第35話 あとがき
ご覧いただきありがとうございます!
現代の極道のお嬢サツキが奈良時代の姫・光明子に転生し、チート《つぶやいたことが現実になる》で歴史をぶっ壊す物語。
ただし、チートで歴史を変えることはできません。
権力、恋、仏教、陰謀、すべてをオラオラで乗り越えます!
歴史に忠実×成り上がり×極道流処世術――どうぞ最後までお楽しみください!
陽宝剣と陰宝剣――
あの二本の宝剣が、正倉院に戻ることは、ついに一度もなかった。
時は流れ、季節は幾千回も巡り、
剣のゆくえは歴史の闇に溶けたまま、誰も知る者はいなかった。
けれど、物語はそこで終わらなかった。
一九〇七年(明治四十)。
東大寺大仏殿の修理が行われていたとき、
巨大な盧舎那仏の足元の暗がりから、
静かに眠る二本の宝剣が姿を現した。
まるで、千年の夢から覚めたかのように。
年月はさらに流れる。
二〇一〇年。
元興寺文化財研究所による保存修理の際、
最新の科学が、封じられていた秘密をすくい上げた。
X線撮影に浮かび上がったのは――
刀の内部に刻まれた文字。
陽釼
陰釼
その銘文は、千二百五十年前の記録と寸分違わぬものだった。
大きさも、構造も、特徴も。
すべてが、伝わっていた記録と一致した。
それはつまり――
正倉院から姿を消したあの日の宝剣が、
時を超えて、再び光の前に帰ってきたということ。
千二百五十年間、歴史の底に沈んでいた宝物。
その存在を証明したのは、祈りでも伝承でもなく、
静かに真実を照らす「科学」の光だった。
あのとき光明子と孝謙が握った宝剣は、
千年後の未来で、確かにその名を取り戻した。
歴史はもう閉じない。
祈りも、愛も、宝物も――
形を変えながら、必ず未来へ届いていく。
その証拠が、陽宝剣と陰宝剣なのだ。
ごあいさつ
さて、わたしなんかの愚作を読んでくださったあなた様、
本当に、本当にありがとうございました。
できるだけ史実に忠実に書きました。
お楽しみいただけたでしょうか。
わたしは、書いては投稿するタイプです。
書きだめが苦手なんです。
したがって、後から反省すべきことがわんさか出てきました。
その反省をふまえ、もっと多くの人に喜んでいただけるよう、
改訂版を書きたいと思っています。
もしよろしければ、そちらも読んでくださると嬉しいです。
あなた様の一読が、何よりの励みになります。
2025年11月
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます!
いかがでしたか?
時代を越えても通じる女の強さ。
どんな時代でも、あたしたちは自分の信じる正義で生きていける。
そんな想いを込めて書きました。
感想をいただけるとすごく励みになります。
次回もどうぞお楽しみに!
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歴史部門:なろう日間2位 週間2位 月間2位 四半期2位 (1位はとれない)
源平合戦で命を落とす安徳天皇に転生した俺、死にたくないので、未来の知識と過剰な努力で、破滅の運命を覆します
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