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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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六百八十話

「魔物処理は配下に任せるとして、どう動く?」

「そうですね・・・。建御雷神は念のためここに待機してもらってもいいですか?」

「それは構わんが・・・」

「僕はちょっと魔界に行ってきます」

クロードはちょっと散歩に行ってきます。

の、ノリで軽く言う。

「魔界って大丈夫なのかい?」

ファイネルが心配そうにそう言ってくる。

「普通の人なら厳しいでしょうね」

魔界は普通の人が立ち入ればその環境の悪さや淀んだ魔力の影響でまともに動けないだろう。

だが、クロードならばある程度自由に動けるはずだ。

「まぁ。クロードにも何か考えがあるのだろう。止めはしないが、エリーゼに会ってやってくれんか?」

ポセイドスがそう切り出した。

「そういえば、エリーゼともしばらく会っていませんでしたね」

「つい先日もクロードの生存が確認されたらどこにいるのかと騒いでおってな・・・」

「そうですね。まずはエリーゼと会ってきます」

「すまんが頼むぞ」

父であるファイネルは今後の動きを話し合うとのことでこの場で別れた。

クロードはとりあえず建御雷神をポセイドスから譲られた別邸に案内する。

「ここか・・・。中々立派な家だな」

家の中に入るとすぐに使用人が気が付いて近寄ってくる。

「クロード様。そちらの方は・・・?」

「客人としてしばらく滞在してもらおうと思って。3人を呼んでもらえるかな?」

「わかりました。応接室でお待ちください」

使用人はすぐに先住民である3人を呼びに行く。

「おぉ。クロードか。久しいな」

「イフさん。お久しぶりです」

「ほう。エルダーエルフか」

建御雷神が即座に入ってきた3人の正体を言い当てる。

「こちらの方は・・・?精霊王様と似たようなオーラを感じるのですが・・・」

クロードは3人に建御雷神を紹介する。

「こちらの方は建御雷神。日本神話の武神です」

「建御雷神という。しばらく世話になるぞ」

「こちらこそよろしくお願いします」

「ところで、クロード相談があるのだが・・・」

「なんでしょうか?」

「最近、神力が異常に流れていてな。精霊達が悲鳴を上げている」

「あぁ・・・。先ほど契約している精霊達に対応策を広めるようにお願いしました」

「そうか・・・。手を打ってくれていたのだな。このままだと大変なことになるところだった」

3人が言うには各地で大規模な魔物の氾濫がいつ起きてもおかしくなかったとのこと。

オーディンとしては人が必死に戦う様を見たかったのだろう。

はた迷惑な話である。

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