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転生親友  作者: 柿ザル
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第1話

 ここは、どこなんだろうか。

 たしか俺らは、交通事故にあって…そのあとはわからないがなぜか目が見えにくい。

 身体も動かしづらい。

 後遺症だろうか。

 壮介は大丈夫なのだろうか。

 こんなことならちゃんと前見とけばよかったな。

 ………はぁ。

 今考えても、もう遅いか。

 うん?

 誰かの声がする…。

「よか……た。……れて…て……くれ…。」

 なんて言っているのだろうか。

「オギャー」

「オンギャー」

 今度はっきりと聞こえたな。

 赤ちゃんでも泣いているような声だな。

 何なんだここは、産婦人科なのか?

 俺達は入院しているのではないのか?

 なんだよ、どういうことなんだ?

 いやいや、おかしいだろ!!

 それにここにいるのは俺だけなのか?

 壮介もいるのか?

 いるなら返事をしてくれ!

『壮介!!壮介はいるのか?!』

 すると頭の中に声が響いた。

『洋太なのか?』

 壮介の声がしたのだ。

『ああ、そうだ。壮介はここがどこかわかるか?』

『わからないが…よかった、ひとりじゃなくて。』

 など話していると、目がはっきりとしてきたのだ。

 よかった。後遺症ではないようだな。

 ってどういうことだ?

『壮介、どういう状況がわかるか?』

『わからん。』

 俺の目の前には美人な女性がいたのだ。

 しかもとても大きな女性だ。

 だがそんなことは、どうでもいい。

 俺はその人にもう一人の赤子と一緒に持ち上げられているのだ。

 どういうことだ?

 俺の前にいる緑髪で赤目の赤子(?)も驚いたような顔になっている。

『『なあ』』

 声が揃ってしまった。

『じゃあ先に言わせてもらうけど…目の前にきれいな美人な女性と赤子が見える?』

『あ、ああもしかしてお前も?』

『一回俺が手上げるから壮介赤子見ててくれる?』

 手を上げてみた。

 そしたら「あ~」と赤子の声とともに手が動いた。

「あら、この子お腹へったのかしら?」

 女性も反応した。

 この子って…俺も赤子なのかな…。

『洋太、俺の目の前の赤髪で緑の目をした赤ちゃんが手を上げたんだが…。』

 どうやら俺達は漫画とかでよくある異世界転生を果たしたらしい。

 嘘だろ!?




 それから一ヶ月くらいの間僕達はこの世界について調べてみた。

 わかったことは、貴族らしい。

 貴族の階級は男爵の双子だそうだ。

 母の名前はリサで父はハルト、僕はシュウとなり、壮介はソウという名になった。

 あと一人称はなんか勝手に変わった。

 わざとしてるわけじゃないよ。

 そんなことより、この世界には魔法があるようだった。

 そして魔法は誰でも使えそうだ。

 ただし魔力量によって使える魔法の強さが変わるらしい。

 魔法は火、水、風、土があり、たまに光、闇が使える人もいるらしい。

 また、僕とソウは転生特典なのか、なんなのか強く考えるだけで意思疎通ができるのだ。

 あと言語が自動翻訳されて聞こえるらしい。

 まじで自動翻訳はありがたい。

 やっぱり魔法気になるからね!

 盗み聞きや寝たまねして魔法を盗み見た結果は僕達でも魔法は使えそうということ!

「赤子だからできないかな。」と考えていたが前世にはないものが体の中にあるのだ!

 それを動かしていくと魔法が使えそう!

 ということで僕達は誰も見ていないときに魔力を動かしている。

 そして、

『なあ、最初よりも魔力増えてない?』

『増えてそうだよな。』

 ということも発見したのだ。

 あと、僕は魔法の風がソウは火が一番使いやすそうだった。

 独学だからふたりとも使い方間違っているかもしれないケド…。

 まぁ使えるしいいだろ!

 このまま色んな魔法の練習をするとするか!

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