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我等の中学校生徒解放闘争  作者: 蓮華 よもぎ
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第二話 同盟の結成と闘いへの道

新学期が始まってから凱斗たちが計画している闘いのための組織がいよいよ話し合いのもとついに結成する。結成するときに新たな仲間が闘う同志として参加するその正体とはいったい?

~結成準備~

凱斗と智英が教師と闘うことを決意してから二人の間で、ひっそりととある準備を始めていた。

ここは凱斗の自室。凱斗の両親がいない時間を使って誰にも見つからないように話し合っている。

「ヒデ、俺らがセン公たちと闘うには、人が必要だ。人をどれだけ集められるかが問題だ。」「ああ、そのつもりでいるさ。ただ、セン公や親にバレずに人を集めるにはどうすればいいかだな。」「そこだよなー。この闘いはセン公の支配から生徒を解放するためだからな。だからセン公とかにバレちゃいけねえ。ヒデには何か案はあるか?」凱斗はヒデが話した闘うための人集めについてかなり悩んでいるようだ。ただ普通に人を集めればいいのだがそれではいずれ教師にバレてしまう。バレないために人を集めるかが問題になってくる。「俺は、そうだな…まずセン公にチクらないって信用できる奴から仲間に入れてそこからどうするかってとこぐらいは浮かんできたけど」「なるほど、その信用できる奴から仲間に入れるっていうのは使えるな。」「よし、じゃあそこから始めよう。」「おう。」とりあえず二人の間で人集めの最初の段階は決まったが二人はその後が少し気になるようだ。次に、凱斗は自分たちの闘うための組織を作る必要があると提案した。「なあヒデ、俺らがこうしてセン公と闘うためには闘うための組織が必要だと思うんだ。」「なるほどな。確かにその通りかもしれない。」「だろ。じゃあどんな組織にするかだな。」「そういえば昔大学で学生たちが自分たちの権利を回復するために学校側と闘った時があったんだ。その時にいろんなその闘うための組織が一つになって闘うために全共闘ってのが作られたんだ。正式名称は全学共闘会議っていうんだけどな。」「あっそれは俺も知ってる。いわゆる東大全共闘とかでしょ。でもそれはいくつもの組織があったから作られたんだ。まずは俺ら一つだけの組織だから全共闘はまだ先かな。」凱斗は智英が言った全共闘について知ってはいたがそれを作るのはまだ早いのではないかと智英に話した。すると凱斗がこう言った。「ヒデも知っていると思うけど闘うための組織は共産主義の考えで動いてたんだ。共産主義は労働者とか学生が主役っていう考えだったからな。」「俺も知ってるよ。つまり俺らは二人とも共産主義が良いと思っているからその共産主義の組織を作るっていうんでしょ?」「その通り!だから組織名とか組織の仕組みも共産主義にもとずいて作るべきなんだ。」「なるほどな、

そうすると例えば...仲間達は常に戦い抜くとか、ともに連帯するとかそんな感じの仕組みとかかな。」「そうだな。共産主義にとって大事なのは平等と支配からの解放だ。だから仲間と共に闘うつまり共闘するってことだ。」二人は共産主義の必要性を確かめ合い、いよいよ組織なるものを結成する。

~結成~

いよいよ二人で計画した組織結成が行われる。まず最初に報告することがある。組織結成を凱斗の信頼できる友人を誘ったところその友人も学校に不満があるらしく共に闘うことになった。

「ヒデー連れてきたよ。」「どうもです。南野 伴和って言いますよろしくです。」「トモって呼んでくれ。」「わかった。」「じゃあトモ、早速だが我等の組織へようこそ!」「こちらこそよろしくです。」智英は新しく来た伴和に挨拶を済ませたので早速組織名を発表した。「ヒデ、発表するんでしょ。」「ああ、では、我々が学校当局と闘っていく組織の名前を発表する。その名は、

革新学生解放同盟だ!」「おおー!」「スゲー」「そして、この同盟の目的は、すべての学生生徒の学校当局の弾圧抑圧からの全面開放だ。」智英が同盟の名前を発表した。同盟の目的は実際にある共産主義組織から参考にしたものだ。教師たちを学校当局と呼んでいるのもその一つだ。こうして三人になった同志たちが共に闘っていく同盟を作った。この後多くの人がこの同盟に入ることで組織としての力を確立させていくのであった。


どうもです、蓮華よもぎでございます!我等の中学校生徒解放闘争2いかがでしたでしょうか。まだまだおかしいところがあると思いますが地道によくなっていくと思います。実はこの物語僕自身が実際にやろうとしてたことなんですよ。まあ、実行には移していないんですけどね。それでは、また次回お会いしましょう!蓮華よもぎでした。

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