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(完結)男二人、ヤマアラシのジレンマ故に  作者: たろう


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26

二人のためだけに、食事の用意が静かに進んでいく。


アルベルトの匂いのする部屋で、俺は今非常に緊張していた。


俺は他人の部屋をじろじろと見ていいのかわからず、料理や飲み物が給仕たちの手によって配膳されていく間、手持無沙汰な雰囲気の中、ただ目の前に座る男をじっと見ているしかなかった。


興味が無いといったら噓になる。俺は、彼の部屋と自分の部屋とがあまりにも違いすぎて言葉もないほど圧倒されていた。それに、普段彼がどんな部屋でどういう風に過ごしているのかを、俺が今こうして目の当たりにしているということに、若干の興奮を覚えていた。


自分とは住む世界が異なる世界を垣間見ると言うのは、やはり非日常の感があって、もはや俺にとっては一つの娯楽のようなものだった。


そんな部屋でさも当たり前と言いたげに、俺の目の前で座っているアルベルトは穏やかに笑っている。


俺がデミアンに連れられて部屋にやってきたことに、最初は大変驚いていた。お招きいただきありがとうございますという俺の紋切型の挨拶に、彼は大げさに笑み崩れた。それはたぶん愛想笑いではなかった。そう思うのは、俺の思い上がりだろうか。


デミアンが一言二言アルベルトに耳打ちすると、彼が頷いた。それからデミアンが俺のほうに向きなおる。


「じゃ、あとはよろしく頼む、キース。アルベルトに無茶を言われても、断っていいんだぞ。お前は気を使いすぎる。言いたいことはきちんと言うことだ」

「なんでも?」

「私が許そう」

「あぁ、わかった、デミアン」

「よし」

「連れてきてくれてありがとう。いつか時間があったらまた話をしよう」

「もちろんだ」


俺が笑いかけると彼は俺に二つ頷いて、それから俺の肩を叩くと部屋から退出していった。


デミアンが退出すると、俺を席に座らせながらアルベルトが口を開く。


「来てくれてありがとう。丁度食事をしようかと思って、それで、君にも声をかけたんだ。あの場では僕はほとんど食べられなくて、今すごく空腹だから。簡単なものしか出せないらしいんだけど。つまり、一緒に食事でもどうかな、えっと、キース……」

「はい。私もあの会場ではほとんど食べることができず、今とても空腹を感じているのです。ご一緒できて光栄です」


俺の言葉にアルベルトが不満そうな顔をした。


しかし彼はその場では何も言わなかった。それからすぐに王子付きの従僕が呼ばれ、料理が手配された。すぐに給仕たちがやってくる。彼は料理が供される間も俺に話しかけてくる。


「そういえば、君はデミアンとは随分仲が良さそうだ」

「そうでしょうか?普通だと思います」

「でも親しげだった。ほら、僕と話すときはそんなに堅苦しいのに」

「あぁ、はい。これは、デミアン卿からは二人の時は敬語は不要とのお言葉を賜っておりますので、それで近しい間柄のように見えるのでしょう」


俺はありのままの事実を言った。


「そうか、あいつ……。じゃあ、僕とも敬語無しで話をしようじゃないか、キース。今は二人きりだ。いいだろう?じゃないと不公平じゃないか」

「いえ、さすがにそれは……」


俺は言葉を濁す。もう平等を謳う学園の生徒ではないのだ。あの頃ならばいざ知らず、成人した王族相手に今はそれは許されることではないと思う。


「僕も、君と仲良くなりたい。上手くやっていきたいんだ。だめだろうか?」

「えっと……」


やんわり断ろうと思っていた俺は困ってしまった。なぜなら、目の前の男が何かに縋るような目で俺を見つめていたから。見捨てられた子犬のような表情だった。


逡巡。


嫌なことは断って言いとデミアンは言ったけど、俺はどうすべきだろうか。内心では別に嫌ではなかった。ただ、それが社会通念上許されていないというだけだ。いや、だけ、というほど軽いものではないんだけど。


もう一度目の前の男に視線をやる。眉尻が下がってなんとも情けない顔付きだった。


王子様がそんな顔をしたら駄目だろうに……。


「アルベルト」


そんな表情にほだされて、言葉が勝手に零れ落ちていた。口から出てしまった言葉はもう取り戻せない。


「私は食事の作法には不勉強なんだ。君の前で粗相をしてしまうのではないかと心配だ。それに軍がいくら階級社会だと言っても、私自身は上役と直接話をするような機会はあんまりなくて、どっちかっていうと部下たちに命令したり罵声を浴びせたりすることのほうが多かったから、最近とみに言葉遣いが荒くなってしまった。最近それが私の悩みでもあるんだ。だから、君に失礼な発言があっても許してくれよな」


