はい勇者様
掲載日:2026/04/29
勇者が召還されたけど、会話の通じない人たちのお話。
勢いだけのお話です
白い床に立っていた。たぶん召喚された。
「勇者様!」
「違います!」
「では勇者様ですね!」
「違うって言ってるだろ!」
「はい勇者様!」
「くそ!」
横から別のやつが割り込んできた。
「パンはいかがですか!剣です!」
「どっちだよ!」
「剣パンです!」
「何それ!」
うさみみが説明する。
「主食です」
「武器だろ!」
「はい、主食です」
「くそ!」
さらに別のやつ。
「税金を払ってください!」
「何の!?」
「税金です!」
「だから何の!」
「はい税金です!」
「くそ!!」
息をつく暇もない。
でも、なんかどうでもよくなってきた。
「……帰れるの?」
「はい!」
「どこに?」
「こちらです!」
「もういい!」
笑った。
なんか、もういいや。
読んでくれてありがとうございます。




