


 甘えるように彼の腕を触る。さりげなくがポイントだ。周りが不審に思わない程度に自然に。


「そうなのですか?わたしの手は汚れているので触れるのは憚られます」


「そんなことないわ!ねえ、みんな?」


 生徒会のメンバーたちに問いかけたら直ぐに否定が飛んでくる。最近は平民、貴族の集まりに呼ばれるから忙しい。

 カードには必ず最近得たものを同伴させるようにとのものがあり、連れていくと女性たちは男性たちに内緒で彼へベタベタする。

 極め付けはキスを強請る。女生徒も強請っては密かにキスさせているから、人のことは言えないが。浮気ではないかという指摘など愚問。


 浮気でもない愛玩扱いだから。男の人が飲みに行く時に、横にお酌をさせるのと同じ。その感覚だ。女も男に心のお酌をさせているだけ。

 さて、それが許されるのかは別だ。貞操が低いと指摘された場合、反論はできない行為をしているのだから。


 しかし、生徒会メンバーに可愛がられる、お気に入りの女の子の持ち物みたいになっているイーナンから奪い取った形の、所有物の男子。

 彼は平民だ。貴族に遊ばれるほどの美形。手を出さないという勿体無いことはできない。キスをしたり撫でたり、好き勝手し始めても仕方ないほどのいい男。


 それを咎めても、婚約者がいない貴族が隙間に入ってくるのみ。大した効果はない。ましてや、生徒会メンバーに可愛がられている女子生徒は爵位の低い令嬢。

 貴族たちに持ってこいと言われて仕舞えば、命令を聞くしかない。生徒会の者たちに助けを求めればいいが、これに関しては特段嫌な気分にならなかった。


 逆だ。優越感を抱いて貸し出している。優越感。そうだ。貴族たちがこぞって彼に触れたがっている。それくらい、喉から手が出るくらい欲しがられていた。

 高位貴族の女たちに至ってはこっそり譲ってくれ、なんて言ってくるが内心鼻で笑うのみ。保護の名目でイーナンからむしり取ったのだから、譲ったら矛盾するではないか。

 女たちに優越感を煌々と感じるには必要不可欠なのだ、誰かに渡すわけがない。手放したら自慢できなくなる。独り占めもできなくなるじゃないか。


 生徒会のメンバーが帰った後に二人きりになったら、こっそりカーテンを揺らす風を感じつつキスするのが、くせになった女。メンバーらは好意を伝えてきたが今となっては選ばなくてよかったと思う。

 彼を囲い込み、生きるのも悪くないと笑う。周りから常に羨ましい、という視線を浴びながら過ごす一生はなんと甘美なものか。

 しかし、メンバーらには普通を教えてあげているのだとさも、保護者の顔をして放課後を過ごしている。貴族の男たちは自我が強くて疲れるし、それに対して掠め取った男子は自己肯定感が低いから常に低頭だ。


「赤いできものじゃないか?」


 それが女には心地よかった。


「そういえば、おれの婚約者も赤いものができてた」


 生徒会のサブメンバーが、思い出したと呟いた。それを皮切りに女子生徒たちの間で、赤いできものができる流行病に似た現象ができた。


「きゃああああ!なんなの!」


「薬が効かないの!薬師に来てもらったのに!」


 だれも彼もがパニックになった。どれだけ腕の良い医者でも、専門外の病気になられてはやりようがない。


「身に覚えはありますか」


「あるわけないじゃない」


「赤い跡は他の方は出ましたか」


「そういえば、見たことあるわ」


「感染るものかもしれません」


「え?あ、ちょっと!」


 医者は一声かけて部屋を出ると鍵をかけるように執事に話を通して、家主の許可を得て自室には鍵がかけられた。どんどんと令嬢はドアを叩くが開ける気配もなく、孤独に打ちひしがれる。

 そんな光景が今現在、いろんな家で起こっている。平民によっては一つの部屋に数人が隔離されるという事態に陥っていた。医者たちは原因を探るが出てこない。

 貴族たちが調査しても、令嬢たちや平民たちの共通点が学園ということはわかったものの、それから先の原因が掴めない。


「痛い!どうして!」


 イーナンから隷属されていた男を奪った女も悪化しかしない病気を進行させながらうめいてきた。

 令息たちも例外ではない。男たちも多かれ少なかれ、令嬢にキスしたりして濃厚接触を行い感染していたのだ。


 学園の身のならず、市域や貴族たちにも広がり謎の病は現在も国を麻痺させつつある。王が気づいた頃には、周りが倒れ伏していて後手に回っていた。

 調査しても出てこないので、王子の息子に聞いたりもしたが、なにも掴めないまま。


「〇〇は?〇〇はどこなの?連れてきてよ!」


「最近見てないわよね」


 美形を見ていないなんてそんなことはあり得ないじゃない!と怒鳴り散らす女生徒。しかし、本当に忽然と消えていたのだ。


「連れてきてよ!」


 虚しく響く声は、誰かに届くこともなく消えていった。


 *


「あれはご不浄のやつなんだよ」


「ん?」


 ことの始まりは、研究内容である無機物を擬人化させたら面白いんじゃないかという、好奇心から。ゴミ捨て場にあるフライパンを見つけてかけようとしたら、誤射してトイレに当たってしまったのだ。

