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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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六百五十七話

クロードは滞在日数が迫っていた為、フランソワに別れを告げて空港に急いでいた。

本当はもっとゆっくり観光を楽しみたかったが色々あった。

搭乗手続きを終え飛行機に乗り込む。

転移魔法で帰れなくもないのだが出入国記録のことを考えたらそれはしないほうがいいだろう。

窓からは青空が広がっている。

この空だけは異世界もこちらの世界も一緒だ。

思い人であるエリーゼは何をしているだろうか。

危険な目にはあっていないだろうか。

正義感と王族としての責任を果たそうとする性格だ。

何かあれば自分から突っ込んでいきそうな気もする。

そんなところも好いている理由なのだが・・・・。


飛行機は問題なく成田空港に着いた。

手配されていた車に乗り込み本社に向かう。

本社に戻りまずは天照大神に挨拶をする。

「ただいま戻りました」

「今回はすまんかったの」

「いえ、いい経験になりました」

「そうかそうか」

「これお土産です」

クロードは現地のお菓子を渡す。

「わざわざすまんの」

「それでは失礼します」

クロードは天照大神の元を辞して世話になっている人達のもとをまわった。

全員にお土産を渡し自室に戻ってくる。

部屋には建御雷神がいた。

「よぉ。ダグザと会ったんだろ」

「えぇ。ってなんで知ってるんですか」

「妖怪を討伐しにいったら鉢合わせしてな」

「なるほど・・・」

二人は武神としてしっかり仕事をしているようだ。

「さてと、それじゃ。行くか」

建御雷神がそう言うと転移させられる。

「はぁ・・・。唐突ですね」

「あんまり時間がないんだろ。鍛えてやるぜ」

建御雷神は目の前にいるのに後ろから気配を感じて咄嗟に避ける。

周囲を見れば4人の建御雷神に囲まれていた。

どうやら分体を呼び寄せたようだ。

4人の建御雷神は連係して攻撃してくる。

クロードはそれを全て避けていく。

「おいおい。マジかよ」

建御雷神は驚いているがクロードも余裕がない。

途切れることのない攻撃に避けるだけで精一杯だ。

何とか隙を作ろうと正面の建御雷神にタックルをかける。

少しの隙を作ることに成功して魔力でデコイを作り転移魔法で距離を取る。

建御雷神がデコイに攻撃して隙を晒す。

クロードは隙の出来た建御雷神に反撃を開始した。

だが、近くにいた建御雷神がカバーに入る。

そこからクロードと建御雷神は互いに攻撃したり防いだりと激しい攻防を繰り広げた。

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