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第肆拾話 エリス=スタイン

 




 私はエリス。

 騎士の家系であるスタイン家の長女として生まれた。


 父上は男爵の爵位だが、成り上がりの騎士の男爵だ。

 貴族としての力は殆どないが、父上は剣の力で国王軍竜王騎士団の副団長にまで上り詰めている。


 そんな父上に憧れて、私も幼い頃から沢山剣を振ってきた。


 だが、私には父上のような剣の才能がなかった。そこらの軍兵よりは強いが、それぐらいの力量では夢だった騎士にはなれない。

 女は兵士にはなれても、騎士にはなれないのだ。



「ねぇお姉ちゃん、聞いて聞いて! お父様から初めて一本取ったよ!」


「そ、それは凄いな! ユリスは天才だ!」


「えへへ!」



 けれど、妹のユリスは違った。

 三歳下の妹は、私なんかでは敵わないほどの類まれな剣の才能があった。ユリスなら、初めての女騎士になれるかもしれないと父上にも期待されていた。


 嫉妬していないといえば嘘になるが、私はユリスを応援していた。


 妹に夢を託し騎士を諦めた私は、スタイン家の長女として跡継ぎを作らねばならない。


 しかし、貴族の血が通っていない成り上がりの男爵家に婿に来るような男は中々現れなかった。

 とりあえず婿の話が出てくるまで、私は剣を置いて花嫁修業を始めた。


 そんな時、ユリスに不幸が訪れてしまう。

 十二歳になったばかりの妹が、何度も体調を崩すようになってしまったのだ。症状はどんどん悪化していき、自分の足で立てなくなったり、物を持つ力もなくなってゆき、寝たきりの状態になってしまった。



「お姉ちゃん、私……死ぬのかな」


「大丈夫だ、ユリスは死なない。お前は騎士になるんだろ?」



 父上の伝手を使って何人もの医者に診てもらったが、治す方法どころか病名すら分からず、匙を投げられてしまった。


 父上は治療を諦め、母上は妹の面倒を最後までみることに。


 私もユリスの側にいたかったのだが、突然父上から、第三王女であるオリアナ様の侍女になってくれないかと頼まれる。何でも、正当継承者としての竜紋がオリアナ王女に発現してしまったそうだ。


 その後すぐ、オリアナ王女の侍女達が一斉に辞表を出した。


 侍女達の気持ちは分かる。まだ十歳で力もなく味方も誰一人としていないオリアナ王女は、政争によって確実に殺されてしまうだろう。


 そんな王女の侍女をやっていたら巻き込まれて死ぬ可能性が高い上、王女が死んだら罪を着せられるかもしれない。


 爆弾同然の王女とは離れたいという訳だ。


 だが私は侍女になるのを引き受けた。

 父上たっての願いでもあり、私としても王女に同情してしまったからだ。


 いや……それだけではないのかもしれない。

 本当は日々刻々と死が迫っているユリスを見るのが辛くて、逃げ出したのかもしれない。


 それからすぐに王宮に向かい、オリアナ王女と顔合わせをする。

 王女は可憐で気品もあるが、ただの十歳の女の子だった。



「スタイン男爵家が長女、エリスと申します。今後は私が王女の身の回りのお世話をいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします」