 作り手として面倒を見る義務を感じて仕方なく、連れ歩くしかなかったが嫌すぎて離れて行動させていた。無駄に美形にさせすぎて、いらぬ周りからの庇護欲を加速させたのは誤算としか言えまい。

 トイレがモテるって普通思わないでしょ?フライパンを連れ歩いても同じことになっていたが「離れて」とは言わなかった。

 しっかり綺麗にしてからフライパンを擬人化にする予定ではあったけど、ちゃんとした時ではなく仮初の練習の気持ちだったのだから、そこでいきなりアレに魔法が当たるとは。


「そうか。がんばったんだな……」


「近づけさせないように。かと言って部屋に入れたくはない」


 近寄るなという言葉を言葉尻に捉えて、まさか暴力行為に走っていると感じるなんて夢にも思わず。それはまあ客観的に見たら己とて、野次馬たちと三分違わず虐げられていると思うけど。

 しかし、だからといって権力でぶん殴って、略奪されるとは思わないじゃんか。言ってくれれば適当な場所に監禁して、見えないところにしまっておくことくらいはした。


 それに、他国人なのだから外交的にも公的にも、彼らに自分は命令することは不可能なんだけどなぁ?

 黙っていたがこれでも準男爵の爵位持ちで、数々の発明案で成り上がったのだ。余計に命令なんてできないはずだったのに。

 多分犯罪者枠か、被害者保護枠を使って王子とかが無理矢理発行したんじゃないかな。でないと準伯爵の己から私物扱いの奴隷男を奪い取れやしないし。


「いらないから捨てようと思ったてたら引き取ってくれるっていうし?でも、やり方が酷すぎる。あんな公衆の前で暴力女扱いして解放しろとか言っといて、目の前で奪うしね?言ってくれれば説明付きでのし付けてあげたんだけどね?」


 ちゃんと、不潔だから触らないようにしてって。汚いから離れて鑑賞してよって。しっかり教えたんだけど、何かいう前に睨みつけながら色々罵られた。

 そんな状態で学園に通えるわけもなく、身の危険を感じて何かされる前に帰国を急いだ。悪人説を唱えてくる危険人物たちを前に、ノコノコ通えるほど神経は鈍ってないのだ。


 で、帰国してから落ち着いた今だからこそ、婚約者に説明という反省会を切々と開いている健気な自分ということ。

 本気で反省していて、今隣には新品のフライパンを擬人化させた美少女を侍らせていた。三つ纏めて安かったから、三子っぽい。実際同じ時間に作られているし、同じフライパンなのでそっくり。

 それを見ながら婚約者であり幼馴染は、笑いを堪えながらプルプルしている。笑いたければ笑えばいい。


「懲りないなお前」


「こうやって失敗から学んだ。だから彼女たちは話さないでしょ?フライパンはしゃべらない。当たり前」


「どうやってフライパンと証明を?」


「お腹に目玉焼きを乗せたら焼ける」


「ぶっっっはぁ!」


 大笑いする男、ピリオは報告書片手に机を思い切り叩いた。今回のことに抗議はしておくが、あとは放置と決めた今。婚約者のイーナンが心配で影をつけていたが、今回の騒動の結末になった経緯はある程度今回の話で納得ができた。


 イーナンが魔法をかけた存在はトイレ本体。ゴミ捨て場産となれば、女たちが濃厚接触によりありとあらゆる不浄の連鎖コンボを受けて、沈殿していった理由が解決したのだ。男たちも女たちの肌に触れてキスをしたりして移り、それが病となって今現在国を脅かしているのもわかる。


「本当に面白いな」


 うちの国を一時的に向こうの国へ出入り禁止させようと思いながら、女たちが好き勝手にあの擬人化した男へ悪意ある劣情の末に、警告を無視してやらかしたことを思えば暴言を婚約者に投げつけたことは、少しは許せるかもしれない。


 いや、やっぱり国には傾いてもらわないと納得いかない。足を組み、三つ子フライパンに火をつけて温めている、とんでもない我が幼馴染を見ながら外ではやらせないように言い聞かせないとな、と複雑さの混じった笑みで苦く笑った。


 今度こそ悪女の誹りを受けてしまわないように。

最後まで読んでくださり感謝です⭐︎の評価をしていただければ幸いです。

生徒会たちを利用してトイレの擬人化を有無を言わさず取った。そのあと女メンバーがキスとか勝手に奪って悦に浸ってたら当然の如くありとあらゆる病気になった。トイレ擬人化くん。トイレに戻るのにと常にキョトン。彼は何も悪くない。騒動が起こっても無機物に戻るから探されても見つからない。捨てられたトイレの自負自覚あり。周りがコソコソキスしてくるから首を傾げる

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