目に見えて目の前の男が明るい表情になったのが分かった。


「あぁ!僕は気にしないよ」

「ありがとう」


俺は苦笑を押し隠して、微笑むにとどめた。


ともすれば、本心が顔に現れることを俺は恐れた。気持ちが弾むのが分かる。緊張はもうどこかにいってしまっていて、俺は、自分の本心が彼に知られてしまうことだけを恐れた。


食事は和やかに進んだ。


彼は簡単なものしかなくてと言っていたけれど、俺には十分豪華だった。これに比べたら軍の食事など残飯に等しいだろう。


俺たちは当たり障りのない話をした。そう思った。俺は彼に決定的な質問はしなかったし、彼も俺がどうして辺境軍にいるのか、なぜ命を投げうって戦ったのかを聞かなかった。


その代わり、日々のことや軍でのこと、部下の世話や訓練のことなどを話した。


昔と同じように、彼は俺の話の何が面白いのか、熱心に耳を傾けて聞き入ってくれていた。俺はこんなに自分のことを誰かに話すのは初めてのことだった。


食事は進む。空腹は満たされ、おいしい酒に酔いが回る。


この時間がずっと続けばいいのにと、俺は思った。そう考えたという事実に愕然として、しかし、気持ち良い酔いのために、その驚きはすぐにどこかへ行ってしまった。そのことを俺はもっと深刻に受け止めるべきだった。


アルベルトが料理の皿を全て下げさせ、酒の瓶やグラスの準備が済むと、給仕たちに退室を促した。


「もっと飲むだろう?」

「ありがとう」


俺は王子手ずからワインをグラスに注いでもらった。それで唇を湿らせる。


「あっつい。ごめん、上着脱いでいい?」

「いいよ。それ、その服、すごく似合ってる」


俺は脱ぎ掛けの軍服を見下ろし、アルベルトに良く見えるよう腕を広げて見せた。


「そうか?ありがとう。知り合いには馬子にも衣裳だって言われたんだ。君に言われるとお世辞だとしても照れるな」

「そんなことはない。とても似合っている。あぁ、緊張してるな、僕は。もっと早いタイミングで君の衣裳を褒めるべきだったのに、言い忘れていたよ」

「なんだそれ」


俺は脱いだ上着を椅子の背に掛ける。少し不作法かなと一瞬思ったけれど、アルベルトは何も言わなかった


「あぁ、もっとじっくり見ておけばよかった」

「やめてくれ。ただでさえこういうのを着慣れていない俺が着ると浮いてるように見えるんだ。お前にじっくり見られたら恥ずかしくて死んでしまう」

「誰から贈られたんだい?」

「誰からってことはないかな。軍上層部からの支給品だと思う。一週間前に突然手渡されたんだ。普通の軍服では式典の格に合っていないからって。俺は何も知らされていなかったから突然で驚いたよ。驚きすぎて固まっていたら同僚に笑われてしまった。俺の顔と反応が可笑しかったらしい」

「そうか。見たかったなぁ、その場面」


アルベルトがひどく残念そうな顔をする。俺には意味がわからない。


「どうして、今夜は来てくれたんだ?断られるかなと思っていたんだけれど」


アルベルトがビールを飲んでから俺に口を開いた。


俺は逡巡したが、思ったままを言うことにした。酒の力が、俺の口を軽くしていた。普段なら絶対に言わないのに。


「今なら会う資格があるかなと、思ったんだ」

「資格?」

「そう。お前は王族で、俺はただの一般人」


いつの間にか俺は普段の言葉遣いになってしまっていた。


「一緒にはいられない」

「そんなこと」

「あるだろ」

「……そうだね」

「俺は何もなしていなかった。しかも、スタートは親無しの孤児。どうして、何もせずにお前の横に立つことが出来るだろうか。お前が、お前たちが俺を気にかけてくれていたのは知ってた。嬉しかった。けれど、それじゃダメなんだ。お前たちが良くても周りは納得しない。周りが納得しなければ、お前たちに迷惑がかかる。俺は足をひっぱるだけの存在になる。それではだめなんだ。俺は自分の力だけで肩を並べられるところまで行かなければいけないと思った。自分の足で上らないといけないと思った」

