表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

672/688

六百七十二話

「まず、魔物が異常発生している理由ですが・・・」

クロードは何故、魔物が異常発生しているのかファイネルに説明する。

「なるほど・・・。だが、神を相手に戦えるのか?」

「その為に、私が来たのだ」

「と、いうと?」

「私はこれでも日ノ本の国の武神です」

「ほう・・・。って、神様ですと・・・?」

「ついでに言うとクロードは私より強いですね」

「そうなのですか?」

「ええ・・・」

「クロードは一体何者なのか・・・」

「僕は父上とお母様の息子です」

「はは・・・。そうだな。その通りだ」

「それで、事態を解決するために陛下にお会いしたいのですが」

「わかった。明日、共に王都に向かおう」

「はい」

「今日はもう休むといい」

「それでは失礼します」




クロードと共に建御雷神が出て行ったのを確認してファイネルは通信の魔道具を取り出した。

これは魔物の被害が増えた結果、各領主に王家から貸し出された物だ。

ファイネルの持つ通信の魔道具は宰相であるリッチマンの物に繋がっていた。

「リッチマン殿。今、よろしいですか?」

「ファイネル殿か。何かありましたかな?」

「クロードが帰ってきました」

「何?それは本当か?」

戦況は厳しくなっていく一方でここのところ嬉しい連絡などなかった。

クロードが帰ってきたというのはそれほどまでにインパクトが大きかったのだ。

「それで、今、クロード殿は?」

「本日は家に泊まってもらい、明日、共に王都へ向かいます」

「わかった。陛下には私の方から伝えておこう」

「よろしくお願いいたします」




クロードと建御雷神は共にクロードの自室で寛いでいた。

「転移魔法を使えないのは痛いな」

「そうですね・・・。まぁ、この世界は相手のフィールドですからここまで飛べただけでもラッキーと思っていないと」

「それもそうだな」

「このままオーディンが大人しくしてるとも思えませんし次の1手を打ってくるでしょうね」

「そうだが・・・。何をしてくるかわからんな」

「今はしっかり休んで英気を養いましょう」

「そういえば、ここの料理人の腕はどうなんだ?」

「料理長が変わっていなければ期待してていいですよ。僕の料理の師ですから」

「ほう。それは楽しみだな」



クロードが帰ってきたということで料理長は急遽メニューを変更した。

祝いの席ということでクロードが帰ってきたときに味を見てもらおうと考えていたメニューを次々に作っていく。

少々張り切りすぎて作りすぎてしまったが、料理長の作った料理のほとんどは料理を気に入った建御雷神の胃袋に収まった。

それをプロミネンス家の面々は笑って見ていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