「はい、よろしくお願いしますね。でも、あなたも無理して侍女にならなくていいんですよ」


「えっ」



 私は驚いた。

 まさか王女にそんな事を言われるとは思ってもみなかったからだ。恐らく王女は、自分が殺されることを既に悟っているのだろう。

 だから悲しそうな笑顔を浮かべてそんなことが言えるのだ。



「いえ、私は王女の侍女です」



 王女と自分に宣言して、侍女としての生活が始まった。

 とはいっても、剣ばかり振ってきた私が侍女の仕事なんてまともにできる訳ではなく、逆に王女に気を遣わせてしまうことばかりだった。


 王女も、戴冠式の為に色々と準備をしなくてはならない。

 儀礼を学んだり、衣服を用意したりな。だが戴冠式が近付く度に、暗殺されないかと怯えて夜も余り眠ることができないでいた。


 そんな日々が続き、ついに戴冠式を迎える。

 侍女の私は参加できなかったが、しっかり者の王女のことだから見事やり通せたのだろう。


 慣れない祝賀会にも参加して疲れたのか、戴冠式を終えて緊張の糸が解れたのか、今日はぐっすりと眠られてしまった。


 王女の寝室を離れて巡回し、もう一度様子を見に寝室に入った時だった。

 子供ほどの背丈で黒ずくめの格好をした曲者が、王女のベッドの傍らに立っていたのだ。



「(子供……?)貴様、そこで何をしている!?」


「やっと気づいたのか。俺が暗殺者だったら王女はとっくに死んでいるぞ」


「何を訳の分からぬことを! 衛兵! 侵入し――んぐ!?」



 急いで衛兵を呼ぼうとしたら、一瞬で組み伏せられてしまった。

 曲者は小さい手で私の口を塞ぐと、背後からこう言ってくる。



「王女が起きてしまうだろう。悪いが、場所を移させてもらうぞ」


「――っ!?」



 何をするつもりだと思っていたら、曲者は私を抱えて窓から飛び出てしまった。それもただの跳躍ではなく、砲弾のような勢いと飛距離だ。


 訳も分からず困惑していると、今度は一瞬で視界が代わり、私は薄暗い部屋の椅子に座らせられていた。



「貴様、一体何を――(なっ、身体が動かない!?)」


 曲者に飛びかかろうとしたが、金縛りにあったように身体が動かない。

 何かされたのかと慌てていると、曲者が椅子に座りながら話してかけてくる。



「手荒な真似をして申し訳ない。お主に危害を加えるつもりはないからどうか落ち着いて話さないか」


「世迷言を! 王宮に侵入し、王女に手をかけようとしていたではないか! それに、貴様のような怪し気な奴の言うことを誰が信じるか!」


「俺は姿を晒すことはできないんだ、どうか分かっていただきたい」


「堂々と人前に姿を晒せない奴こそ怪しいと言っているんだ!」



 こいつは何なんだ!?

 私にこんなことして王女の味方だと言われても信じられる訳がないだろう。



「単刀直入に言おう。俺はオリアナ王女の味方だ」


「味方……だと? 冗談にしても笑えないぞ」


「冗談ではない。もし俺が王女の敵ならばあの場で殺しているし、お主も今生きてはいないだろう」


「それは……私を拷問するとか色々あるだろう」


「拷問はしないが、色々聞きたいことはある」


「ほら、やっぱり私を拷問するつもりだな! いいかよく聞け、どんな拷問や辱めを受けようが私は絶対に屈しないからな!」



 そう――。


 これが私と彼――シノビ殿との最悪な出会いだった。


 白い仮面を被り、黒ずくめの衣服を纏ったシノビという子供は、非常に怪しいが王女を守りたいとする気持ちは本物であると感じ取った。


 だから私も落ち着いて話を聞くことにする。

 するとシノビ殿は私に協力者になってくれと頼んできた。それともう一人の協力者であるナポレオン殿と協力して欲しいと。


 ただの鼠が喋った時は心底驚いたが、まさか亜人だとは思わなかった。


 が、驚いたのはそれだけではない。私の弱みが妹だと話すと、シノビ殿は何度かに分けて空間転移し、私の屋敷を訪れる。


 空間転移なんて超高度な魔法を使えるのに驚いて、一体何者なんだと追及したが、はぐらかされてしまった。


 しかし、そんなことはもうどうでもよくなった。

 何故ならシノビ殿はユリスの病名を知っていて、治す薬まで持ってきてくれたからだ。


 薬を飲ませると、ユリスは目を開けて私を見た。

 久しぶりに妹の声を聞くことができた私は、嬉しくて泣きながら妹を抱き締める。


 良かった、本当に良かった!

 これでもう、ユリスが死ぬことはない!

 死に脅えることはなくなったんだ!



「ありがとう、シノビ殿! なんとお礼を言ったらいいか!」


「礼などいい、俺の為にやったことだからな。それより王女が心配だ、王宮に戻るから家の者を叩き起こして薬の説明をしてこい」


「分かった、だがもう一度言わせて欲しい。私の大切な妹を救ってくれてありがとう、シノビ殿」



 シノビ殿には借りができてしまった。

 大きな、とても大きな借りだ。どう返せばいいか分からないが、一先ずはシノビ殿の言う通り全力でオリアナ王女を守ろう。


 スタイン家の名に懸けてな。



「オリアナ様、昨日はお疲れ様でした」


「実はね、緊張し過ぎて余り覚えていないんです。祝賀会でも貴族の方々が次々と挨拶に来てくれたのですけど、殆ど忘れてしまいました」


「そうでしたか。実はオリアナ様に会わせたい方がいるのです」


「あら、エリスが? どなたでしょう、恋人かしら?」



 冗談を言う王女に「違います」と笑って否定して、彼を呼ぶ。

 すると私の胸から勢いよく飛び出たナポレオン殿が、しゅたっとテーブルに着地する。



「我輩はナポレオンと申します。王女の騎士ナイトとなり、必ずやお守りいたしましょう!」


「まぁ! 鼠さんが喋りました!」


「彼は鼠人族のナポレオン殿といって、私の補佐をしていただきます」


「そうですか。よろしくお願いしますね、小さなナイト様」


「我輩が来たからには、大船に乗ったつもりでいてくだされ!」



 ふぅ、どうやら王女もナポレオン殿を気に入ってくれたようだな。


 シノビ殿、王女のことは私とナポレオン殿に任せてくれ。必ずや期待に応えてみせるからな。



 ◇◆◇



「何が女王陛下万歳! だ。古く忌まわしき竜紋の制度で、あんな小娘が女王などあってたまるか! 時代遅れのしきたりなどにいつまでも従っているから、この国は何にも変わらんのだ! リヴァル、お前もそう思わんか!」


