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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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六百五十二話

フランソワに車を運転してもらい迷いの森を目指す。

迷いの森はロンドンからそう離れていない場所にある。

そこは昔から迷子になる人が多いことで有名なのだという。

その理由はエルフが張った結界の為だろう。

森に到着すると大規模な結界が張られていた。

この結界は人が森の深くまで入れないようにするのと同時に魔物が出れないようにする為の物だ。

「さて、ここからは歩きですね」

「そうですね」

車から下りて森の中に入る。

しばらく歩くと膜のような物を通り抜ける感覚がした。

どうやら結界の中に入ったようだ。

すると風に乗って声が届けられた。

これは4大精霊の1人。

シルフによるものだ。

『まずはお疲れさん。悪いけどまずは魔物を討伐してね』

どうやらまずは魔物を討伐する必要があるようだ。

気配を探知すると魔物がうようよいる。

クロードは契約している精霊達に魔力を渡し実体化させる。

「悪いけど魔物の相手をお願いしてもいいかな」

「心得た」

そう言って精霊達が散っていく。

ちなみに精霊達が倒した魔物はクロードのアイテムボックスに送られる仕様だ。

「わわ、今のなんですか」

「契約している精霊達です。ここでなら暴れさせても大丈夫でしょう」

前から実体化させることは可能だったが精霊の姿を見せるわけにはいかなかったので使わなかった。

だが、ここには普通に精霊達が漂っている。

というわけで、精霊達を実体化させたわけだ。

クロードもただ、精霊達を放っただけではない。

目につく魔物を狩っていく。

鹿の魔物の首を跳ねる。

クロードの姿を見ると逃げてゆくがそれで逃がすクロードではない。

木々を見れば皮が食べられ結構な数が枯れている。

魔物と言っても生態はそう大きくかわらないようだ。

鹿の魔物の血に引き寄せられたのか熊の魔物も姿を現す。

だが、クロードが剣を一閃するだけで熊の魔物の首が飛ぶ。

「うわぁ・・・。私、することないんですけど」

フランソワがそう呟く。

「かわりましょうか」

そう提案するクロードであったが断られる。

「いえ、私には手に負えなさそうなのばかりなんでいいです」

先ほどからクロードは簡単に処理しているが現れるのはどれも強力な魔物だ。

ただ、クロードの実力がバグっているだけである。

その後もクロードは流れ作業のように魔物を倒していった。

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