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太陽
栄光の階段と三点式太陽複写装置
私は登り続ける、あの銀河をも超越て
陰惨のテラスと打ち込み式パイルドライバー
ありふれた喧騒さえ掻い潜り、
私という、メタファの泉に潜る蛙は、息をすることさえ忘れ、究極の夏目やしの葉脈に夢想の蛇口を発見するのである。故に、我が障害の棘の道も、レッドカーペット様式とさえ換言可能なのである。
さあ、君よ!そのヴォイスレコーダーを打ち捨てよ!
産業の煙がうみだした幻聴は、二番煎じメロディに溢れているのだから。
やあやあ、そこの学徒よ。汝が旗の誇りを想起せよ!
躍動が作りだす光線は、我が魂の肖像画とも言うことが出来るからだ。
だから、私としても、茶を飲み、幽玄の砦に咲くヴァレンシア・オレンジの芳しさを、アテにするのである。