「ええ、当然ですよ父上」



 戴冠式と祝賀会を終えた夜。

 第二王配のオズワルド公と、その娘である第二王女のコーネリアと、第二王子のリヴァルが一堂に会していた。


 この家族三人が集まることは今まで余りなかったが、今後のことに関して話し合わなければならない為に父親が子供達を呼んだのだ。


 オズワルドが怒り散らしているのは、まだ十歳である第三王女のオリアナに竜紋が発現したことについてだ。


 第一王女のマーガレットに竜紋が発現する気配がなかったので、娘のコーネリアに発現すると期待していたし、他の誰もが思っていただろう。


 だが、実際に現れたのはオリアナだった。

 これではコーネリアが新しい女王になり、政権を握って軍事改革する計画が台無しになってしまう。


 古く忌まわしき竜紋のしきたりを毛嫌いしているのにも関わらず、マーガレットではなくコーネリアに竜紋が発現する可能性が高いと知るや否や都合良く利用しようとして、そうでなくなったら文句を吐き連ねる。


 随分虫のいい話だなと、コーネリアは冷めた眼差しで父親を見つめていた。

 未だに怒りが冷めぬ父親を、娘が宥める。



「そうカッカしないでください、父上。オリアナはまだ真の女王になった訳ではないのですから」


「それは分かっているが、この俺があんな小娘に頭を下げなければならん屈辱がお前達には分かるまい。リヴァル、さっさとあの邪魔な小娘を始末してしまえ」


「はい父上、お任せください」


「お待ちください父上」



 愚父に王女暗殺の命令を与えられて考えもせずに返事をする愚弟。愚かな男共に、胸中でため息を吐くコーネリアは待ったをかけた。



「今すぐにオリアナを始末するのはいかがなものかと思います。王宮内で殺せば、我等の派閥が暗殺を目論んだことは明白でしょう。“誰もがオリアナが死ぬことを望んでいるとはいえ”、中で殺すのは今後の体裁が悪くなります」


「くっ、ならいつならよいのだ!?」


「近くに、竜王との“顔合わせ”があります。それならば、あくまでも政務中の事故死として処理できるでしょう。例え、誰もが我等の仕業だと分かっていてもね」



 顔合わせというのは、“継承の儀”と呼ばれるものだった。


 竜紋が発現した王女は、戴冠式の後に必ず竜王ジークヴルムの元に行き、盟約を引き継がなければならないようになっている。


 その時になって、現女王であるアルミラから次期女王のオリアナに盟約の力が移行されるのだ。


 とは言っても、オリアナの場合はまだ真の女王になっていないので正式な契約は交わさないだろうが、竜紋が発現してしまったので一応顔見せに行かなければならない。


 だからコーネリアは“顔合わせ”と言ったのだ。


 そして竜王ジークヴルムが住んでいる場所は、ドラゴニス王国の西端にある竜渓ドラゴニックバレーと呼ばれる渓谷だ。


 そこには竜王ジークヴルムを初め、生物界の頂点であるドラゴンや竜モドキが数多く暮らしている。


 王都からは十日以上かかるので、“その間にオリアナを暗殺するべきだ”とコーネリアは打診しているのだ。


 オリアナが死ねば十中八九コーネリア派閥の仕業だと皆に思われるだろうが、事故死として片付ければ体裁は保てるだろう。



「お前の言う通りだな、表立って動くのは迂闊だ。怒りで判断を誤った父を許して欲しい」


「構いません。それほど父上の腹が煮えくり返っていたということでしょう」


「だが、顔合わせの時に必ずオリアナを始末しろ。よいか、コーネリア、リヴァル」


「「はっ!」」



 ◇◆◇



「君は何もしなくていいのかい、マーガレット」


「くだらんことを言いますな、兄様あにさまわらわが事を起こさずとも、コーネリアの奴が勝手にオリアナを始末するであろうよ。妾が動くのはそれからじゃ」



 第一王子のカリオスが豪奢なソファーで寛いでいるマーガレットに尋ねるも、妹はどこ吹く風といった様子で答えた。


 オズワルド達が家族会議を行っている時、マーガレットとカリオスの兄妹もまた話し合いを行っていた。

 話といっても父親である第一王配のユーベン公はこの場にいないし、呑気な妹を心配してカリオスがやってきただけなのだが。



「その言い草だと、君はまだ女王になるのを諦めた訳ではないんだね」


「おや? いつ妾が諦めたと申した。そんな事を言った覚えはないのだがな」


「君が年齢の関係で女王の座を諦めたと聞いているんだけどな」


「ふふ、お戯言を。年齢など関係ないと兄様もわかっている癖に。竜紋を発現した者が死ねば、次に相応しい者に発現する。ならば、妾に発現するまで継承者を消していけばよいだけの話じゃ」


