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社畜リーマン ヒットマンを希望したらリペアマンにされた件  作者: Sora


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5/8

004_荷物が雪崩のように届く

火曜日の朝。

退職して初めて迎える自由な朝

俺「なんだこの幸福感!」

アラームが鳴らない朝ってだけで神かよ。

コーヒー淹れて、優雅にニュースを眺めていた、その時。

ピンポーン。

(お? 来たな第一陣)

玄関を開けると、宅配業者のお兄さんが

でかい段ボールを抱えていた。

「えっと只野さんですね?

今日、あと“二十五件”あります」

俺「多くない?」

「全部で三十七件って書いてますね

今日から金曜まで毎日来ますのでよろしくお願いします!」

爽やかな笑顔で去っていった。

(これ、倉庫じゃなくて俺ん家だよな?)

玄関がすでに段ボールで塞がりかけている。

■ ■ ■ 午前:地獄の超連続ピンポン

10分後。

ピンポーン

20分後。

ピンポーン

3分後。

ピンポーン

ピンポンピンポンピンポンピンポーン!!

俺「多いわ!!」

宅配のお兄さん(同じ人)も

もう疲労で目が死んでいた。

「只野さん今日はこれでラストです!」

俺「あなたが神だ!!」

■ ■ ■ 午後:部屋が完全に詰む

段ボールを開封していく。

電子レンジ × 6

炊飯器 × 4

掃除機 × 3

液晶テレビ × 5

扇風機 × 3

ノートPC × 7

その他もろもろ。

(バラエティパックか?)

1Kのアパートは、

もはや人が住む空間ではなくなった。

俺「詰んでる」

いや、違う。

(これ全部、新品になるんだよな

これ全部、金になるんだよな!)

ニヤァ

笑いが止まらない。

■ ■ ■ 深夜前:初リペア開始

まずは電子レンジから。

壊れた扉を触ると

ピカッ。

新品同様の金属光沢。

内部までピッカピカ。

(よし!)

炊飯器、掃除機、扇風機

手を当てるたびに光って新品になっていく。

俺「気持ちよすぎる!!!」

壊れた家電の山が、

どんどん“商品”へと変わる。

気付けば深夜1時。

床一面に整列した“ほぼ新品”家電。

(これは立派な商売だ!)

気分はもう

自宅工房の職人社長

■ ■ ■ 水曜日の朝:第二陣来襲

そして翌朝。

ピンポーン。

「おはようございます! 今日も“十三件”です!」

俺「多いわ!!(嬉しい)」


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