「そうなんだね……」

「そして、やっとお前たちに近づくことができた。対等とは言い難いけれど、でも足元近くまではこれたと思う。だから、俺は今日ここへ来たんだ、アルベルト」


俺のことばに、何をかぎ取ったのだろう。アルベルトがはっとした顔で俺の方を見ていた。


俺は失言をしてしまった。


「飲みすぎた」

「顔が真っ赤だよ。大丈夫か?具合は?もしかして酒は弱い?」

「どうだろう。あまり飲まないから」

「そう。無理はするなよ。もしかしたらもうこれ以上は飲まないほうが良いかもしれない」

「同感。王子の部屋で寝落ちなんてことになったら、目も当てられない。不敬罪でしょっぴかれるな」

「さすがにそんなことにはならないけど」

「どうだか。気が付いたら牢の中だったりしてな」


自分で言って俺は苦笑する。馬鹿げた話だ。


「試してみる?」

「何を?」


あー頭がぼんやりする。おいしい酒のせいだ。さすが王子様だ。良い酒を揃えてるよなぁ。


「もし眠いのなら僕のベッドを使ってもいいよ」

「そんなことにはならないようにするさ」

「それがいい。そうしてくれ」


アルベルトが苦笑しながら言った。


「でも、王子のベッドは気になるな」

「は?」

「ほら、俺って普段は軍の寮で寝起きしてるだろ?ベッドが硬くてさ。で、こっちのホテルに昨日泊まったんだけど、ベッドがもう柔らかいのなんのって。朝まで一瞬だったぜ。ホテルのベッドであれくらい寝心地がいいんだから、王子のベッドはいかほどだろうって、今思ったんだよ」

「あぁ、なるほど。でも、どうだろう。そんなに変わらないんじゃないかな」

「いや、絶対違うね。俺は断言する。きっと恐ろしくふかふかなんだぜ。それに、なぁ、もしかしてお前のベッドってめっちゃでかい?」

「まぁそれなりには」

「二三人くらい寝れるような?」

「うーん、四五人くらいは寝られるんじゃないかな」

「まじか。あっ、もしかして、ほらあれだ、ベッドの上から何て言うのカーテンみたいなやつ」

「天蓋だ」

「そうそれ、天蓋もぶら下がってたりする?」

「まぁ一応……」

「すげぇ!見たい見たい」


俺は興奮してガキみたいにはしゃいでしまった。


「えぇ……。てか、君だいぶ酔ってるよね。言葉遣いがかなり砕けてるよ」

「いいじゃんいいじゃん」

「そっちのほうがよっぽど不敬罪で連れていかれる気がするけど、まぁいいや」

「話には聞いてるんだけど、天蓋ってのを実際に見たことは無いんだ。孤児院の女の子たちが、お姫様や王子様のベッドは絹の天蓋が下がってるはずだって言うからさ、実際に見て教えてやりたいんだ。本当だったぞって」

「なるほど」

「なぁいいだろ?もしかして、そっちの扉の先が寝室?」

「そうだよ。見る?」

「見たい見たい」

「じゃあちょっとだけ」


俺はいつになくわくわくしていた。さすがお高い酒の力はすごい。こんなに気持ち良い酔い方もできるんだなと、俺は変なところで感心していた。


アルベルトが俺を誘導する。


「うわ、アルベルトの匂いがする」

「おい、やめろ。いかがわしい発言だぞ」

「うお、すご。ナニコレ。ほんとに寝室?なんかすげー絵が飾ってある!金ぴかな、燭台?ひぇ~」

「ちょ、興奮しすぎだぞ」

「ごめんうるさくして」

「声は平気だ。外には漏れない作りだから」

「さすが王族……すご。俺の部屋の壁なんて薄すぎて、隣のヤツが何してるか丸わかりだぞ。生活音が筒抜けなんだ。いびきとかくしゃみとかも聞こえるし、夜中とかみんなシコってはぁはぁ言ってんだよ」

