表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

593/688

五百九十三話

ウンディーネが教えてくれたのだがハイエルフ3人組が戻ってくるのにはまだまだ時間がかかるとのことだった。

暇をしているならハイオークやゴーレム退治をしていればいいのではと言われて周回をしている。

ちなみに出現頻度は精霊王が気を利かせてくれたのか高くなっており獲物が尽きるということはなかった。

師匠であるファフニールはこの期間にまだ調整中だった装備の調整を終えてくれており装備が手元に戻ってきていたので装備の確認も済ませておく。

全体的に能力が上がった感じがしたのでその報告をすると本来の能力に戻っただけとのことだった。

師匠は神々に対して愚痴のようなことを言っていた。

こんな性能の低下した状態で渡すとか何を考えているんだと。


結局、ハイエルフ3人組が世界樹の攻略を完了して戻ってくるのに1か月ほどかかった。

その期間にハイエルフ達に請われて料理を教えていたりしたので3人組以外の料理の腕は驚くほど向上していた。

それを聞いて3人組が文句を言っていたがクロードが引き継ぎのことなどを言うと黙り込んでしまった。

3人はまともな物を食べられていなかったらしく料理を作ってくれと言ってきたのだが引継ぎが終わるまではお預けだというと大急ぎで去っていった。


師匠であるファフニールは仕事も終わったし帰るというので見送りにやってきた。

お礼に鉱物類も渡したが一番喜んでくれたのが酒類というのはやはりドワーフというのは酒が大好きなのだと実感させられた。


3人組が引き継ぎを終えるまで半月ほどかかった。

後進に大精霊との契約者も引き継ぎ一般のハイエルフに成り下がった3人であるがクロードの料理を美味しそうに食べている。

罰として自炊をさせていたので3人の料理の腕もそこそこに上がったのだがクロードの料理がいいと駄々をこねたのでここ数日は甘やかしていた。


十分に体を休めいよいよ世界樹の901層に足を踏み入れる。

本来であれば上位の精霊が貴重な物資を持っていかれないように立ちふさがるのだが自由に持っていってくれと頭を下げてくる始末。

ゲーム時代では戦闘をして少ししか持ちだせなかったのに好きなだけどうぞと言われてしまった。

そのお言葉に甘えて根こそぎ持ちだした。

管理を任せられている精霊が言うにはこれらの物資も回収した魔力の不純物から作りだしているとのことで逆に感謝されてしまった。

保管場所がなくて困っていたらしい。

不良在庫を掴まされたような気分にもなったが貴重な品であることには変わりがないためありがたくアイテムボックスの中に放り込んでいくのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