 にやりと妖艶に口角を上げるマーガレット。

 竜紋の制度を利用して女王になるのは至ってシンプル。継承者を次々と消していき、最後に生き残っていれば自動的に女王になる。そこに年齢など関係ない。


 怖いことを言う妹に、兄は口元に手をやって首を傾げた。


「おかしいな、では何故こんな噂が流れたのだろうか」


「それは勿論、妾が流したからじゃ」


「そうなのかい?」


「うむ。妾とコーネリア自身は、それほど敵意を抱いておらん。逆に周りが焦り囃し立て、いらぬ政争を繰り返しておったのだ。そんなアホらしいことで一々騒ぎ立てられるのも面倒じゃし、国力が失われるのも馬鹿らしいので策を打ったのじゃよ」


「驚いたな……いや噂のことじゃなくて、君はコーネリアと対立しているものだと思っていたよ」



 カリオスの思い込みは至極当然だろう。

 次期女王の座を争う姉妹は、邪魔になる敵をいつでも排除しようとしている。それが貴族達の共通認識だった。


 しかしマーガレットの話では、実はそうではないらしい。

 周りが勝手に政争を仕掛け合っているだけで、姉妹達が命令を下したことは一度もない。


 王女の座を諦めたという噂を流したことで、政争を抑える変わりにマーガレットからコーネリアの派閥に鞍替えする薄情な貴族達が少々いたが、国力が失われるくらいなら痛くも痒くなかった。



「どちらにも竜紋が発現しておらんのじゃ。いくさの土俵にも立っておらんのに、妾達がいがみ合っても無益だと思わぬか?」


「それは……どうだろうね。早めに政敵を倒しておいても損はないんじゃないかな」


「まずそこから間違っておるよ、兄様。妾はコーネリアを排除しようとは思っておらん。あやつは愚父ぐふと違って誠に優秀じゃ、消すには惜し過ぎる。妾に竜紋が発現していた場合、話し合いで解決したいと思っておった。それはコーネリアも同じ考えじゃから、妾を生かしておるのじゃろう」



 マーガレットとコーネリアは、純粋に互いの能力を認め合っている。


 だから命の取り合いをせず、どちらかに竜紋が発現するまで静観していた。


 竜紋が発現してからが、本当の政争が始まる予定だった。話し合いで解決できなければ、致し方なく姉妹での殺し合いもあり得た。


 だが――。



「まさか、オリアナに竜紋が発現するとは思わなんだ。流石の妾も聞いた時は開いた口が塞がらなかったぞ」



 ――オリアナが正当後継者に選ばれたことで、どちらの計画も狂ってしまった。



「私も寝耳に水だったよ」


「あやつも可哀想にの。竜紋なぞに選ばれなかったら、王宮の中でぬくぬくと過ごせたものを」


「可哀想だと言うなら、オリアナを助けてあげる気はないのかい?」



 兄の質問に、マーガレットは「ないの」と慈悲もなく即答する。



「オリアナには何の力もない。あやつが女王になるのは論外じゃ。妾かコーネリアか、勝った方が女王になる。これは決定事項じゃ」


「じゃあ、残念だけどオリアナは……」


「うむ、残り僅かな命じゃな。唯一助かったのは、オリアナがまだ成人していなかったことじゃろう。成人したあやつが女王と認められていれば、“国家の影”が背後につく。それを掻い潜って始末するのは難儀じゃろうて」


「影か……噂には聞いたことがあるけど、本当に存在しているのかな?」


「いるとも。ひ弱な母様ははさまが生きているのがその証よ。妾はエイダンのじじいあたりが怪しいと思っておるがな。何にせよ、妾が女王となった日に分かることよ」



 そう言って、マーガレットは話を締めくくった。


 彼女はまだ知らない。

 オリアナには既に、ドラゴニス王国最強の“影”が潜んでいることを。



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>最後に生き残っていれば自動的に女王になる この理屈だと、竜紋が他の人に出てるなら、 普通はその人を何が何でも守りそう その人が殺されて自分に紋が出てしまったら、 死ぬまで暗殺に怯えながら過ごすこと…
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