「キース……」

「あぁ悪い。ちょっと調子に乗りすぎた……」


王子にする話ではなかった。反省。


「いや、済まない。それにしてもすごい。本当に天蓋なんてものがあるんだなぁ」

「ちょっと寝心地を確かめてみるかい?」

「え、いいの?いや、やっぱだめだ。さすがにそれはずうずうしすぎる。ありがとう。十分楽しめた。本当にいい土産話ができた」

「キースなら構わないよ。ベッドの寝心地も確かめた方が、より臨場感のある話ができるだろう?」

「まぁ、そりゃあ、そうだけど……」

「僕は構わないよ」

「ありがたい話だけど、こんな柔らかそうなベッドに横になったら、起き上がれないかもしれない」

「はははは。そしたら朝までどうぞ。さぁ、試しに」

「う、うん。じゃあほんとにちょっとだけ……。これって不敬罪にならない?」

「なるわけないだろ。僕が誰かに言ったとしても」

「良かった」


俺は恐る恐るベッドに両手を置く。


「すごい……。めっちゃ沈み込む……。床まで突き抜けるんじゃないか?」

「それじゃ寝られないだろう」


アルベルトが腹を抱えて笑う。


恐る恐る俺はベッドの縁に腰かける。


「そんな端っこに座ってもだめだよ。もっと深く腰掛けな?」

「う、うん。やばい。ケツが!ケツが!」

「キース……」

「ごめん」

「横になって良いよ」

「ええ……」

「さすがにそこまでして、寝心地を確かめないなんて選択肢はないって。ほら、靴脱げよ」

「それじゃあちょっとだけ」


俺はおっかなびっくり横になる。


アルベルトの匂いがした。


「どう?」


無言の俺に彼が聞いてきた。


「うん。想像以上……」

「気持ち良い?」

「うん。寝落ちしそう」

「はは。それは良かった。今日はありがとう。楽しかった」

「俺も。本当にありがとう、アルベルト殿下」

「よせよ」

「うん」

「でも、別に本当にここで寝てもいいよ。僕は別の部屋ももってるから、そっちで寝ればいいだけだし」


アルベルトが何でもないことのように、驚愕の事実を言う。


「まじか……すげーな王族」

「いや、別に……。もう君は随分酔ってしまったようだから、話はまた明日しよう。今日はこのままここで寝ていてもいいよ」


そう言ってアルベルトが部屋の灯を小さくする。


そして、そのまま寝室から出て行こうとした。


「なぁアルベルト」


俺はその後ろ姿に向かって声を掛けた。


「うん?」


その背中が振り返ってこっちを見た。


「一緒に寝るか?」


アルベルトが小さく笑った。


「俺にはこのベッドは広すぎる」


俺の言葉を聞いて、アルベルトが開き掛けた扉を前に動きを止めてしまった。


じっと俺を見ている。俺の真意を探るように。


俺は何も言わなかった。ただ、彼を見ていた。


そして、アルベルトが扉を閉じて俺の方へ歩みよる。


「どういう意味?」

「どういう意味だと思う?」


俺がそう言うと、 ぎしりと音がして、アルベルトがベッドの上に片手を置いた。


アルベルトがベッドの上に置いたその左手に俺は自分の手を重ねる。


素面なら絶対にこんなことはできない。


「冗談とかではなく?」

「だとしたらひどく趣味の悪い冗談だよな」

「そうだね」


アルベルトが俺の脇に腰を落とした。その体重の重みでベッドが揺れる。


アルベルトの白い指が俺のシャツに掛かった。それは器用に俺のシャツのボタンをはずしていく。


「手慣れてない?」

「まぁ、それなりには」

「そっか」


俺は彼のなすがままに任せた。


夜気に俺の上半身が露わになる。暖房で部屋は暖かかったけれど、俺は知らずぶるりと身震いした。


「緊張してる?」

「まぁ、それなりには」

「そっか。僕もだよ」


俺の冗談に彼がくすくすと笑った。笑いながら俺を脱がす手は止まらない。


彼の手が俺のベルトに掛かった。その手を俺は掴む。


「何?」

「いや、ちょっと恥ずかしいなって」

「今更だよ」

「いや、えっと、なんだ。その、こんな時にあれなんだけど、俺、初めてで」

「僕も男を相手にするのは初めてだよ」

「いや、えっと」

「うん?」

「……こういうことをすること自体が初めてっていうか」


アルベルトの動きが止まった。


「本当に?」

「……うん」

「だって、え?恋人は?」

「貧乏な平民の俺だぞ。できるわけがない」

「まさか」

「金のない男に女は寄ってこないって」

「いや、でも、それにしても、ほら、辺境にだって娼館くらいはあるだろう?」

「そんな金あるもんか。俺は自分の給料のほとんどを俺の出身の孤児院に送金してたんだぜ」

「そっか。そうなんだな……」


俺は恥ずかしさに居たたまれなくなって、アルベルトの腕を掴んで自分から引きはがした。


「やっぱやめよう。帰る」

「なんで」


アルベルトがうろたえる。


「いや、急に恥ずかしくなって。やっぱやめたほうがいい」

「キース」


俺は彼の呼びかけを無視して上半身を起こすと、シャツの前のボタンを閉じる。


「キース」


アルベルトが優しい声音で俺の名を呼んだ。


「ごめん。馬鹿にしているわけではないんだ。ただ、その、思いもよらなくて。君を傷つけた」

「いいよ、経験のない俺が悪いから」


羞恥心が最高潮に達する。


「ごめん、キース」


彼がもう一度言った。


「でも君を帰してあげられないんだ」


その言葉の真に迫った響きに俺は、アルベルトの顔を見る。真剣な顔だった。


「その、なんだ。僕の方はもう、準備万端なんだ。ここで君を返してしまうのはあまりに辛い」


そう言いながらアルベルトが俺の手をとって持ち上げ、自分のそこに俺の手を沿わせる。


「ね?だから、帰るなんて言わないでくれ。頼む」


そう言ってアルベルトが俺をベッドに押し倒した。


「優しくするから」


彼が俺の耳元で台詞のままに優しく囁いた。


その後のことはよく覚えていない。

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